週30時間変形労働時間制導入へのチャレンジ
1月下旬から2月上旬に書いたこれらの記事へのアンサーです。
無いなら作ってしまえば良い
上記記事で書いてきたことをすべて実現できるアンサー、無いなら作ってしまえば良い!という精神で、実際に作ってトライしてみます。
「週30時間変形労働時間制」と長いネーミングになっていますが、シンプルに「所定労働時間は週30時間制ですよ」と「変形労働時間制だから週で合計30時間になれば良いのですよ」ということです。
図で表すと、こういう働き方が実現できます(拡大した図はこのあとに張り付けます)。
まだ、就業規則を作ったわけでもなく、だれか雇っている一般社員(役員以外の従業員)がいるわけでもない状態なので、形にはなっていません。
まずは、自分自身がそれをやってできるかを証明するところからスタートし検証してみるところから始めてみます。
上記の図では合計週30時間になるようになっているのですが、拡大するとこんな感じです。
上記の働き方であると、特に半休(半日有給)使うこともなく所定労働時間週30時間働いたことになります。いわゆる一般的な週40時間制の会社に比べると全体的に労働時間が短いこともありますが、それよりも、働く時間帯の自由度が随分と違います。ここが変形労働時間制の良さになります。
といって、変形労働時間制で柔軟に運用出来すぎると別の弊害が出てしまいます。例えば、夜22時まで働いて、翌日午前2時に働き始めるなど、かえって健康に悪そうな働き方などです(現在変形労働時間制で問題になっているところはこういう所や残業の考え方部分かもしれません)
そこで、次のようなルールを追加します。
まず、健康面への配慮としては1日の残業時間を含めた労働時間のMAX(上限)を8時間とすることです。所定労働時間8時間の会社で残業が多い会社からみれば夢のような話です。
次に勤務間インターバル制度で前日の終業時間から翌営業日の始業時間の間は12時間以上あける(十分な睡眠時間とってね)という仕組みを入れます。
これによって変形労働時間制による問題にあるであろう部分についての抑止力を働かせます。
何よりも大切なのは
従業員自身がプラベート(生活)中心の生活設計を可能とし、イキイキとした人材で溢れさせることにより、生産性向上を図る(同時に属人性の排除を実現)
代表者自身が過労で心臓病を発症したため、労務管理は厳しくするのがポリシーでもあるが、重要なのは生活中心の人生を大切にしてもらう働き方である。
とあるように、仕事中心にまわっていく生活では無く、生活中心に仕事をうまく載せていく、というのがこの制度の重要な部分です。
結果的にそれで生産性が向上したり、イキイキとした社員であふれかえるような会社になれば良いな、と妄想しています。
まだ妄想とトライアルの段階ですが、同じような考え方をもっていただける方がいらっしゃれば(フリーランスや一人会社の方はやりやすいと思います)、ぜひ一緒にトライしてみませんか。