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非喫煙者が「禁煙セラピー」を読んでみた

なんと!よく巷で聞く禁煙方法は間違っているようです。

私、ボイスカプセル佐坂は今も昔もそして未来でもタバコを吸わないゴリッゴリの非喫煙者なのですが、「禁煙セラピー」という本があると知って、面白そうだなと思って読んでみました。禁煙はしたことがありませんが、自分の中での禁煙方法の常識を軽く覆されたので、今日は喫煙者の方はもちろん、非喫煙者の方にも共有したいと思ってnoteを書きます。

1. 禁煙セラピーってどんな本?

この本のキャッチコピーはこう言っています。

読むだけで絶対やめられる

そういう本です。
なかなかインパクトがありますよね。これ以上もこれ以下もない、読むだけで絶対にやめられる本だそうです。筆者自身1日に100本もタバコを吸う超ヘビースモーカーだったようですが、自分の禁煙をきっかけに世の中に禁煙を広めたいという思いでこの本を執筆したそうです。

2. 禁煙はガマンではない

まず一つ目の私の中での禁煙の常識「禁煙はガマン」これを覆されました。
禁煙をガマンだと思う時点で禁煙できないそうです。

禁煙はネガティブなものではなく、ポジティブなものだと考えることが一番大事だそうです。

「禁煙すると、健康になる」
「禁煙すると、出費が減る」
「禁煙すると、タバコを吸う場所を探さなくていい」
「禁煙すると、非喫煙者の前で気を使う必要がない」

このように禁煙をするとポジティブな要素がたくさんあることを肯定することが大事だそうです。嫌なことに耐えているのではなく、嫌なことから開放され、楽しく自由な人生を送る準備期間だと考えないといけないようですね。
自分はニコチン中毒者だということを自覚し、禁煙とはその中毒から解放されることに喜びを感じる必要があるそうです。完全に心理療法なんですね。

3. 減煙・禁煙グッズは全くの無意味

よくだんだん数を減らしていって禁煙すると聞きますが、これは絶対にNGだそうです。やめると決めたその日から1本も吸わないことが絶対条件だそうです。中毒の元凶のニコチンは実は3週間で体から完全になくなるそうです。どんなヘビースモーカーでもライトスモーカーでも3週間だそうです。しかし、1本でも吸ってしまうとまたリセットされてしまい、消えるまでまた3週間かかってしまうそうです。ニコチンが体内に存在しているということは中毒の状態なので、また必ずタバコを吸いたくなってしまうそうです。要するに軽い気持ちで吸った1本が依存期間を膨大に伸ばしてしまっているということです。

また、禁煙グッズもNGだそうです。
特にニコチンパッチや、ニコチンガムなんかは逆効果だそうです。先程も述べましたが、禁煙はニコチンを体から完全に消す必要があるのにニコチンが含まれている禁煙グッズなんてもはや”禁煙グッズ”と名乗る資格もないんだとか。
これも驚きましたが、口寂しい時の食べ物も良くないそうです。
そもそも口寂しいなんていうのは間違っていて、口寂しいのではなく、ニコチンそのものが欲しい状態なので、そこにタバコの代わりになるものを摂取しても全く効果がないそうです。むしろ「タバコをやめて太った」に繋がってしまい、「太るくらいならタバコ吸ってた方がいい」というよく聞くフレーズに繋がっていくそうです。

4. タバコは1000万円のムダ遣い

非喫煙者の私はあまり気にしたことがなかったですが、実は一生タバコを吸い続けると1000万円出費してしまうそうです。
いや、自分はそんなに出費しないよと否定しようとした喫煙者の方!事実か事実でないかを置いといて、この出費の問題を受け入れられない時点で禁煙はできないそうです。
また面白いキャッチコピーが出てきたので紹介しますが、タバコは

税金を払って不健康を手に入れるローン

だと書かれています。なんかショッキングなコピーですね。
自分でお金を払ってストレスを抱え、またお金を払ってそのストレスを解消するという負のスパイラルで体も不健康になっていく。それがタバコだということを理解することが大事なんだとか。なかなか厳しいことが書いてありますね。

5. タバコを思い出してしまった時に叫ぶ言葉

禁煙中タバコのことを思い出してしまった時は、

「やったー!もうノンスモーカーになったんだ!」

と心の中で叫ぶと良いそうです。
強制的にポジティブ脳にしてしまうということですね。禁煙に一切ネガティブ要素はないということを再認識させる言葉だそうです。なんか単純ですが、それだけ禁煙って実は簡単なことだというメッセージなのかなと思います。

こんな感じで禁煙セラピーについてざっくり書きましたが、
禁煙に関わらず、何か辞めたいものがあるときに応用できそうだなあと感じました。世の中で辞めることが難しいと思われていることは、実は自分のネガティブな考えが難しくしてしまっていることなんだなとこの本を読んで気づきました。やめたいのなら、やめた後に起こるポジティブなことを考えることが大事で、決して「やめたらもしかするとこうなるかも。。」なんてネガティブになってはいけないんだなという強いメッセージをこの本から学んだ気がします。

喫煙者の方で、禁煙をお考えの方はぜひ一度読んでみてください。
非喫煙者の方で、周りに禁煙に苦しんでいる方がいれば、禁煙セラピー勧めてみてください。

「禁煙」という自分には関係ないことでも、学ぶものはたくさんあるし、世の中のたくさんの人が経験する禁煙とはこういうものだということを知れたのは貴重だなと感じました。また自分の守備範囲外の分野も覗いていきたいなと良いモチベーションになりました。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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おたより、心からお待ちしております!


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