編集者ぽい1週間を過ごした
今週は編集者としての時間をたっぷり過ごした。
このところキャリア支援や人事関連の時間が増えていたので、あらためて編集に費やす時間はちょっと新鮮。
昨日も呟いたが、まもなく産声をあげるへんいち文庫最新刊の最終作業が現在佳境に。
まもなくといっても、微調整を経てあと1か月はかかるのだけど。
早くみなさんにお披露目できるよう、全力奮闘中!
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エッセイ講座は上級コースの申込が今日〆切を迎える。
対象はメンバーシップ会員限定、かつ中級コース修了者に限るので業務連絡のようになるが、申込検討中の方は忘れず今日中に。
エッセイ講座は受講生にとってハードな学びの場になるが(なってる?)、僕にとっても同様に、もしかするとそれ以上に学びの場となっている。
毎月送られてくる原稿に目をとおすたび、そう来たかとか、そういう表現もあるよなとか、勉強になることだらけなのだ。
講座とかいいながら、ちゃっかり編集者としての腕を磨かせてもらっている。
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同じくメンバーシップ限定で先日開催したイベント〈みんなで作文〉が大盛況のうちに幕を閉じた。
参加者が順番に短文を足していって長篇の小説を作るイベントだ。
今回は7名が参加され、13日間のうちに115回足され、9954字の小説に。
スタート時点では登場人物の設定も何もなく、ただ100字程度の書き出しを僕が提供するのみで、あとは参加者のみがあの手この手を次々と繰り出す。
参加者の一人、sawayakasapuriさんがスタート時点で呟かれたのがこちら。
7名の筆でいつの間にか主人公は「桃ちゃん」と命名され、梅さん、竹ちゃん、牡丹さん、松さんと織りなすコメディータッチのドタバタ劇に。
まるで生命体のように前進しながら成長する作文に日々ほぉ!へぇ!を連発しながら見守ったが、できあがりを読んでみて改めて、ほぉ!へぇ!
7名がなんの打合せもなく体当たりで紡いだとは信じがたい大作だ。
仕上がった作品はこちらでお読みいただける。
参加されたにぐまっちさんが終了後に嬉しい紹介記事をあげてくださった。
キャッキャ言いながら「共通のデータベース」の中で物語を繋いでいく感覚だったのだそうだ。
にぐまっちさんはただそれだけでなく、過去のトラウマを乗り越えるという繊細かつ重要な場としてもこの〈みんなで作文〉を活用されたとのこと。
図らずもそんな場を提供できたこと、主催者としてただただ嬉しくて。
sawayakasapuriさん、にぐまっちさんはじめご参加の7名のみなさん、本当にありがとうございました。
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…という編集者ぽい1週間を過ごした。
(2024/10/9記)
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