1 挨拶
皆さんこんにちは。
先程、長編小説の概要を確立させることが出来ました。
つきましては、以下の通り、その表紙・解題・概要等を、ご紹介させて頂きます。
2 拙作『トロピコ市民共和国』
以下の通り、拙作の解題から引用しつつ、様々な文献や情報をも紹介いたします。
2.1 拙作の概要
まず、拙作は、Limbic Entertainment社が開発して下さった経営シミュレーションゲーム『トロピコ6』を舞台にした、ZUN(太田順也)先生並びに上海アリス幻樂団様の代表作である『東方Project』の二次創作であり、ゲーム自体と原作自体とは全く以て一切関係無く、「東方Projectの二次創作ガイドライン」に遵守した二次創作のフィクションの長編小説である。
また拙作は、同様に『東方Project』の二次創作である拙作『レイマリ 抒情的・美学的・哲学的な恋愛物語詩集』を前日譚(たん)(番外編)とし、そしてその続編の作品(本編)である。
次に、拙作は全五巻で構成されており、上巻・中巻・下巻の三巻は、本作の本編であり、補巻は本作の本編の内容ではあるものの、その内容が戦争であるため、前述の三巻の内容が大きく異なる。そして別巻であるこの巻は、解題と後書きがあり、そして遺書と書簡集である。
そして拙作は、長大なフィクションの政治小説・歴史小説・経営小説、そして戦争小説である。以下の通り、具体的に説明する。
2.1.1 政治小説
政治の意味は、以下の通りである。
前作『レイマリ』の物語の終盤は、幻想郷史上最大にして最悪な大異変によって幻想郷が全壊する寸前まで陥るものの、博麗霊夢と霧雨魔理沙の二人は、その相思相愛を以て大異変と大激変を繰り広げ続けた結果、間一髪で大異変に辛勝し、幻想郷の全壊を阻止する、というものであった。
しかし、大異変による惨禍と大激戦により、幻想郷は全て完全に廃墟と焦土へと化し、居住することはおろか、すぐに再建することですらも不可能となってしまった。そこで幻想郷の住民達は、「下の世界」即ち「現実世界」へと移住しては、仮住いする場所を設け、そして幻想郷を再建と再興する力を長年掛けて蓄積と鍛錬すると同時に、大異変の原因であった現実世界の激動の時流を根本的かつ徹底的に根絶し、そして二度と同様の大異変が起こらないようにするまで解決してから、幻想郷を再建と再興して帰還する。これが、今回の拙作『トロピコ市民共和国』の物語の概要であり、そして、幻想郷の住民達が仮住いする場所が地球上の太平洋上に存在する「トロピコ島」であり、後に幻想郷の住民達と原住民達・移民達が一致団結に同心協力して、「トロピコ市民共和国」と言う島国を建国するが、この島と島国こそが、『トロピコ6』を参考にして設けた本作の舞台と国家である。
さて、以上が『トロピコ市民共和国』の物語の概要であるが、自分が拙作を政治小説として創作する動機並びに目的は、以下の通りとなる。
実に残念ながら、「政治」と言う言葉を聞くと、総じて人間の弱さ・醜さ・愚かさ・悪さ等が真っ先に思い浮かぶ人々が多いであろう。そして実際、政治学・歴史学・社会学等を研究すると、それを学び知ることになる。しかしながら、社会の対立や利害を調整する為に、人々が自制・自重・自省・自戒等しては、克己して謙譲し合い、そして社会全体を統合すると同時に社会の意思決定を行う為に、健全な利己心と誠実な利他心を同時に兼ねてこれを実現する作用、これが政治ではないだろうか?政治は確かに遠くて大きいものである。故に「社会」と「国家」という概念がある。だが同時に、政治は確実に近くて小さいものでもあるのだ。故に「個人」と「家族」という概念がある。
拙作は、政治がいかに必要で重要であり、そしていかに身近で日常的・基本的なものであるのかを読者の皆様方に訴え、更には、権力と民主・秩序と自由・個人と公共・統一と多元等を、読者の皆様方が主体的に再考することに貢献できることを切に願っている。
2.1.2 歴史小説
歴史の意味は、以下の通りである。
四字熟語に、「反聴内視」・「反躬自問」・「反躬自省」等があるが、自分は、私達人類が、数え尽くせない程の甚だしい弱さ・醜さ・愚かさ・悪さ・病等を、常しえに抱えては繰り返し続けつつも、それと同時に、大変遅いながらも、着実に改善と進歩し続けると信じている。
自分はこの厭世的で悲観的でありながらも、積極的な楽観的な希望と信念を以て、読者の皆様方に本作のフィクションの歴史、人類が繰り返し犯し続ける暗愚や醜態に罪過、そして幻想郷の住民達と人類の猛省と改善に成長や進歩の歴史をお届けし、いかに猛省に改善が必要で重要であり、そして進歩がいかに困難でありながらも、実は意外にも簡単であるのかを、読者の皆様方が実践的に気づくことに貢献できることを切に願っている。
2.1.3 経営小説
経営の意味は、以下の通りである。
経営は、共同体・組織・企業等に関する活動であることは、既に周知のことではあるが、それが、国家・家族・個人等に関する活動でもあることは、実質的には、あまり認知されていないのではないだろうか?思うに、政治が国家の利益並びに人民の幸福に奉仕し続けること・お互いに愛、学、財等を兼備して家庭を協力して築いては守り続け、そして家政を以てそれを改良や発展等させ続けること・自発的、自主的、能動的、積極的、知的、主体的な自由を確保しては護持して、自分自身の人生の為に自ら自力で創造し続けること、この三事は滅多に無いため、そうなるのも至極当然であろう。
しかし、自分は以下の言葉とその思想で、この現実に創造的で主体的に善く抗い続けることを貫徹する志をより一層高めた。
自由ある人生において「autonomy(オートノミー)」(自主性・自律性・自決自治)は、必要不可欠にして重要不可欠である。オートノミーを以て主体的に学び知っては自ら生きていけば、政治に国家は確かに政府の仕事と決定であり、歴史に運命は確かに天の命令と既定であり、経営に巨富は確かに経営者の決断と資本家の意志であると学び知るものの、いずれは自分自身の為に自らの自力で、それらが自分自身の仕事と決定・受容と解釈・決断と意志へと変えていくことが可能であり、そして大切であると、学び悟ることであろう。
自分は「autonomy(オートノミー)」に基づいて、「労使関係が止揚する」即ち「対立から交渉へ、交渉から協定へ、協定から協調へ、協調から融和、融和から一体へ。」と言うように、経営が創造的で発展的に高度化、そして調和的で進歩的に深化し続けることが、今後の人類のあらゆる経営の善き未来であると心底から強く信じている。この信念を読者の皆様方に長編小説という形と内容で共有して、懐疑的かつ批判的、そして発展的に考えて下さることを切に願っている。
2.1.4 戦争小説
戦争に関する古哲達の格言に、以下のものがある。
四字熟語に、「緯武経文」・「右文左武」・「允文允武」・「文武兼備」・「文武両道」・「好学尚武」・「文事武備」等がある。拙作では、トロピコ市民共和国を、「反戦しては平和を誠に愛する経済大国・軍事大国・重武装中立国、そして、民主国家・法治国家・文化国家・科学技術創造立国」として著述し、読者の皆様方が「戦争がいかに醜悪で悲惨であると同時に必然的な存在であるのか。」・「平和がいかに大切で尊いものであると同時に凄まじい程までの不尽にして不断の奮励努力の結実であるのか。」・「軍事の必要不可欠と重要不可欠性、そして軍民転換と軍民両用の善用」等について、学び問うては深く考え始めることに貢献できること、そして微力ながらも、着実に、平和主義・国際協調主義の主体的で強大な善き国防に貢献できれば、誠に幸甚の至りである。
2.2 拙作の構成
拙作は全五巻で構成されており、その大まかな主題と物語及び内容は、それぞれ以下の通りである。
以上のように、拙作は、小説としては、上巻・中巻・下巻の内容はトロピコ市民共和国の国史であり、補巻の内容はトロピコ市民共和国の戦史であり、別巻は書簡集であり、そして学問としては、別巻は理論編であり、上巻・中巻・下巻は実践編であり、補巻は理論と実践を兼備した軍事学編である。
そして上巻・中巻・下巻の主題並びに物語は、「実事求是」(事実の実証に基づいて物事の真理を追求する)・「経世済民」(世を善く統治しては人民を救護する)・「利用厚生」(事物や物事を活用に善用しては、その利益で民生を豊富で敦厚なものにする。)の三つの主軸で、体系的に構成されている。この三つの主軸に基づいて、トロピコ市民共和国の七転び八起きの成長・発展・進歩等を著述し、読者の皆様方が、人類の成長・発展・進歩等について学び問うては深く考え始めることに貢献できることを、切に願っている。
2.3 拙作の思想と参考文献
前述の創作の動機並びに目的・拙作の主題・拙作の物語等から、以下の四人の先哲達と学会の全集・著作・注解書や解説書・参考文献等を、拙作の参考文献として用いさせて頂き、そして、それらの思想を学術的・体系的に網羅しては、物語並びに歴史として批判的に解説と詳解すると同時に、理論的かつ実践的、そして発展的に応用しつつ独創していく。四人の先哲達と学会は、そしてそれぞれの文献は、以下の通りである。
ZUN先生と上海アリス幻樂団の関係者各位、数多くの『東方Project』の二次創作者の方々、Limbic Entertainment社の関係者各位、先哲や諸賢、研究者に学会や出版社の方々の碩学や偉業、出版サービス「MyISBN」、そして誰よりも、自分の父に、心底から誠に深謝の念を示す。
3 結語
以上となります。
今から家事・運動・食事を行い、そして休憩後に、詩作活動を再開します。
必ずや長年を掛けて研究活動と執筆活動を行って、立派な長編小説(総3970頁)に完成させて出版します。