ニーズって一言で言っても色々あるよね
今回は【ニーズって一言で言っても色々あるよね】についてお話します。結論もニーズってやっぱし色々あるよね、なんですけど、ニーズから競合の考え方までお話していきます。すごくざっくりとしてしまっているので、いつものように例を挙げて進めていきますね。
僕は会社員なのでランチにふと出かけることもあり(ほぼほぼ愛妻弁当です、いつもありがとうw)その時にこの件が浮かんでくるんですね。
仕事中のランチだと早くて、安くて、美味しいやつ、という気持ちはあるんだけど、何が食べたいか決まってないケース(①としますね)
一方でラーメンが良い、中華が良い、ハンバーガーが良い、という感じで何が食べたいかがはっきり決まっているケース(②としますね)
どちらとも僕がランチをするという行動には変わらないのですが、①②だと思い付くお店が違ったりするんですね(もちろん①②も満たすお店もたくさんありますね。本当にありがたい限りですw)
つまり行動はランチなんだけど、満たすニーズが違うっていうことですね。ここをきちんと見極めると、自社の商品やサービスって、えぇそんなとこが競合なの?みたいなことになったりします。
上の①②をもう少し考えていきましょう。
①早くて、安くて、美味しいを持っている僕のニーズだとどういったお店が思い浮かびますかね?...吉野家、サイゼ、ラーメン屋、蕎麦屋、なんならコンビニ飯とか、ですかね。
②仮に中華のお店で食べたいとすると?...王将、バーミヤン、地元の中華料理店、ちょこっと高いホテルの中華ランチとか、ですかね。
①:同じ価値提供である(早くて、安くて、美味しい)ニーズを満たしている
②:同じ商品群=同カテゴリーである(ラーメン、中華、ハンバーガーである。つまり早くなくても、安くなくてもok、まぁ美味しさは必要だけどw)ニーズを満たしている
ニーズと一言で言ってもこういった考え方も出来たりします。
①で吉野家を挙げると、競合はすき屋・松屋だけじゃなくってファミレスとか隣のラーメン屋とか、コンビニまでも、②だと王将とホテルランチが競合になったりもするんですね。これがよく直接競合、間接競合にも言われる根本の考え方にもなってたり。
②は商品のカテゴリーなので(つまり性能の差があったとしても、ほぼほぼ同商品を売っている競合なので)イメージがわくかと思うのですが、①については難しくて深いなぁと感じているのでまた回を改めてお伝えしてみますね。今回もありがとうございました。(ぶいちゃ)