与えるは豊か
「豊かって何だろう?」
ふとそんなことが頭をよぎった。
人は誰しも豊かさに憧れを抱いている。
豊かな人がどんな人か?
と聞かれイメージするのは、
ものすごくざっくりいうと、
たくさんの物やお金を持っている、得ている人
だという人が多いのではないでしょうか?
少なくとも僕自身はそう思っていました。
しかし、その考えは、どうやら
間違っていたことに気づきました。
豊かとは何か?
僕なりの気づきをシェアしたいと思います。
豊かとは何か?を考える上で、
ある命題が浮かんできました。
プレゼントをもらう人と、
プレゼントをあげる人は、
どっちが豊かなんだろう?
プレゼントをもらえると
誰でも嬉しくなりますよね😊
「得る」のは嬉しい気持ちになります。
プレゼントをもらうということは、
プレゼントをくれた相手がいます。
相手からすると、プレゼントをあげるです。
プレゼントをもらうが「得る」ならば、
プレゼントをあげるは「失う」なんでしょうか?
だとすると、プレゼントをあげる側は
悲しかったり、残念な気持ちになりますよね。
そして、豊かな人が、
たくさんの物やお金を持っている、得ている人
だとすると、
プレゼントをたくさんもらう人は
豊かな人になることになります。
絶対違いますよね😂
プレゼントをもらう人と、
プレゼントをあげる人では、
圧倒的にプレゼントをあげる人の方が豊かです‼️
考えてみてください。
大好きな人の誕生日に、
相手の喜ぶ姿を想像しながらプレゼントを選び、
そして、そのプレゼントを渡す。
相手が目の前で喜んでいる姿を見た時の
あなたの気持ち、感情は
心の底から満たされた気持ちになりますよね。
それは、プレゼントをもらった相手よりも
何倍もの喜びではないでしょうか?
確かに物質的には「失っている」
といえるかもしれませんが、
豊かさが物質的なものだけだとするならば、
先ほどの命題が、
プレゼントをもらう人が豊かである
ということになるので、
必ずしも物質的なものが
豊かさに直結しているかというと
そうではないと思います。
ここでは、プレゼントという
わかりやすいものを例に挙げましたが
この命題からの気づきは、プレゼントに限らず、
「与える」という行為は、豊かである
ということが言えるということです。
ここでいう「与える」は、物だけではなく、
言葉や行動など相手に対して自分のできることをする
ということすべてを指します。
そして、「与える」には大きい、小さいは関係なく、
自分の持っているものから相手に惜しみなく出す
これが、豊かな人であると同時に、
自分自身に対して、豊かであるという
セルフイメージに繋がるのではないか?
という結論に至ったわけです。
ここで注意していただきたいのは、
豊かだから与えられるのではない
ということです。
豊かだから与えられるという発想は、
「与える」ことを「消費」と捉えてしまっています。
豊かである、ということを最初に書いた
たくさんの物やお金を持っている、得ている人
というように状態で考えるとそうなってしまいますが、
前述したように、「与える」に大きい、小さいは
関係ないと思うので、思い切って、
自分の出せるものを出すということが、
大事なんじゃないかなと思います。
このことについては、今後、自分自身が実践して
証明していきたいと思っています。
与えるは豊か、という考えが豊かになる秘訣だと
自信を持って言えるように、僕自身の生き方で
示していきます。