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飯盒炊爨の〝イロハ〟アップデート
学校の校外イベントに同行して撮影させていただくカメラマンの仕事を続けていると、飯盒炊爨なんぞ年一でヤルカヤラナイカの先生方よりは経験は増えていき、まぁまぁ全般的に出来るようになってくる。
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生徒さんたちの多くは初体験である、、
いきなり現場で目の当たりにするカマド、薪、焚付けの新聞紙、大きな鍋。「さぁ、やってごらん!」と突然言われても何もできやしない。先生に聞いてみても、先生方の皆さん誰もが教えられるほどの経験を積んでいる訳ではい。
さぁ。どーしたものょ、、となってしまっている事が多いような気がする。
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この後、先生方に確認しつつことわりを入れてからボソボソと子供たちの後ろから呟く。「カマドがあって火をつけて、そのそばに燃えやすい物があると危ないよねぇ、、突然風が吹き込んで火の粉が飛ばないとも限らないよねぇ、、e.t.c. 」と。
(🌾大事なのは、カメラマンなので指導はしてはいけない。あくまでもアドバイスのみ。本来的にはアドバイスなんて事すらしない方が良いんだろうとけど、、ご一緒させていただく学校さん・先生方との信頼関係が醸成された上で、イベント事のスムーズな進行に寄与する写真撮影の流れの中での、、みたいなエクスキューズがあって、、〝三方良し〟的な、ね。w)
そんなフゥにして呟き口撃をしていくが、熱中して耳に入らない子どもも少なくない。
特に熱中してしまうのは、薪で火起こし出来て楽しくなってっちゃう、、ので盛り上がってドンドン薪をくべて火を大きくしてっちゃう。w
でも、あんまり大きくすると危険なのと、調理の食材の準備ができていないのに薪がなくなってしまうという、、 そんな時も先生に伺いながら実力行使をしてしまう。w
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カマドの周りを整理して、薪などは火の番をする者の後ろ側に。
調理に適切な火の大きさ、空気を取り込んでちゃんと燃焼する薪のくべ方 e.t.c. を両隣のグループにも分かるようにアドバイス。
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上の画像は去年の炊爨の様子。
災害時に〝水を節約する〟に重きを置いたカレー作りで、鍋・釜を洗わなくて済むように一食毎に食材をビニールで調理。
食べる時も工夫すれば食器も汚さず、水の節約ができるという調理法。
ただただアウトドアでキャンプして、、だけではなく、昨今の異常気象で自然災害が頻発する時勢、そんな世の中的に必要なサバイブするスキルを学ぶという大切な機会、凄くアップデートしているように思った。
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先生方も、施設のガイドの方たちもご苦労が多い飯盒炊爨のイベント。
一回でもカマドで薪の火起こし〜撤収・食器類の返却まで全体の流れ、時間配分、上手く進行させるキモ、留意点、失敗しやすいポイント、そんなんの体験実習会あったら良いのになぁ、、なんて思う。
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