ひたすらに手を動かそう
皆さん本日もお疲れ様です。今日はMTGが重なった1日でもあったため、そこそこ疲れてしまいました。
今日は仕事においてアウトプットの価値を高めていくためには行動と思考のどちらに時間を割くべきなのか、ということについて考えて行こうかと思っています。
結論としてはどちらも大切だと考えているのですが、それぞれどんな観点から有用なのかを書いていこうと思います。
■ 行動をしないと見えてこない世界
量をこなすメリットは大きく2つあると考えています。1つは、すぐに成果が上がるスキルを鍛えることができるということです。
これはスポーツに通ずるものがありますね。例えば、サッカーでリフティングができるようになりたいと考えた時に、頭で考えてイメージ通りにできる人っていないと思います。
仕事でも同じで、例えば営業のスキルなど目の前で正解を組み立てていかなければいけないものについては、ひたすら数をこなして感覚を染み込ませていく他ないと思っています。これができることによって、質もスピードも上がり結果としてアウトプットの価値が上がります。
もう1つのメリットは、まだ気づいていない自分を引き出せる可能性をひめているということです。料理に例えてみましょう。カレーを作る際にレシピをみて頭で材料を考えてカレーを作ると、確実に再現性のあるカレーを作ることができます。しかし、レシピに縛られずにいろいろな食材を投入して実験を繰り返していると、思いがけない瞬間に「あれ、これ好みかも」という味を発見できることがあります。これこそが、ひたすらに手を動かすことの真髄だと思っています。
実際に僕は毎日記事をひたすら書いてきましたが、最初は見えていなかった自分の癖であったりとか感情みたいなものが、無意識のうちに文章に滲み出たりしていることに振り返って気づくことがあります。
あまり考えていないからこそ、自分の素が出るのでしょう。それを繰り返してたまった記事を抽象化すると、自分の素の特性が見えてきて非常に面白いです。
■ 効率を高めるのが思考
一方でもちろん質が重要となる局面もあります。それは、正しい方向に効率的に進む道筋を決める局面で威力を発揮します。
いくら努力して量をこなしても、それが自分の不得手なものであったり、感情にストレスがかかりすぎるものであったら効率よくアウトプットの価値を上げていくことができません。
また、アウトプットを作っていく中でも手を動かして検証→修正のサイクルを回すことは大切ですが、その改善のサイクルが最終的なゴールに向かっていなければ意味のない努力になってしまいます。
なので、結局はちゃんと考えてから走り出すということも大切なのです。特に、企画系の仕事はそうですね。後から取り返しが付かなくなるものもありますし、逆にしっかり設計ができていれば少ない努力で最大の成果をあげることも可能になってきます。
■ 愚直に賢く
行動と思考をひたすら繰り返すのって、本当に楽じゃないです笑
特に自分の場合は、上手くやろうとして思考から入ってしまうことがとても多いのですが、あくまでも直感的に正解を導き出すスキルに長けているため、一回直感的に良いと思ったものを吐き出し切ってから組み立てていく方が性に合っている気がします。
このマガジンの名前は元々「一日一創」という名前でしたが「好日書斎」という名前に変えてみました。良いことも悪いことも全部吐き出して、それを客観的に見つめることで受け入れて、それを材料に良いものを作り上げていく。そしてどんな1日も好日に変えて1日を終える。そんなプロセスをひたすら回していけるマガジンでありたいなと考えています。
毎度まとまりがなくてすいませんw
もっと綺麗なアウトプットをお求めの方は、別のマガジンを見ていただいた方がよろしいかもしれません。
ただ、紆余曲折を一緒に伴走してくれるあなたのために毎日書いています。これからもひたすら走りながら考えていきましょう。