【6月のAudible読書メモ②】
『書いてはいけない――日本経済墜落の真相』 森永卓郎
この本を聴くきっかけをくださったのは、ハルリさんのこちらの熱い想いが込められた記事だ。(ハルリさん、ありがとうございます!)
財務省やジャニーズの話に対しては、この本を聴く前からハルリさんが書いていらっしゃる通り、同じ気持ちを持っていた。
でも、日航機の墜落については、メディアによって報道されていたことしか知らなかった。
この事故?事件?とその後の日本経済の状況がなぜこうなっているのか、
それが、この本を読むとわかる。
知らなかったことを知って、驚愕、怒り、やるせない気持ちになる一方で、著者の森永さんが本の最後に『メディアの力を信じている』と、述べているように、メディアが動くことで事態が大きく変わることを願わずにはいられない。保身や忖度ではなく、人の命を大切にする日本であってほしいと強く思った。
『西の魔女が死んだ』 梨木香歩
中学に進学してまもなく、学校へ行けなくなった少女まいと英国人の祖母のお話。
10代前半の子どもが抱える様々な悩みがたくさんでてくる。懐かしさとともに共感してしまう。丁寧な暮らしを送るおばあちゃんとの生活の描写が、日常のいろんな意味での汚れを洗い流してくれるかのような物語。
洗濯機ではなく、浴槽で洗ったシーツをラベンダーの花の上で乾かすシーンが、アルプスの少女ハイジが干し草にシーツを広げてベッドをつくるところを思い起こさせ、印象に残る。
夏の避暑地で読めたら、とてもいい気分で過ごせると思う。
(現実には家事をしながら聴いた(泣))
『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』 中野信子
「運」という非科学的なものと科学との取り合わせに惹かれて聴いてみた。
運のいい人だけがやっている「思考」と「行動」について、科学的見地から脳科学者が教えてくれる。
ここで紹介されている考え方や行動パターンは習慣づけているものもあれば、あ、これはできていないな、といものがあり、時々目次に目を通して定着を図りたいと思った。
特に、冒頭に出てきた、「割れ窓理論」に結び付けて述べられている「自分を大切に扱う」という行動。これが一番自分に欠けている点だと思い、真っ先にAudibleのクリップ機能ボタンを押した。
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今月はいつもに比べ、聴く時間が短かった。
7月は、どうだろう。聴くよりも、noteを読む時間が増えそうな予感。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
また、次のnoteでお会いしましょう。
(見出し画像 :Bing Image Creatorで生成)
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