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VRChatワールド探索部マガジン

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VRChatワールド探索部のメンバーによるマガジンです! ワールド紹介やクリエイターインタビューなど、いろいろな記事を不定期に更新中。
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#空間

VR演出についてかんがえてみた|中編:音と演出の話

B4の2D・3Dの音の使い分けについてらくとあいす せっかくなので音の話をしようかなと思います。 B4の中でも音の使い方が結構違ったなと思っていて。 大きく分けると2Dと3Dがあって。さらに細かく分けていくと2Dと3Dを両方使いながらというのと、使い分けを替えて混ぜていたり、2Dに振っていたり、音の種類と音の立体感の使い分けがそれぞれ特色合って面白かったなと思いました。 特にBeyond a bitの2Dと3Dの音の使い分けがすごく好きで。 楽曲って単純に配置した場合は3

建築学生にとってソーシャルVRでのワールド制作が良いかもしれない話

本記事はワ探アドカレ12/16の記事です。 はじめに大学の建築学科などでは「設計課題」という、独自の演習授業があります。 いわゆる「建築家・設計者」や「空間デザイナー」と言った職能を目指す学生にとっては、実際に手を動かしながら学習ができる楽しい楽しい授業です。 筆者も大学では建築学科に所属していたので、学生時代はこうした課題に打ち込んでいました。 今自分は、VRChatワールド探索部で色々なワールドを巡ったり、たまに自分でワールドをつくってみたりしているわけですが、学生の

VR空間のカフェスペースを旅する

リアルの話から入ってしまうこと、ご了承ください バブルという狂乱の時間を彩ったディスコブーム。深くニッチなサウンドを求めたDJとオーディエンスというコミュニティが作ったClubブーム。そして会話こそ快楽だという人々と新しい居場所を求めていた方々が広げたカフェブーム。80~00年代に巻き起こったこれらのムーブメントは、夜を楽しむ人々の行動様式を大きく変えたものでした。 特にカフェブームは、一人でも時間と空間を楽しめるという趣味があることを浮き彫りにしたという意味で、興味深い

「伏線」から空間について思いを馳せてみる! #VRChatワールド探索部

VRChatワールド探索部の時間です! VRChatワールド探索部は週一回VRChatのワールドを巡るゆる~い部活です。 活動報告をタカオミさんが書いてくれているのですが、たまには僕も書いてみようと思い、キーボードをたたいています。 みなさん、「伏線」って好きですか? 僕は大好きです。 今回は「空間に埋め込まれた伏線」という視点からVRChatワールドを考えてみたいと思います(思いつくままに書いているので、厳しいツッコミは...!)。 いきなり「伏線」ってなんだなんだ、