これからの時代の”はたらき方”|【うつでも起業で生きていく】
どーも!
わーさんです!
日曜日ですので、#2021年に読んだ本の紹介 をしていきます。
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『うつでも起業で生きていく』
林 直人
著者
林 直人(はやし なおと)
・1991年生まれ
・高校時代にうつ病を患いながらも独学で慶應義塾大学環境情報学部に入学
・毎日10分指導するネット家庭教師「毎日学習会」を設立し、現在に至る。
本書の概要
・うつ、うつ傾向がある人の生き方。
・うつに関係なく、これからの時代の働き方のベースになる。
今回は本書を読んで特に注目した点を3点紹介します。
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■自己啓発本は参考にしない
現代の自己啓発本はとても意思が強い方のエピソードが書かれていることが多いです。よくあるのが「どん底から億万長者」のようになった方のエピソードに憧れを抱きますが、うつの方がそれをやってしまうと単純に疲れます。
疲れるどころか気持ちがついていかないと思います。私も少しうつっぽいところがあるので、自己啓発本を読んで確かにそう思います。
自己啓発本を読むより、ビジネスや経営などから価値を見出すことができるような本を読んだ方がメンタルもやられることなく、新しい価値観を手にすることができます。
■”貯金”を意識する
この貯金というのは直接的なお金の貯金ではなく、「YouTube貯金、Google貯金、Amazon貯金」のことです。
YouTubeは動画収入、Googleはブログなどの広告収入、AmazonはKindleを自分で書いて出版できるツールがあります。
それらを積み重ねておくことで、自分がはたらくことができないときに働いてもらう。そして、お金を稼ぐ。これらの貯金が大切になってくるのです。
金額としては少ないかも知れないですが、ある程度ストックを持つことができれば月10万という額も見えてくると思います。そのストックを持つことが大切ですね。
この部分はこれからのはたらき方の意識が強いです。うつに関係なく企業に勤めずに自分ですることができたり、副業としてやることがこれからの働き方として進んでいくと思います。
■自分が得意で好きなことを生かして
仕事をする時間というものは、人生の中で最も長い時間と言っても過言ではないです。その時間が楽しい時間でなければ、ただつらいだけの時間になってしまいます。
そのため、仕事をするのであれば、自分が得意で好きなことを生かせるものをする必要性が生まれてきます。そのときに大切なのが、「自己分析」だと私は本書を読んで感じました。
「自分は一体、何が得意で何が好きなのか?」
まずはそれを考える必要があります。
野球が好きだとしても、プレーするのが好きなのか分析するのが好きなのかで意識がだいぶ違ってきます。そんな感じで自分は「これをしているときは気持ちがワクワクしている」というものをとりあえず書き出してみて、そこから得意と好きなものを当てはめて欲しいです。
気持ちが壊れないような生き方を意識することが大事です。
まとめ
今回は『うつでも起業で生きていく』を紹介しました。本書は「うつ」の経験がある方が死なない働き方について書かれた本です。
うつの傾向がありますと、一般的な自己啓発本などを参考にやってしまうとメンタルが耐え切れない部分がありますので参考にならない。しない方がいいということが書いてあったのは、ひとつの学びでした。
また、本書はうつに関わらず、これからの時代でどのように働けばいいのかを知ることができる参考になりますので、あなたもぜひ、本書を手に取って読んでいただきたいと思います。