フォトスポット満載の南禅寺③[そうだ京都、いこう]でおなじみ南禅寺、天授庵
JR東海「そうだ京都、いこう」
1995年のJR東海の[そうだ京都、行こう]キャンペーン紅葉をピクチャーインフレームで表示したコマーシャルが印象的だった南禅寺。
実は天授庵も2013年に紹介されている。
CMでは紅葉の時期ですが、お邪魔した今は青もみじのシーズン。
薄暗い部屋から見る庭の景色は絵画のようにも見える。
建物がつくるフレームがいたるところにあるので、私が好きなピクチャーインフレームで撮影することができて、後で見てもとても気持ちの良い写真が多い。
植物の変化で通年楽しめる庭
天授庵は多くの自然に囲まれた庭で、季節のうつろいにあわせて彩もかわる。風景写真はもちろん、植物への接写も素敵です。とても大きな石灯籠も絶妙なバランスで迫力満点。
南禅寺の塔頭のひとつ。暦応2年(1339)に南禅寺の第15世であった虎関師錬が、南禅寺開山である無関普門を祀る開山塔の建立を願い出た折に、その庵として創建された。
応仁の乱で焼失したが、慶長7年(1602)、細川幽斎(藤孝)によって再建。
白砂と苔の美しい枯山水の東庭、南北朝時代の古庭の味わいをもつ池泉回遊式の南庭がある。
※そうだ京都、いこうオフィシャルサイトより引用
”https://souda-kyoto.jp/guide/spot/nanzenji-tenjuan.html”
枯山水と池泉回遊式庭園
天授庵には「静と動」2種類の庭がある。
静の枯山水を通り、動の池泉回遊式庭園に向かう。
モネの絵画のような蓮池と鯉
池泉回遊式庭園に入ると小さな滝や竹林のざわめき。
水のせせらぎと蓮池の鯉がつくる水紋。枯山水が一時停止だとするなら、動画が動き出したような心象で、感動を覚える。
モネの絵画の代表作「睡蓮」を彷彿とさせるような素敵な空間がそこにはあり、自分のカメラで絵画のような一瞬を切り取る楽しみを存分に味わえる。
南禅寺周辺のフォトトレッキングの記事は今回まで。
疲れを感じることも少なく、楽しんで歩くことができた。
つぎはやはり紅葉の季節に改めて訪れたい。
情報
南禅寺 天授庵
京都市左京区南禅寺福地町86-8 MAP
電話番号 075-771-0744
拝観時間 9:00~16:45(11/15~2/末は16:30)
拝観料 500円
拝観休止日 11/11午後~11/12午前
アクセス 地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約10分
文•写真:Takeshi Shimazu[Vision.e.w]
sonyα7Ⅱ
リンク
INSTAGRAM
https://www.instagram.com/takeshi_shimazu/
LITLINK(各サイトへのリンクはこちら)
https://lit.link/visionew