【 外部研修 】川鶴酒造×柴田屋×バイタリティ
バイタリティでは全国の酒蔵さんにお世話になり、酒蔵の見学・酒造り研修を行っています。 川鶴酒造×柴田屋×バイタリティでオリジナル日本酒を作るプロジェクトを発足しました!
今年初めての酒造り研修を川鶴酒造さん協力のもと、日本酒を作ってきた2人に話を聞きましたのでご覧ください!
川鶴研修 1日目
Tさん:初日は移動日でした。
酒蔵周辺の水がめ(五郷ダム)の見学、契約農家の農地を見学させていただきました。
水がめや契約農家の農地を訪れてみて自分が想像していたよりも山の中、自然豊かな場所で「ここなら美味しい米も水も作れるだろうな」と感じました!
Tさん:1日目の日本酒造りとしては、『踊り』という三段仕込みのうちの2日目、酵母を増やすために作業お休みの日でした。
蔵の見学をさせていただき機械ではなくほぼ手作業の現場に圧倒され、
普段店舗で提供する日本酒が作られるまでの工程、時間の全てに造り手が関わっていると感じました。
Tさん:座学にて川鶴酒造さんの酒蔵は年代を重ねるごとに増築を繰り返したらしく、その跡を見るだけでも長く続いてきた歴史や、川鶴酒造さんの名前の由来を聞くことができました。 普段日本酒を知るためにラベルの意味を調べることはあっても、そこから酒蔵の由来までは調べたことは無かったのでとても新鮮で初めて知ることがたくさんありました。
Sさん:明治・大正から使われている施設が現在も使われていて、最新の機械等もあり、蔵を見学するだけで川鶴酒造さんの歴史を感じる事ができました。
初日は実際に酒蔵の中で動いて何かをすることはなかったですが懇親の場として飲みに行き、宿に戻ってきて日本酒の名前決めを行いました。
名前決めは宿の一室に集まり、軽くお酒を飲みながらラフな感じで始まりました。
Tさん:オリジナル日本酒に対して、そもそも名前からどんなイメージを持って欲しいのか。バイタリティだけでなく、3社共同で作るのだからそれぞれに関連した名前がいいなど様々な意見が出ました。
Sさん:まとめ役はマネージャーと、柴田屋の担当者さん、
2日に渡り名前決めの話し合いが行われ、一緒に行った同期Aが『えぇる』(3社の理念から1文字ずつとったもの)を発表し、『番長』(バイタリティ社長のあだ名)は僕が発表し、『酔いどれ』は同行した店長の考えから名前がでました。
川鶴研修 2日目
Sさん:『仲仕込み』と言われる仕込みの日で3日目に行う2回目の仕込みのことです。
作業としてはこんな感じです。
検温して分析
⇩
洗米(翌日分)
⇩
蒸し(当日分)
⇩
麹・水・蒸米の追加(仲仕込み)
⇩
室での作業(きりくずし、種付け(酵母を振りかける))
Tさん:洗米は水が冷たく、お米はとても重い、本当に重労働。
酒米を蒸した後も酒米をスコップで掘り、機械に乗せて冷ます作業も重労働でした。
Tさん:ほぼ洗米の記憶しかないですがそれだけ重労働で、しかし楽しいと思える仕事でした。
何十キロの米を小分けにして洗う作業とその後秒単位で管理する吸水の2つを行い、知識では知っていても体験することで改めてここから酒造りが始まると実感できました。
川鶴研修 3日目
Tさん:『留仕込み』っと言われる仕込みの最終工程です。
作業内容は以下の通りです。
検温・分析
⇩
洗米(他の酒の翌日分)
⇩
蒸し(当日分)
⇩
麹・水・蒸米の追加(仲仕込み)
⇩
室での作業(きりくずし、種付け(酵母を振りかける))
Tさん:麹室での作業が想像していたより大変で、
終わったあとは一番に次の日の筋肉痛を心配しました。
しかし普段入ることの出来ない場所で酒造りで最も重要な作業をしている。その貴重さと、同時に酒造りの度に繰り返す蔵の方々の努力を感じられる仕事でした。
Sさん:酒米を糖化、発酵させる作業は命懸けで酒米に麹菌を振る作業は高温多湿。
早朝から毎日行っていると聞いて驚きました。
貴重な体験をさせていただいた3日間の研修が終わり、この後の作業は引き続き川鶴酒造さんにお願いをしました。
↓そうしてできたのがこちら!!↓
5月12日にバイタリティ初のオリジナル日本酒
「 酔いどれ 番長 えぇる 直汲み生原酒」が12本限定で炉端横山 馬喰町店で先行販売されました。※2022.5.24時点で完売となりました!!
↓「 酔いどれ 番長 えぇる 純米生原酒」
今後はバイタリティの各店舗で「 酔いどれ 番長 えぇる 」として納品され、今後は季節によって違う味わいを楽しむことができます。上の写真は5月21日以降に各店に届いて、インスタにて宣伝されている様子です!
ぜひ一度ご賞味ください!
みなさまのご来店お待ちしております°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
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