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かなしい物語
「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ
を観た。
遊郭編〜の総集編という感じだった。
オープニングの紅蓮華で鳥肌。
梶浦由記×ufotableの作品は、映像美と最高の音楽の暴力。
堕姫と妓夫太郎の最後の掛け合いで泣いた。声優さんも最高。あぁもうみんな最高。
私は鬼滅の刃が好きだ。
繊細な心情表現。
「鬼VS人」という単純な勧善懲悪の対立構造でないのもいい。
なぜなら、鬼側にも憐れな背景があり憎みきれないから。
鬼も人も様々な事情や信念を持ってぶつかり合っている。
お互いを倒すために、鍛錬を積み、最後の1秒まで諦めずに拳を交わす。
さながらスポーツ漫画のようなアツい展開。
そして、敗れた鬼や人の物語は緻密に考えてあり、毎回泣ける。
一人一人のキャラクターを大切にしている作者の心だなぁ。
これは、哀しい愛(かな)しい物語。