「当てにいかない」子育てを考える
こんにちは!
今度、若宮和男さんとイベントでお話することになりました(9月27日、よかったらご登録くださいね。イベント後1週間程度は見逃し配信あり)。
拙著『やめる時間術』の担当編集さんが若宮さんの著作(2冊)も担当していたことから、このお話をいただきました。若宮さんのご経歴や著書を事前情報として調べていて「おもしろい!」と思い、ありがたく登壇させていただくことに。
若宮さんのお考えがよくわかるnote↓
2冊ある著書のうち第一作目『ハウ・トゥ アート・シンキング』を拝読したところ、グサグサと刺さる言葉が多く、「これは子育てに効く!」と思いまくりました。そこで今日は、刺さった言葉を着想的につなげてひもといてみます(あくまで主観です)。
この記事はマガジン記事です。ワーママはるマガジン580円。月4〜6回更新しています。
私たち親世代は「当てにいき」まくってきた
「当てにいく」ことが本当に怖いのは、それが癖になることです。これは本当に怖い。 「当てにいく」と「誰かの答え」に頼れるので、自分を懸ける怖さがありません。相手が望むとおりに、というのは相手に答えを委ねることであり、答えを考えなくていいし、反対されるリスクもない。ある意味とても楽です。だからどんどんそれに慣れて「保身」をしていってしまう。 逆に、「自分」でなにかをするのには怖さがある。なぜなら、言い訳ができないから。 ーー『ハウ・トゥ アート・シンキング』より
何を「当てにいく」のか? それは、時代や他者によって決められた「正解」なんですよ。私たち(30〜40代)の多くは、この正解を「当てにいく」ことが「良い」という教育を受けてきています。
・親や先生から褒められることをする
・偏差値は1でも高い学校を目指す
・就職は大手企業を選ぶ
・やり始めたら(習い事、部活)継続する
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