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ゆっくり貯めたお金はゆっくりと出ていく

 お金を貯めたと言っても、コツコツと何年も掛けて苦労して10万円を貯めたのと、臨時収入でほとんど苦労することなく貯めた10万円では、気持ちのとらえかたが違うと思います.

 今回は、苦労して貯めたお金と苦労することなく貯めたお金の出ていく早さについて考えた記事になります.


1 ゆっくり貯めたお金とは

 お金を得る方法はいろいろあると思いますが1番身近な方法は給料収入ではないでしょうか.

 給料で得たお金は、毎日苦労してやっと手に入れたお金になります.

 給料を得ても、全てを使ってしまっては貯金をすることはできないので、節約や倹約などをして貯金していると思います.

 このような貯金の方法はよっぽどな高収入な人でなければ、一気にお金は貯まらないと思います.

 これこそがゆっくりと貯めたお金になります.

2 すぐに溜まったお金とは

 ゆっくりと溜まったお金の反対について考えてみたいと思います.

 給料収入以外でお金が入って方法としてはパチンコなどのギャンブル宝くじなどがメジャーでしょうか.

 パチンコや宝くじは1日で何十万円のお金が入ってくることがあります.
  
 私は昔パチンコや宝くじを頻繁にやっていた時期があり、その時はお金が一日だけで数十万円入ってくることがありました.
  
 もちろん失ったお金は同等額以上ありますが・・・(笑)

 パチンコや宝くじについては、いろいろ研究をした上でやったりするので、全く苦労していないわけではないですが、本業の仕事で得た給料よりは苦労しないで得たお金だと思います.
 
 このようにあまり苦労しないで得たお金はすぐ溜まったお金になります.

 その他にも、親族などからもらったお金もすぐに溜まったお金に分類されると思います.

3 お金も特殊相対性理論の影響を受ける

 特殊相対性理論は「アインシュタイン」が発表したもので、簡単に説明しますと、夢中になっている時に過ぎる時間が早いけど、退屈な時の時間は長いと思います.

 このように、動いている人と止まっている人の時間の流れが違うことを証明した理論になります.

 お金も同じで特殊相対性理論の影響を受けています.

 お金をどのように入手したのか、金額はどれくらいなのかによって使い方が変わります.

 ゆっくりと貯めれば、ゆっくりとお金は出ていきますし、すぐに溜まったお金はすぐに出ていきます.

4  例から考えてみましょう


 下記の2つの例の場合を考えたと思います.

・コツコツと何年も掛けて苦労して貯めた10万円
・臨時収入ですぐに溜まった10万円

 一概には言えませんが、多くの方は、使い方や使い道を変えるのではないでしょうか.

 私は、「コツコツと何年も掛けて苦労して貯めた10万円」はなるべく使いたくないと考え、「臨時収入ですぐに溜まった10万円」については頑張ったご褒美に何か買ってもいいかなと考えてしまいます.

 同じ10万円でも、感情的なとらえ方は違ってくるので、無駄使いが多くなってしまうのは、「臨時収入ですぐに溜まった10万円」だと思います.

 反対に「コツコツと何年も掛けて苦労して貯めた10万円」はせっかく貯めたお金なので10万円を下回りたくないなど考えて、使うことをためらうのでないでしょうか. 

5  まとめ 

 誰しもがお金は早く欲しいと思います.

 しかし、お金を手に入れる方法によって、使い方が変わってしまうのが人間です.

 ギャンブルや宝くじでお金を手に入れる方法を否定するつもりはありませんが、手に入れたお金をしっかりと貯めることができているかは考える必要があると思います.

 ゆっくりとお金持ちになりたい人はいないと思いますが、ゆっくり貯めることも重要です.

 苦労して貯める過程によって経験や知識得ることができます.

 いざ大金を貯めた時に経験や知識がある人とない人ではお金の減る速度が違ってくると思います.
 
 大金を貯めてから不幸にならないためにも、貯める過程もゆっくりと楽しんではいかがでしょうか.


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