なぜ投資を長期で続けられないのか!?
この記事については投資家が株式投資を辞める理由について記載をしたいと思います。
株の平均の平均保有期間については約5年と以外と短いです。
老後の資金を確保するために、株式投資を始める方が多いと思いますので、それならば、保有期間はもっと長くなると思います。
しかし、現実の平均保有期間というのはかなり短いものになっていますが、それが何故なのか、その理由について上位のものを記載したいと思います。
1.資金不足
(1)現金が必要になったから
生活費や緊急資金が必要となり、投資資金を引き出さざるを得ない状況になることがあります。
投資目的によっては、車を買うためや結婚式のためにお金を貯める人もいるので、この理由については当初の目的に合っているなら良いと思います。
しかし、老後のためと思って投資をしていたのなら、もったいないと思います。
投資の原則は余剰金でやることです。
現金を必要になったとき、含み益があればいいですが、損失を抱えたまま、泣く泣く現金にしたのなら、投資計画に問題があった可能性があります。
(2)投資できるお金がなくなったから
生活支出が増え、株式投資に回せる資金が不足することがあります。
追加投資を辞めるだけなら良いと思いますが、そのまま投資を辞めてしまうのはもったいないと思います。
投資は追加投資をしないで、寝かせておくだけでも複利の効果で資産が増える可能性があるので、追加資金がなくなった場合でも、投資は継続した方が得策だと思います。
2.損失経験
市場の急激な下落により大きな損失を被った場合、投資を続けることが困難になり辞めてしまう方がいます。
株式投資では約8年おきに暴落が発生すると言われていますが、その際に資産が半分以下になることも考えられます。
人間のメンタルは自分で考えているほど、強くないことが多いので、暴落があった際に狼狽売りして、株式市場から退場してしまう場合があります。
3.感情的なストレス
(1)感情的なプレッシャー
株価の変動に対するストレスや不安から、投資を続けることが負担になることがあります。
株価を気にする投資については、日常生活でも気になってしまうことがほとんどです。
頻繁に携帯電話などで株価を気にしていては、疲れてしまいます。
株価が上がっているときは嬉しいと思いますが、下落することもあるので、そのときには精神的ストレスが溜まってしまいます。
このように毎日株価を気にする投資では、投資疲れにより、投資をやること自体が嫌になってしまうこともあるでしょう。
多くの方は、株価を気にしない投資の方が良いと思います。
株価をそこまで気にしなくてよい投資は投資信託や高配当株投資があります。
今の投資が株価を気にしすぎて疲れてしまう方は、投資方法を変えることをオススメします。
(2)決断疲労
頻繁な売買や市場の監視に疲れ、心理的な負担が増大することがあります。
株式投資は買うときより売るときの方が難しいと言われています。
私の経験上だと、買うときのストレスというものはそこまでないですが、売るときとなると頭を悩ませます。
それはなぜか、売るときには売った後に株価がさらに上がる可能性があるからです。
できれば、株価が高いときに売りたいですが、売った後に急騰することもあります。
その際には、売ったことに対する後悔がストレスになります。
売買を繰り返すと後悔をすることの連続です。
売って良かったときもありますが、売って後悔することもあるので、そのストレスに耐えられる人なら良いですが、なかなか難しいと思います。
私の場合は売買を繰り返す投資は辞め、売買の少ない高配当株投資に変えました。
4.資金がほとんど増えなかったから
株式投資は長期的には資産が増えていきますが、基本的にはいきなり増えるものではありません。
投資知識が少ない方だと、株は一気にお金が増えると思っている方もいますが、安全的に資産を増やしたいなら平均年率は約5%だと思っておいた方が良いでしょう。
投資で一気に資産を増やす方法は存在しますが、オススメしません。
投資の世界には海外の天才的な人もいますが、その方々を出し抜いて自分は勝てると思う方はハイリスク・ハイリターンの道を選んでも良いのかもしれませんが、多くの方はそんなことできないと思います。
早く資産を増やしたいけどリスクをあまり取らない方は投資資金を増やす方法がオススメです。
同じ年率でも、投資額によって全然違ってきます。
なかなか1000万円も投資できる人は少ないかもしれませんが、倹約や副業によって投資資金を増やせば資産を増やす速度は上がるので、早く資産を増やしたい人には良い方法だと思います。
5.まとめ
新NISAが話題となっていますので、今年から株式投資を始めた方は多いのではないでしょうか。
今年から始めた人は資産が面白いほど増えているが多いと思いますが、株式投資には暴落が付きものです。
投資の平均年数が5年というのは、それだけ投資を長く続けるのは難しいということです。
資産が増えている際は、多くのお金を投資に入れたくなると思いますが、投資の原則は余剰金でやることです。
投資を辞めてしまう理由を参考に将来に備えていただければと思います。
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