創業20周年に想う。「ところで、俺って何者?」~小さい男が“心底、応援できる男“になれるのか?
会社の成人式。ようやく大人になれました。
「やっちゃおうか!」
と居酒屋で相棒と飲みながら船出した会社、
VMI inc.も20周年を迎えることができました。
その居酒屋で呑むまでに味わった“敗北感”“悔しさ”のストーリーは
いずれnoteで語らせていただくとして、ここまでやってこれたのは
どこの馬の骨だかわからない僕らを支援くださり、応援してださった
皆様のお蔭です。
本当にありがとうございます。
サラリーマン時代、いろんな会社さんと仕事していていつも思っていた。「みんなすごいことやってる会社さんなのに、なんでお客様に伝えないんだ!?」
よし!会社さん独自の「強み(=価値)」を引き出して(造って)伝えていくお手伝いをしたい!
よし!「ニッポンの未来を・・」と思った瞬間に「wow×4」、頭に浮かんだ、モーニング娘。の「Loveマシーン」。
よし!ならば、俺たちは「バリューマシーン」だ(価値製造機)と、勢いにまかせて設立。
有限会社バリューマシーンからはじまって、株式会社化して、
「これからは世界だ!」とインターナショナルをくっつけて、
その後、
相棒はドイツだ、スイスだ、アメリカだと広げた一方、
私は日本、それも訪れたことない地方のお客様にご縁をいただき、
超ドメスティックでドラマティックな展開(笑)。
ありがたいことに、本当に刺激的な20年を送らせていただきました。
といっても、人間でいえばやっと成人式。
経営者の僕らは、着実にシニア割適用年齢に近づいてますが(汗)
会社としてはまだまだ“ひよっこ”。
これからもどうかよろしくお願いいたします。
「ところで、俺って何者?」
キリもいいのでホームページをリニューアルしようとなり、
久しぶりに起業から思い返しながら、コンテンツをまとめてました。
このnoteも、そのコンテンツのひとつ。
長い期間、情報発信さぼっていたのですが、ありがたいことにリクエストもいただいていたので
広く読んでもらうというより、一部の方向けにはじめようかなーと企画しました。
チャレンジしている方、はじめての方向けに「マーケティング」や「新商品・サービス開発」について、
これまでやってきた経験や事例をもとに、できる限り実践に役立つよう独自の理論を紹介しながら
語っていきたいなと考えていました。
とはいえ、それだけでは、なんだか継続できるか心配でしたので、「何か新しいテーマを設定しよう!」と
鼻の穴をフンフン膨らませながら意気込んでみたものの・・・、そこからが沼。。
「ん~、他に何ができる?俺。」
迷走。
「やれること、ねーぞ」
迷走×2
「ところで俺って、何者?」
加速迷走。
「自分探しの旅」に出ようかとも思ったが、過去の自身統計をみても、「自分」なんか落ちてるわけもなく
「見つける」どころか、自分を「忘れる」まで呑んで、二日酔いで帰ってくる確率100%なので却下。
サブテーマ決定!
そうこうしているうちに数週間が経過したある日、
大学で野球やってる息子がリーグ戦ってことで、久しぶりに応援にいきました。
みんなリーグ戦優勝=東京ドームを目指して、かなり気合いが入っていて、
プロのスカウトも目的の選手を見にきてるとのこと。
そして、試合は接戦、手に汗にぎる大接戦。
緊迫した投手戦、レベルも高くとても野球好きにはもちろん面白い試合なのですが、
驚いたのは、
応援。
3時間を超える試合、1回から12回まで、ずっとテンションアゲアゲ、
熱量がハンパないんです。
「スゲェ!スゲェな。。このエネルギーは、どこから来るのか。。」
スタンドで応援している選手たちは100名超える数います。
名前を聴けば、誰もがしる強豪校出身の選手ばかり。
甲子園出場選手も多数。
自分自身は強豪校でもなく野球をかじった程度ですが、当時の自分が
同じ状況だったとしたら、フテ腐れた顔して、適当にメガホンたたいて
「早く終わんねーかなー」
「スタンドにいるの見られたくないなー」
とクダラナイプライドをぶら下げて、帰りに食べるラーメンを何味にするか
ばかり考えていたはずです。
いや、彼らの2.5倍くらい生きてきた今でも、本質的なその“小ささ”は
変わっていないかもしれません。
なんだかとても恥ずかしくなり、応援歌が、心にガンガン響きました。
「彼らの2.5倍生きてきたんだから、せめて、誰かを心の底から応援できる人間になろう」
そんなことを考えながら、自分史上最高に好きな、
「ごま油風味のシャケしらすおにぎり」をムシャムシャとほおばっていました。
思わぬ場所で、まさかの2.5分の一の年齢の彼らから教えてもらい、
noteの「サブテーマ」も決まりました。
いろんな方に応援されて、20年やってこれた。
もちろん、コンサルティングや研修のお客様は、全力で応援してきたつもりでしたが、
まだまだ彼らの「空気を変えるエネルギー」には足元にも及んでない。
今度は、当時自分たちを応援してくれた方々がそうだったように、
これからを担う彼らのような若手を、心底応援できる男になろう!
そんな思いを込めたメッセージを、読んでくれる方がいなくても、
“勝手に”発信していけたらと思う。
twitterはじめました。人間観察、お仕事、趣味いろいろつぶやいていきます。
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