孤立が生んだ社会問題の解消法 社会で生きづらさを感じ、再就職を繰り返す方や、鬱・発達障害などによって就職に困難な方が増えてきています。 私は、コミュニティ形成や心の発達に興味があり、社会の仕組みの中で分離してきたものを繋げ直す事をテーマに仲間と活動してきました。その中でわかってきた「働き方・生き方」についてお伝えします。 ・生きづらさを感じている方、そのご家族や支援者へ ・倒れにくい企業作り、障害者雇用について 参考になればと思いお話しさせていただきます。 多様な人
「hanpo(はんぽ)」は、 長野に暮す「いきづらさ」を抱えて生きる僕ら(若者たち)のために、僕ら(当事者)が作るグループです。 hanpoの活動は、主に3つ。 ・フリーペーパー&ウェブメディアの発行 不定期ながら様々な切り口のテーマで、生きづらさについて考え、フリーペーパー&SNSウェブ メディアとして発信していくことで、同じ生きづらさをもって暮らしている子どもたち・若者達をつな げたり、様々な生きづらさについて多くの人に知ってもらい、すこしだけ、生きやすい社会が作れ た
朝起きて今日は何を着ていこうか迷うことや、開いたノートの端っこに描いた落書きをする。何気ない日々の過ぎる時間の中でどうしようかと考え選んだりすること、逆にわざわざする必要がないようなことをする。気にもしなければ「選んでいる」という意識もなく忘れてしまい、必要ないかもやめてしまうこと。自分自身の生活やこれまでを振り返ると沢山ありますよね。その些細な選択の束が「わたし」という存在を実は形成していて、人との交流し考えや感情の交換する機会の中で「わたし」が社会化されていく礎となってい
散歩中、畦道に咲くオオイヌノフグリやタンポポ、ヒメオドリコソウなど、可憐な野の花を目にすると、春の訪れを感じ、心が柔らかく温かくほっこりします。アパートから見える西駒ヶ岳は、まだ雪化粧ですが、日に日に濃くなる陽差しに、コロナ禍でありながらも淡い「希望」を感じています。 精神疾患を発症してから10数年が経ちました。職場同僚との人間関係のトラブルに悩み、夜眠れなくなり、食欲が落ち、出勤が次第に苦痛になりました。同僚と顔を合わせるのがつらく、仕事のミスも増え、毎日落ち込んでいま
この文章では障害を漢字で表記しています。障害者基本法で障害者とは「心身機能の障害」及び「社会的障壁」により相当な制限を受けるもの。と定義されています。実際に障害のある皆さんのお話を伺うと、社会に存在する障壁(バリア)が、生きづらさをより強めていることを感じます。障害の害は、その人の周り(社会)に存在して、その人の生活を脅かす「害」でもあること、また私自身も知らないうちに社会的障壁の一部を担っているかもしれないという自戒も込めて漢字のまま記しています。 ただ、あくまでも個人の考