フォトスポット満載の南禅寺②南禅寺に到着&インスタスポット水路閣
南禅寺に到着
秋には紅葉の名所として人気の南禅寺。今の時期は青もみじや苔の翡翠のようにフレッシュなグリーンが美しい。
門をくぐって法堂へ
大きな門をくぐって境内をすすみ法堂へ到着(法堂は、法式行事や公式の法要が行われる場所であり、南禅寺の中心となる建物。
創建当時のものは、応仁、文明の乱で焼失しましたが、文明11年(1479)頃に復興されました。その後、慶長11年(1606)豊臣秀頼の寄進により大改築されましたが、明治26年(1893)の火災によって焼失)
門をフレームにしてピクチャーインフレームの構図も面白い。
内部の須弥壇上中央に本尊釈迦如来、右側に獅子に騎る文殊菩薩、左側に象に騎る普賢菩薩の三尊像を安置し、床は一面の敷瓦。屋根は林立する巨大な欅の円柱に支えられ、天井には今尾景年画伯畢生の大作と云われる幡龍が描かれている。
天井絵の龍は写真でも迫力が伝わる。
赤煉瓦が美しい水路閣
琵琶湖疏水の分線(蹴上以北)にある水路橋で1888年(明治21)完成。南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮して田辺朔郎が設計、デザインした。全長93.2メートル(幅4メートル、高9メートル)レンガ、花崗岩造り、アーチ型橋脚の風格ある構造物で、静かな東山の風景にとけこんでいる。
アーチのシンメトリーの美しさや、赤レンガが醸し出す歴史の長さ。水の流れと煌めきなど、面白い構図が満載だ。
次回はJRの「そうだ京都、行こう」でおなじみの天授庵に足を運ぶ。
文•写真:Takeshi Shimazu[Vision.e.w]
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