リメイクはクオリティより気概:「少年と犬」馳星周 著【レビュー】:ウォッカの読書感想文
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お越しいただきありがとうございます!
室長を務めますウォッカです🐸
今回は、ウォッカの読書感想文、【レビュー】回です!
馳 星周 著『少年と犬』を読んだ感想を
つれづれなるままに話していきます!
最後まで、お付き合いを!🎈
20秒でサクっとあらすじ
ウォッカの採点
ウォッカの読書感想文
感涙!のラスト
結末には鳥肌の、泣けるラスト!
(泣いてはないけど…笑)
確か、他の方のレビューにも、泣けるってコメントが多かったなぁ🤔
ペットを飼っていたら泣いてたね、
ちなみにだけど、ウォッカ家はペットは飼っていない。
住んでいる物件がNGってこともあるけど、
それよりも大きな理由があるんですよ。
それは、ウォッカがペットのようなものだから。
ウォッカは、家事が全くできないわけではない(自称)んだけど、
どうにも ”効率重視” (ただの面倒くさがり屋)になって、
60点くらい(落単じゃないからいいじゃない)で満足しちゃう。
だから、ウォッカの世話で手一杯ってわけ。
それでさ、もう分かると思うんだけど、
ウォッカは反省0なんです。
こういうタイプ1番厄介なのよ…。分かる…。
脱線はここまでとして、「少年と犬」の話に戻すとしましょ。
これぞ、小説の醍醐味
旅をする放浪犬の多聞。
この多聞の立ち振る舞いが、本書のkeyになっている。
すり寄り、甘えることはしないが、
しっかりルールには従い、そばに居ることで、
周りの空気を穏やかにする。
多聞の”誇り高き”振る舞い、
時おり見せる不思議な行動、
そのそれぞれが、感動のラストにつながる。
強くも儚い放浪犬の多聞を、
本人(多聞)が話すことはおろか、吠えることがほとんどない中、
見事に、多聞の人格(犬だからイッヌ格?)を描ききっている。
この描写力のおかげで、多聞の姿が鮮明に
ビジュアライズできる。
文字を読んで、
自分なりにビジュアライズして、
世界観をつくれるって、
これぞ、小説の醍醐味!…と感嘆。
映画デートするメンズに捧ぐ
この少年と犬、実は漫画化されていたんです!
(全然、知らなかった!)
でも、こういう漫画家とか、実写化とか、
リメイクされたものが出ると、
原作ファンがマウント取ってくるじゃん?
「俺だったら、このキャスティングしないけどね」とか。
「あの俳優の演技は、微妙だったわ。」とか。
映画館を出たあとに、よく聞くもの。
ウォッカは抑えらえない
けど、ウォッカも原作マウント取ります!笑
やっぱり、読んでたんだぞ!って
改善点を言えるほど、分かっているんだぞ!って
アピールしたいじゃん?笑
だから、許して…🙇♂️
”ウォッカの多聞のイメージ”は、
「凛々しくて、鋭い眼光だけど、その奥には温かさがある」。
単行本の表紙より、少し優しめにした感じかな🤔
漫画だと、ちょっと可愛いすぎ笑
愛くるしいなってなっちゃう。
リメイクは気概が好み
あ、でも、ウォッカは
こういうリメイクには大賛成ですからね!😁
(これ言っておかないと、実写化した映画を観に行けなくなるからね)
確かに、イメージと違っていたり、
たまに本当にクオリティ低いことも無くはないんだけど、
どれも、その作品に対する熱いものはあると思う。
より多くの人に届けるため、
もしくはより収益を得るためであっても、
せっかく生み出した作品を、
余すことなく使うんだ!という気概を感じる。
この姿勢、ウォッカは好きなんです。
ここ、ウォッカの家事と繋がるんですよ。
あったでしょ?「効率重視」だって。
ほら、全く一緒!
もう何もつけ入る隙がないくらいの完全一致!
ね!だよね!そうだよね!
.......…。
おっと、熱が高まり過ぎてしまいました…🙇♂️
叱られる前に、今回はこのへんで!🐸
(今日は、良いお肉でも買って帰ろう。)
本書から印象的な一文
最後に、ウォッカの印象的な一文をを紹介して、締めくくります!🐸
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この度は、Aetery図書室へ
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