初めて納得した『理想の上司』のお話
RayArc(レイアーク)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!
今回は、フィードバックでいただいた「上司目線でのメンバーとの関わり方」の、アンサー記事です。
しっくりこない毎年…からの、ほのかな納得
はい、よくお見かけする調査ですね! 白状すると、私個人は、あまりこの調査結果に共感したことがありません。毎年のことなので、なんでかなぁ、なんだかなぁ…とモヤモヤ。
なのですが、内村さんが初めてランクインした年には、調査結果全体ではなく、その一点にだけ「おおっ?」とほのかな共感を覚えました。
そう、それまでは毎年モヤモヤし通しだったのに、初めて納得した『理想の上司』。それがウッチャンです!
『いいチームをつくる』リーダー・ウッチャン
そんな私が、まあまあ最近買ったのが、コチラです。
ふだんあまり活字を読み慣れてない方でも、かなーり取っ付きやすい。
しかも実は、ピンポイントに大事なことが書かれています。オススメです!
帯の『裏側』に書かれた「イルカ」とは、なんだ?
この本、現在店頭に並んでいるものにもついているかは不明ですが、画像検索すればわかるように、わりと太めの帯がついています。
帯の表側には、黄色背景に赤の集中線。エネルギッシュな装飾。
と、力強く印刷されていました。
明らかに、あの調査で数年連続『理想の上司』とされていることを下敷きにしています。しかも暗黙的に、調査上の『理想の上司』とは、通常あくまでもイメージの域を出ないものだ、という共通認識をくすぐりに来ています。
ヤバイ! 思惑通りくすぐられてしまった!
しかも私にとっては、あの調査で唯一納得した『理想の上司』であるからして! ピンポイントに、帯の狙いに、いいようにズッキュンされてるぞ!
この時点で敗色濃厚というか(負けなのか?)、もうかなり購買欲をかきたてられた私。それにしても太い帯だなぁ…と裏返してみます。きっと、この本の『ウリ』がなにかしらの情熱で表現されているはず! 帯は裏を見よ!
おお、ふむふむなるほど。たしかに。
そうそう、そうだよね! リーダーたるもの、真っ先にイルカの…、
ん?
…イルカ???
…………「イルカ」ぁあああ!?
え? いや、なに? え? これイルカだよね?
真っ先に「イルカ」? え? なに、なに、ナニコレ!
はい、もう完全に思うつぼですね。
ゼッタイ、この反応を狙って最後に入れ込んでるんだろう。
でも思うつぼには、ハマっちゃいますよ、人間だもの!
少しネタバレすると、イルカは本書の、
に登場します。詳細は…読みやすい本なので、読んでみてください!
なぜ、『理想の上司』に納得したのか?
2000年~2005年頃、テレビ朝日系列で「内村プロデュース」(略して内P)という番組がありました。お笑い好きな一視聴者として、ゲラゲラ楽しんでいましたが、同時に、なにかココロ惹かれるポイントがありました。
番組の端々から、内村さんの、
後輩芸人さんに機会を与え
(もしかしたら、まだご本人も気づいていない)魅力を引きだそうとする
ヤサシサ? タマシイ? ちょうどよい言葉が浮かびませんが…。そうした「育成道」ともいうべき芯を感じていたのです。
「今日のレッド」とか、回を重ねるごとにじわじわ来たりして。「もしスベっても、内村さんがなんとかしてくれる」と、安心してのびのび挑戦する雰囲気が、視聴者にも自然と伝わってきていたのだろうな、と思います。
『猫の恩返し』ならぬ、『猫男爵の恩送り』
最近日本テレビ系列で大人気の「有吉の壁」を見ていると「有吉さんは、『内P』時代に内村さんにしてもらったことを、後輩に『恩送り』するために、この番組をやっているのかな?」と、勝手に感じることがあります。
さしてディープでもない私が感じるなら、絶対そう思っている人がたくさんいると思って、検索窓に「内村プロデュース」と打ち込むと、案の定予測変換に「内村プロデュース 有吉の壁」と出てきます。それ見たことか!
予測変換には「似てる」「パクリ」みたいな、ネガティブな内容かな? と感じるワードも出てきて。もちろん感じ方は人それぞれと思うものの、私は前述のとおり、どちらかというと『恩送り』を感じます。
フラットな『恩送り』が響き合い、交差するチームを
このように、リーダー、上司とメンバーという関係に限らない『恩送り』。
『恩送り』の意味することは、昔からそれこそ上司と部下、先輩と後輩という関係を語る中でよく言われてきたことではあります。ただ、そこには言外に「上から受けた恩を、下に送る」という一方通行の響きが感じられて、本質的にはステキな考え方だと思いつつ、漠然と、もやっとしておりました。
これからのリーダーに必要とされることは「自分が、メンバーに恩を送る」だけにはとどまらないでしょう。むしろ、メンバー同士が隔てなくフラットに、相互に恩を送り合う。そんなチームをつくることなのです。
まとめ
機会を与え、魅力を引き出すウッチャンの『育成道』
…からの、『猫男爵の恩送り』そこから浮かび上がるものは…
フラットな『恩送り』が響き合い、交差するチームをつくるリーダー
あれ? 対になる記事と、どことなくカラーが違う気もする。
気のせいでしょうか…。そんなことはない…かな?
というか、このまとめだけ見て、伝わるだろうか。(まとめとは)
最初はうっすらと、リーダーシップとマネジメントの違いについて書こうかなと考えていました。
ぜんっぜん、そうなりませんでした。
ま、これも人生です。
(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)
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