餃子は餃子でも・・・コピペ作文より
日本語学校で作文の宿題を出すと、どこかで仕入れた(たいていはネットで)あるいは、本などで調べたものからコピぺ作文を提出する学生がいる。
コピペのパターンは3つある。
・全文コピペ (コラーっ!)
・一部分コピペ (一部分だけ妙に読みやすい)
・組み合わせタイプ(文体が混ざる、段落ごとに違う空気になる)
中には手が込んでいて、3つくらいの違う作文から、いい具合に文章を抜き取り、それを組み合わせて一つの作文に仕上げる学生もいる。そこまでの読解力とまとめる力があるなら、君は十分に書く力があるのでは?という仕上がりで笑ってしまう。
今までで一番笑ったのは、餃子が出てくる作文だ。お母さんが餃子を焼いている場面が出てくる。
(おかしい。Aさんの国では焼き餃子じゃなくて水餃子でしょ・・・。)
会話文が出てくる。
なんと!国のお母さんと留学生が関西弁で話している!!
(君のお母さんは関西人なのかーい!)
「コピペした文は、読み始めてすぐにわかるから自分で書きましょう」と口を酸っぱくして言うのだが、やはり苦手な学生は、ネット検索してコピペしてしまう。
そうして授業後に、教師の監視のもとで作文を書くことになる。
一番いいのは、宿題にしない。授業内で書いてもらう。これに尽きる。
この記事を書くきっかけをくださったのは、こちらの記事。
チコリン(長崎知子)さん、本場中国の餃子にまつわるお話、ありがとうございます!お腹がすきました!
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最後までお読みいただきありがとうございます。
また次のnoteでお会いしましょう。
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