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【詩】懸隔


健やかさにかまけてそのくせ邪気を孕んだ躯を持て余していた

この世には盲いたまま賢き犬に導かれて暮らす者もいるだろう

質実で限りある生だ

わたしといえば、肉をたらふく食べ、神であるバッカスのごとき酩酊に酔いしれていた

狂おしい淫靡を想い心が炙られるときも日々には多かった

わたしと隔たる者とのあいだにせめて眠りという時間がひとしくあらんことを

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voyant(まみえる人)
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