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VRCのカルチャーデックができました!内容についてご紹介します

皆さんこんにちは。VRC note編集長の八重樫です。

最近いろいろな企業で作成されているカルチャーデック。
企業の軌跡やメンバーのこと、これから先の目標などがわかる資料です。
VRCでも作ろうよ!という話がでて、ようやく完成し皆さんにお披露目できるようになりました!👏

VRCのコーポレートカラーのブルーが映えますね!
今回は完成したカルチャーデックの内容を抜粋してご紹介したいと思います。

■ミッション

最近メタバースという言葉も話題ですが、私たちはバーチャル世界だけで完結させるのではなく、バーチャル世界を通して実生活を良くするということを重要視しています。

一人ひとりが3Dアバターを持ち、アバターを使って試着をしたり、ヘルスケアに活用したりと、暮らしのあらゆる場面で自分の情報の一つとして活用する未来を描いています。

その先に、人々が笑顔になり幸せになること。それを目指して事業に取り組んでいます。

■事業概要

私たちの事業は、スキャナで瞬時に自分自身を3Dアバター(データ化)し、それを安全な形で保存・管理しつつ、すぐにサービスやコンテンツへ活用できるところが特徴です。

スキャナでの撮影のみならず、そのあとのセキュリティ管理や、アバターを簡単にサービスで活用するためのSDK・APIなどの連携ができるというのも強みであり、撮影から管理まで一貫した3Dアバタープラットフォームとして提供しています。

私たちは3Dアバターを個人情報のひとつであると捉え、ご本人以外はデータにアクセスできないような仕組みにしております。会社としてはプライバシーマークも取得するなど、セキュリティ対策にも気を配っています。

■リアルな3Dアバターのデータ価値

私たちは3Dアバターイコール情報として捉え、重要な個人情報のひとつとして考えています。
3Dアバターには様々なデータが含まれており、見た目情報だけではなく、骨格情報、寸法情報、服の情報なども含まれています。

これらの情報を、アパレル業界、ヘルスケア業界、コミュニケーションなどに活用することができます。

【3Dアバター×アパレル】

3Dアバターを使ったバーチャル試着について取り組みを進めています。もしもEC上で服を買う際に自分自身のアバターを使ってバーチャルな服の試着ができたら、ミスマッチなども減り返品率や廃棄率の低下にもなるのではないかと思います。

東芝テック様などとバーチャル試着についての取り組みを進めています

アパレル業界では、サスティナブルファッションがキーワードになっており、大量生産・大量廃棄が問題視されています。服の3D化も行うことで生産工程のDX化も実現でき、布の廃棄も減ります。

さらに、服の情報をデータ化することが将来的にでき、3Dアバターの身体データと合わせることができれば、着なくなった服を1.5次流通、2次流通に流す際により正確に必要な人に届くのではないでしょうか。そういったことが、服の循環、再利用促進につながっていくと確信しています。

【3Dアバター×ヘルスケア・フィットネス】

スキャナでは自動採寸も可能であり、各部位のサイズを記録することもできます。これを活用すると、例えばジムで自身の体型変化の記録をつけることも可能です。時系列でみると太った・痩せたなどが視覚的にわかり、それが日々の健康管理意識の向上につながると考えています。

右側のように太らせたり、左側のようにやせさせたりシミュレーションできます

寸法サイズだけではなく、体重やBMI値などのほかの指標と合わせて身体変化をシミュレーションすることもでき、生活の変化により未来はこうなるという予測を視覚的に見ることができます。

自分の体を視覚的にみることで、体調管理や生活の改善などに意識が向くようになり、それが健康的な生活につながっていくでしょう。

現在は特定健診や健康診断などで活用できるようなレベルのものを目指して開発を進めています。健診などで自分のサイズを測られるのは恥ずかしいですが、自動で体重から寸法サイズまで測れれば非接触にもなるし、恥ずかしくもないので実現したらいいなと私も思っています!

【3Dアバター×コミュニケーション】

昨今、急速に発展したオンライン上でのコミュニケーションやウェブ会議、バーチャル空間上でのイベント、メタバースという言葉も話題になっています。

そんな中でアバターを使ったコミュニケーションも増えていると感じています。かわいいアニメ調のアバターもいいですが、リアルな3Dアバターはビジネスや教育のシーンなどでの活用には向いていると思います。
(もちろんリアルな自分自身がゲームなどの空間に入っているのも面白いです)

先日行ったセガエックスディー様とのプロトタイプ体験会でも盛り上がりました

メタバース空間上で、リアルなアバターでのコミュニケーションをとるとそこに本人がいるかのような感覚になり、コミュニケーションはより盛り上がり円滑化すると思います。
VRCの3Dアバターはいろいろなデータ形式にできるので、様々なメタバース空間に入ることができます。今後リアルなアバターでのユースケースが広がってほしいなと思っています!

■今後のビジョン

●スキャナでの撮影スピードは維持しつつ、独⾃の画像処理技術の向上により3Dアバター精度の向上をさせ、⾼品質且つ利便性の⾼いデータ出⼒を可能にします。
●⼈体のデータ化に限らず、服の3D化についても、独⾃の完全⾃動のワークフローを実現し、コストエフェクティブなデータ⽣成⽅式の検証を進めていきます。
●ヘルスケア領域においても、3Dアバターデータからとれるリアルなデータを医療や様々な現場で利活⽤できるようモニター検証などをスタートしています。
●⼈体及び服の3Dデータを利活⽤できるユースケースを拡⼤しつつ、今後需要が上がってくる様々な追加機能をオープンプラットフォームとして提供していきます。
●アジアを中⼼としたグローバルへのプラットフォーム展開に向けて現地のパートナーとの検証をスタートしており、2022年から本格的に市場展開していきます。

盛りだくさんなのですが、現状の撮影技術や服の3D化の技術などはより高めつつ、自動化などを進めコストパフォーマンスをよくすることに励みたいと思っています。

また、アパレル業界、ヘルスケア業界などのユースケースも拡大させ、皆様にどんどん事例をお伝えしていきたいと思っています!
さらに、アジアを中心としたグローバル展開も2022年から始めていく予定ですので、それについてもまた追ってご報告させていただきます!

■メンバー構成など

メンバー構成としては、20代、30代の若手が多く活躍しています。
職種としてはエンジニアがほとんど。女性のエンジニアも活躍中です。

メンバーをご紹介! メンバーの国籍は多彩で、日本以外にも中国、韓国、ドイツなどグローバルなメンバーが活躍しています。
バックグラウンドも多彩でバイオ系の出身者もいれば、服飾専門学校の講師をしていたメンバーも。そのほか、ITメーカーで働いていた人も多いです。

様々な国籍、年齢、背景などを抱えながら、皆一生懸命に、熱心に仕事に向き合っています。

カルチャーとしては、上記に4つ大事にしていることを書きました。
皆、本当にいつも笑顔でポジティブで、周囲への感謝を忘れずに自発的、能動的に動くメンバーです。
誰かが困っていれば助けるし、一緒に考えるし、本当に温かい組織風土です!
福利厚生など、詳しい会社概要は資料をご確認いただければ幸いです。

メンバーと過去に座談会もしているので、どんな人がどんな思いで働いているのかなど、よければこちらもぜひご覧ください。


■最後に!

説明が長くなってしまったので、もう一度スライドを付けておきます。

この資料はこれで完成ではなく、今後も内容をブラッシュアップして更新を重ねていきます。
また内容が変わった際にはご紹介もさせていただきたいと思います!

このカルチャーデックを見て、話を聞いてみたい、VRCが気になるなと思った方は、以下のサイトなどからご連絡いただければ幸いです。
まずはカジュアル面談しましょう!



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