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拙作の解題の完成

1 挨拶

 皆さんこんにちは。
 ここ数日間、自分は拙作の下準備と解題の著述を行い、先程完成させたので、以下の通り、一部の参考文献の紹介と共にご紹介させて頂きます。

2『申夭録 毋意・毋必・毋固・毋我・文・行・忠・信』

 「汚職」、これは、中国とベトナムが抱えている極めて深刻な経済的・政治的・歴史的・文化的な社会問題であり、その被害に弊害等もまた、極めて甚大な上に深刻である。汚職の激減に解決や克服は、今後ますます法学や倫理学、そして教育社会学や開発経済学等の重要な課題の一つとなることであろう。しかしながら、今現在、こよなく愛する我が祖国ベトナムの国都ハノイにて、この序文を著述している自分は、様々なニュースに父方祖母と父親との議論等、そして親族に遊びに行った時の生活ぶりに態度や言動、更には人々の生活や勤労等を見聞きして、汚職の解決や克服はおろか、激減、いや、軽減ですらも、決して容易なものではなく、数十年・数世代もの年月を掛けて着実に軽減、やがて激減、そして解決や克服していなければならない。「賄賂は文化」・「夜の盗み人は賊、昼の盗み人は官」と言う父の言葉が、この序文を著述している今現在の自分に、深く痛々しく染み込んでいる。

 ところで、汚職問題と聞くと、多くの人々は「官僚」を真っ先に思い浮かぶことであろう。それは確かに間違っておらず、正しいが、それはあくまでも全体の一部に過ぎずに、多様で複雑な因果関係と構造によって、蔓延(まんえん)しては深刻化と常態化し続ける弊害である。ベトナムでは、汚職の撲滅等を掲げる政治家達に政策、法律に死刑も含めた厳罰が数多く存在しており、人民は汚職の撲滅や根絶を熱弁しては断行する政治家達(ダナン市の元書記長のNguyễn Bá Thanhや元国家主席のNguyễn Phú Trọng等)とその政策を熱烈に応援や支持等するが、その一方で、汚職の因果関係を解明しては、具体的かつ建設的に説明と批判や非難を行って、厳罰ではなく、産学官民連携で汚職を多様な観点に方策や運動等で抜本的かつ徹底的に撲滅や根絶等していくことを提唱する政治家達・研究者達・活動家達等は、ほぼ存在せず、また、人民もそのような長年の政界や学界等を疑問視するような声はほとんど無い。更に、前述の元ダナン書記長のNguyễn Bá Thanhや元国家主席のNguyễn Phú Trọngの辣腕な汚職撲滅や汚職根絶の政策は、人民に高評価されているが、自分は父の助力を得つつ、独学で様々な情報を調べては、疑惑や反対意見をも収集して、社会哲学や政治哲学を以て懐疑的や批判的に分析や考察等した結果、やはりまだ汚職の抜本的かつ徹底的な解決や克服は愚か、学術的な解明や理解等すらも、ほぼ全く出来ていない。更に父は、自分が後書きに著述した参考文献の内、汚職対策に関するベトナムの文献資料の購入を父に依頼した時、自分の依頼に直ぐに応えてくれたものの、「それらの文献資料は信頼にする値しない」や「有言不実行となっている」と断言し、その後、ベトナムの学界と法曹界の偽善や欺(ぎ)瞞(まん)ぶり、地位や名誉の獲得だけの為の研究発表、法の恣意的な解釈や運用、対立する勢力の排斥の為の口実となる大義名分作り等を、教えてくれた。実際、自分がざっと目を通しただけでも、確かに法の解釈や運用はおろか、法自体の内容までですらも、恣意ぶりや独善ぶり、検閲や情報操作、大言壮語や本末転倒等が数多くの散見され、そしてその根底には、一党独裁制をあくまでも維持するという政治的意図がある。

 そこで自分は、我が祖国ベトナムと、我が第二の祖国日本の文献資料を用いて、汚職の因果関係を解明しては、具体的かつ建設的に説明と批判や非難を行って、産学官民連携で汚職を多様な観点に方策や運動等で抜本的かつ徹底的に解決や克服(撲滅や根絶等の言葉の使用は大言壮語)して、国家の発展と人民の福利を円滑に増進させていくことに貢献する為に、この拙作を著述した次第である。拙作は「国基は人民」という思想を以て、人民の各個人が、まず不断の修身に修徳を積み重ねて、次に正しい社会生活に勤労、そして善き私生活に娯楽、更には向学に自己啓発を行うことが、汚職の抜本的かつ徹底的に解決や克服の要因の一つになることを、心の底から誠に深く信じている。

3『義以為上 投資の哲学的な省察とそれに基づく実践躬行』

 この解題を著述している昨日の二〇二三年二月八日、自分はこよなく愛する我が祖国の国都ハノイにて、自分は父と共に、ある大企業の社長であり、そして父の親友である男性と、四年ぶりに再会を果たした。そして、仕事・経営・家族・人間関係・祖国の現状・浪費や汚職、そして、会社や祖国の将来等の話について聞かせて頂いた。

 別れる前の話では、社長は「私は妻から『あなたは貪欲(Tham lam)な人と』と言われている。」と言ったが、自分は「いいえ、小父さんは熱心(Ham)な人です。」と自分はい言い、社長と父は大いに喜んだ。思うに、欲と意の主従関係の変化が、人間として、そして人生の分岐点となるのだ。欲が主人で意が従者であれば、それは貪欲であり、逆に意が主人で欲が従者であれば、それは熱心であり、前者から後者への変化こそが、人間としての成長であり、そして同時に、人生の進歩ではないだろうか?

 帰宅後、自分は半日に亘って、社長の偉大さと苦労ぶり等を改めて深く想いつつ、内観に内省を積重ね続け、そして夜に父は最新の大型パソコンを購入して帰宅した。そのパソコンは、今後の在宅勤務をはじめ、研究活動、そして投資家になる為の勉強・研究・活動等の為のものであった。その後、父との夜の散歩と父との会話で、自分は遂に以前から投資家になる志を確りと立てた。こうしてその翌日である本日にて、この拙作の解題を著述している。

 外国人技能実習制度の監理団体・日本語学校・特定技能制度の登録支援機関等に所属に勤務していた時代、そして今、日本にてアルバイトの医療関係従事者として勤務している自分は、こよなく愛する第二の祖国であり、そして先進国である日本の相対的貧困・技術的遅滞・思想的停滞等を痛感しており、また、止まらないどころかますます進んで深刻化する少子高齢化に労働力不足、物価上昇や増税等、その一方で、一向に改善されない悪しき同調圧力や現状維持思考、形式主義に事勿(なか)れ主義や日和見主義、すっかり聞き慣れては完全に呆れ果てた「誠に遺憾である」に「検討に検討を重ねる」や「今のままではいけないと思います」等…愛国者たる者、祖国の惨状に危難を確りと理解に認識しては、己自身の義を見出して、勇んでいかなければならない。そして自分が見出した義は、自身の経済活動の新規と経済力の向上を実現しては、十二分な自活を完成させて、父からの生活面における半分の扶養を完全に終わらせて、逆に家計に貢献できる程の経済力を確保し、そして父からの借金返済を完遂すると同時に、経済的な親孝行を本格的に開始することである。

 この義を勇んで遂行していく為には、これまで通り、外勤の医療関係アルバイトを確りと頑張ることはもちろん、今後、別の拙作『トロピコ市民共和国 人間工学とその哲学的応用』でも述べたように、二次創作の小説サイトの創設と運営を行って、まず知名度と高評価を確保、やがては、広告収入をも確保していくこと、そして後述の通り、投資の勉強や研究に訓練や実践等に挑戦する等、新規の経済活動を開始していくことを自分は決行した。
 さて、この拙作の内容は、副題の通り、自分の「投資の哲学的な省察とそれに基づく実践躬行」である。大学時代の後半、自分は『論語』や『晏子春秋』、『大学』や『中庸』、『近思録』や『伝習録』、『老子』や『周易』、そして張養浩先生や呂坤先生、渋沢栄一殿やロバート・オウエン殿、石田梅岩先生やティク・ナット・ハン先生等から絶大な影響を受けて、自分自身の経済哲学は、「先義後利」・「利用厚生」・「経世済民」・「実事求是」等となった。そして、「初心忘れるべからず」や「創業は易く守成は難し」に「初志貫徹」等の箴言を心魂に染み込ませつつ、投資活動の経済的な成功と同時に、知的な向学・心理的な克己・精神的な修養、そして哲学的な省察を遂行していく。

 以上の志の内容とその結実を、この拙作に哲学的に著述していくが、これが、この拙作の主題であり、そして拙作の著述を通じて、「金は天下の回りもの」という格言と、『伝道(コヘレト)の書』の「気(hevel)の気(hevel)、気(hevel)の気(hevel)、万は気(hevel)である。」という至言に基づいて、投資活動における知的な精察に分析や詳解、進歩的な自制や自省に克己、失敗後の猛省に教訓の体得と成功後の謙虚に自重の深化、そして哲学的な経済観念の改善や向上に深化等、確りと誠に自己実現していく。

 さて、以上の立志から、自分は『いろは歌』(作者不明)を思い出しては、改めて深くその歌詞の内容を哲学的に詳解した。歌詞は以下の通りである。

いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ  つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず

いろは歌(いろはうた)とは? 意味や使い方 - コトバンク

 そして自分は、『色は匂へど散りぬるを』〈同人サークル「幽閉サテライト」によって制作された『東方Project』(上海アリス幻樂団⦅開発⦆、ZUN⦅右記の同人サークルの運営者⦆)の非公式二次創作アニメ『幻想万華鏡』の春雪異変の章のオープニング主題歌で、原作の原曲である『神々が恋した幻想郷』を、ボーカルアレンジした二次創作曲。作詞はかませ虎、編曲はIceon、歌手はsenya、アニメーション制作は満福神社。>という傑作をも思い出した。歌詞は以下の通りである。

色は匂へど いつか散りぬるを さ迷う事さえ 許せなかった…
咲き誇る花はいつか 教えてくれた 生きるだけでは罪と
離れられない 離せはしないと 抱く思いは 心を躍らせるばかり
色は匂へど いつか散りぬるを さ迷う暇はない けれど後退り
甘えるか弱さと 甘えられぬ弱さで 悪夢が優しく私を弄ぶ
弱さ知るアナタは今 許してくれた 求める者の欲を
健気に咲いた 刹那の美しさ それを知るには 遅すぎたのかもしれない…
色は匂へど いつか散りぬるを アナタのすべてに 幼く委ねたい…
許せぬ優しさと 揺るぐ独占欲は 秤にかけれぬ 我儘な愛
色は匂へど すべて散りぬるを 短き記憶に 溢れる想い
枯れゆく命よ 儚く強くあれ 無慈悲で優しい 時のように

 以上のことから、自分はこの二つの歌に基づいて、知的かつ倫理的な修正資本主義と楽観的かつ主体的な虚無主義を以て、哲学的な省察を遂行していく。

 さて、この拙作では、「巫女」と「魔女」という、二人の心友にして恋人とその物語に哲学的な交流を著述した。この「巫女」と「魔女」という登場人物とその友情に恋仲のモチーフは、『東方Project』の主人公である「博麗霊夢」と「霧雨魔理沙」と「レイマリ」(東方Projectにおける二次創作の博麗霊夢と霧雨魔理沙のカップリング)である。なお、この拙作は、東方Projectとは全く以て無関係であり、そして東方Projectの二次創作でもなく、あくまでも、原作とその二次創作に絶大な影響を受けて、上記の二人を「モチーフ」(創作の動機となった題材)として「巫女」と「魔女」を独創したということを、ここに明記する。

 話を戻すと、この拙作の物語としての概要は、「巫女」は「道」を体現した美少女であり、「魔女」は「徳」を体現した美少女であり、心友にして恋人である二人は、相思相愛を以て、結婚に出産と育児のために、経済力の確保と向上と同時に、哲学的な思索生知を共にしていくというものである。その哲学的な思索生知こそが、前述した自分の志の内容とその結実に様々な自己実現の内容である。


https://www.pixiv.net/artworks/27720505

 さて、以上の諸事から、数多くの書籍・文献・資料等を探求しては、分析して、精選して結果、拙作の参考文献は、以下の通りとなった。

『賢明なる投資家 【財務諸表編】』(ベンジャミン・グレアム、スペンサー・B・メレディス⦅著⦆、関本 博英⦅訳⦆、パンローリング、2001)
『証券分析 【1934年版第1版】』(ベンジャミン・グレアム、デビッド・L・ドッド⦅著⦆、関本 博英、増沢 和美 (翻訳)⦅訳⦆、パンローリング、2002)
『経済予測 新しいパースペクティブ』(岡部 光明⦅著⦆、日本評論社、2003)
『新 賢明なる投資家 上 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法 《改訂版 現代に合わせた注解付き》』(ベンジャミン・グレアム、ジェイソン・ツバイク⦅著⦆、増沢 和美、新美 美葉、塩野 未佳⦅訳⦆、パンローリング; 改訂版、2005)
『新 賢明なる投資家 下 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法 《改訂版 現代に合わせた注解付き》』(ベンジャミン・グレアム、ジェイソン・ツバイク⦅著⦆、増沢 和美、新美 美葉、塩野 未佳⦅訳⦆、パンローリング; 改訂版、2005)
『グレアムからの手紙 賢明なる投資家になるための教え』(ベンジャミン・グレアム⦅著⦆、ジェイソン・ツバイク、ロドニー・N・サリバン⦅編集⦆、和田 真範⦅訳⦆、長尾 慎太⦅監修⦆、パンローリング、2013)
『懐徳堂事典』(湯浅 邦弘⦅編著⦆、大阪大学出版会; 増補改訂版、2016)
『人間性と経済学 社会科学の新しいパラダイムをめざして』(岡部 光明⦅著⦆、日本評論社、2017)
『ヒューマノミクス 人間性経済学の探究』(岡部 光明⦅著⦆、日本評論社、2022)

拙作の表紙の出典:https://www.haikei-free.com/white/0054.php

 まず、投資の経済的な成功だけではなく、投資の哲学的な研究をも実現するために、ベンジャミン・グレアム先生の遺訓を学習することを自分は志した。

 次に、かつて江戸時代にて、大坂の学術的発展と商人達の商業道徳の育成に長年に亘って絶大な貢献をし続けた学問所「懐徳堂」(徳を抱懐する学堂)の遺業と遺徳を現代的・独創的に学び受け継いで、誠に徳を抱懐することを初志貫徹する投資家になることを自分は志した。

 そして、岡部光明先生の、経済学の人文主義的に人道主義的な展開や進歩等の提唱に、深い感銘を受けて、投資における法令遵守をはじめ、慎独していく中で、道徳心や倫理観、そして利他心や愛国心の鍛錬に向上や深化等をも実践、つまり修徳し続けていくために、先生の立派な著作を懐疑的・批判的・発展的・独創的に研究しては応用していくことを自分は志した。

 以上の三つの志が、参考文献の精選の基準であった。

 ところで、この拙作を通じて、自分は、経済学に関する己自身の無知に無学を、改めて深く痛感した。最初の拙作『愛国心 伯胡への書簡集』で、自分は渋沢栄一殿やロバート・オウエン殿に感化されて、世界中の様々な古代(原始)の哲学や思想がいかに経済活動を誤解に軽視や蔑視に無視等してしまった深く痛感しては、建設的に批判して、『大学』の思想を批判的・発展的・現代的・独創的に継承して、「調富」という経営に経済の哲学・思想を構築したが、自分は、まだまだ余りにも、不徳・未熟・無知等である。今後、経営に経済の哲学・思想も確りと研究していく。特に、愛国者として、教育経済学・進化経済学・開発経済学・厚生経済学等への興味に関心等が高まった。

 先哲や諸賢、研究者や出版社の方々の碩学(せきがく)や偉業、出版サービス「MyISBN」、そして誰よりも、自分の父に、心底から誠に深謝の念を示す。

4『ホー・チ・ミン思想 愛国主義と徳治国家』

 「伯胡(バクホー)」(Bác Hồ)、これは、『自分』(現実の主人格:LVN)と「自分達四人」(LVNの夢の中で生じた四つの副人格)が誠に深く敬愛するホー・チ・ミン主席の敬称であり、日本語での意味は「ホー伯父さん」である。「自分達四人」と信陵君/ホー・チ・ミン主席との縁については、前作の拙作『夢幻の自伝』(全4シリーズ)に全てを詳述していくことにした。

 最初の拙作『愛国心 伯胡への書簡集』の完成直後、「自分」(Nguyễn(グエン) Hoài(ホアイ) Minh(ミン))は、最愛の心友・戦友・同志「Thanh(タイン) Bình(ビィン) Dũng(ズゥン)」と1969年9月3日の夜に、伯胡の死去(実際の死去の日は前日の9月2日だが党が意図的に虚報を流した)を知り、共に慟哭(どうこく)した後に、抗米救国・南部解放・南北統一等を完遂した後に、共に再び新たに伯胡を学び倣っては、今度は軍人の党員としてはではなく、官僚の党員として祖国と人民に奉仕して、祖国と人民の利益と幸福に貢献することを、二人で立志しては誓約し合った。しかし、翌月の10月末、「ドックラップ基地 / 高地722」(Trại Đức Lập / Đồi 722)への真夜中の奇襲作戦で、ベトナム共和国軍とアメリカ軍の迎撃に逆奇襲に遭い、その際にズンは殿として活躍したが、足を撃ち抜かれた上に、敵兵が投げた手榴弾によって爆殺されてしまった。こうして自分とズンの前述の誓約が実現されることは、永遠に無くなった。

 しかし自分は、この誓約を、全く思いもしなかった別の方法・別の形態・別の人生で実現することとなった。別の方法とは、研究活動に執筆活動であり、別の形態とは、在野研究に独創であり、そして別の人生とは、他の三人の同志達「荷進・Tạ(タ) Hướng(フゥオン)・Nguyễn(グエン) Trọng(チョオン) Đức(ドゥック)」の同志達と共に、同志『LVN』の内界に出現しては、別の人格に経験や記憶等の持主として内在しつつ、『自分』である『LVN』と融和しては一体化し、哲学者とその哲学を研究に独創する人生を過ごすことである。そして伯胡の遺業・遺産・遺徳を懐疑的・批判的・発展的・独創的に学び受け継いで、「ホー・チ・ミン思想」を主題とした作品を創作しては完成させて、出版することで、「自分」(Nguyễn(グエン) Hoài(ホアイ) Minh(ミン))と同志「Thanh(タイン) Bình(ビィン) Dũng(ズゥン)」との誓約を、前述の通り、全く思いもしなかった全く別の方法・形態・人生を以て、実現することを決行した。

 さて、拙作の「ホー・チ・ミン思想」は、今現在、ベトナム共産党が掲げている「ホー・チ・ミン思想」とは、根本的には全く以て異なる。まずベトナム共産党の「ホー・チ・ミン思想」の定義は、以下の通りである。なお、以下の日本語は、原文を私訳したものである。

ホー・チ・ミン思想とは、ベトナム革命の基本の数々の問題に対する全体的かつ深く体系化された一つの観点である。我が国の具体的な条件に基づいてマルクス=レーニン主義を創造的に運用しては発展させた結果・民族の諸々の善美な伝統の価値を継承しては発展させたこと・人類の文化的な精華に接しては吸収したこと、これらは、我が党と民族にとって、極めて重大で貴重な精神的遺産であり、常しえに勝利を獲得する我が人民の革命事業の中に生き続ける。

引用元:『Văn kiện Đại hội đại biểu toàn quốc lần thứ IX』(ベトナム共産党⦅編著⦆、NXB Chính trị quốc gia - Sự thật、2001、p.83)

 他にも「ホー・チ・ミンの道徳的鑑を学習しては模倣する」(Học tập và làm theo tấm gương đạo đức Hồ Chí Minh)という政治的プロパガンダがある。以下が、その具体的な一例となる一つのニュース記事である。

(中略)ホーチミン思想の最も重要なポイントは、平和・仁愛・人文を基に、各民族間の友好を促進させることです。これは、世界の平和・平等・幸福に対するホーチミン主席の大きな希望の現われです。
(中略)ホーチミン主席は、経済・社会・環境という3本の柱を掲げて、極度の貧困状態の解消、小学教育、男女平等、女性の地位向上、子供の死亡率の低下、疫病予防対策、人々の健康ケア、国際的経済協力の遂行、グローバルなパートナーシップの樹立などに関する見解を出し、持続可能な開発の土台を作り出しました。
(中略)ホーチミン主席は、「自ら手本を示すのは、先ず、小さな仕事から大きい仕事まで常に手本としての役割を果たさなければならない。特に、幹部、党員は、いつも、私的な仕事より公の仕事を大切にし、祖国、国民、党の利益のために個人の利益を犠牲にしなければならない。」と言いました。
(中略)ホーチミン主席は遺言の中で「革命が成功してから、まずはじめに実施すべきことは党建設と綱紀粛正である」と強調しました。同時に、すべての党員は国民の手本となる責任があるとも明記しています。
(中略)ホーチミン主席の思想・道徳・ライフスタイルは今までのベトナムの革命事業の重要な土台であり、これからも、ベトナムの発展事業を成功させるカギでもあります。

出典:国際放送 | ベトナムの声放送局 - VOV World | ホーチミン主席の思想・道徳・ライフスタイル ベトナムの貴重な財産

 以上のように、抽象的な上に非現実的な定義と、有言不実行である上に形骸化した美辞麗句は、ホー・チ・ミン思想が、いかに政治的な虚構に虚偽、偽善に欺(ぎ)瞞(まん)の産物であるのかが、表層的にも理解できるであろう。この解題を著述している自分は今、こよなく愛する我が祖国のベトナムとその国都のハノイに居るが、人民が、この実情を理解に認識していることは既に久しく、そして恐らく、ベトナム共産党の党員達自身が、政治体制内での勤務と潜在しては常態化して多発し続ける汚職事件を通じて、この実情を人民よりも深く理解に認識していることであろう。この拙作を創作するに当たって、自分の父もまた、この実情はもちろんのこと、ホー・チ・ミン主席は実際、哲学者・思想家・理論家としての側面に業績や遺業は極めて少ない上に極めて小さく、指導者(それも象徴的)・活動家・実践家としての側面に業績や遺業の方が圧倒的に多い為、「ホー・チ・ミン思想」というのは、実際的には、無い、或いは極めて少ない上に小さいということを、自分に率直に述べた上で、本の題名と内容を根本的に変更するべきである、とも率直に述べてくれた。父の分析と直言は、実際にほぼ正しく、自分もまたこれにほぼ賛同する。このことは、ホー・チ・ミン主席の全集に自伝(非公式の自伝:『Vừa đi đường vừa kể chuyện』と『Những mẩu chuyện về đời hoạt động của Hồ Chủ tịch』)や伝記等を、博学審問に中立性や客観性等を以て研究すれば、その実情や背景に因果関係等を理解できる。

 しかし、『自分』と「自分達四人」は、数多の自問自答と苦悩を積重ね続けた結果、前述の「自分」(Nguyễn(グエン) Hoài(ホアイ) Minh(ミン))と同志「Thanh(タイン) Bình(ビィン) Dũng(ズゥン)」との誓約、そして、伯胡への深い敬愛の念から、プラトン先生に師事しながらも、師を批判しては、新たな哲学を発展的に独創したアリストテレス先生のように、『自分』と「自分達四人」もまた、師として仰ぐ伯胡を批判しては、伯胡の思想を独創していく志した。

 ところで、ベトナム共産党が掲げている「ホー・チ・ミン思想」、同志「Nguyễn(グエン) Hoài(ホアイ) Minh(ミン))とその同志「Thanh(タイン) Bình(ビィン) Dũng(ズゥン)」の誓約に基づいてこの拙作にて独創していく「ホー・チ・ミン思想」とはまた全く別に、自分「Nguyễn(グエン) Trọng(チョオン) Đức(ドゥック)」は、既に独創された「ホー・チ・ミン思想」を持っている。この「ホー・チ・ミン思想」とは、かつて、ホー・チ・ミン主席の暗殺を計画して実行するも失敗し、後にホー・チ・ミン主席に赦されて、主席の薫陶を受けつつ主席の個人密偵となった極秘人物が居たが、その人物こそが自分の父方曾祖父であり、自分は父方曾祖父の自伝・日記・遺書等を通じて、極めて虚無主義的な愛国者・思想家・哲学者としてのホー・チ・ミン主席を、間接的ではあるものの、極めて多く深く、学習しては体得することが出来た。また、自分の曾祖父に託されたホー・チ・ミン主席の直筆の複数の遺書を通じて、自分は曾祖父の自伝・日記・遺書等の内容を確認と理解することも出来た。後に自分が義賊・任侠としての人生を歩み始め、やがて組織の創設の際に、自分の恋人にして首魁(しゅかい)であった「夏美」(組織での仮名・尊称)と共に、自分の曾祖父の遺産とホー・チ・ミン主席の複数の遺書に基づいて、組織の理念に活動方針や紀律等を創造し、そして「犯罪哲学」・「犯罪思想」・「犯罪道徳」等、反骨的・反社会的・秘密主義的・集団主義的・全体主義的でありながらも、良心的・利他主義的・愛国主義的・個人主義的・共同体主義的な哲学・思想・道徳に倫理等を独創しては発展させた。曾祖父の遺産とホー・チ・ミン主席の複数の遺書の存在、組織の最重要の極秘文書の一つとして厳重に保管され、自分と夏美、そして組織の上層部のごく一部しかその存在を知らなかった。こうして、自分の組織で、極めて異なる「ホー・チ・ミン思想」を独創しては、運用に発展させたのであった。このことは、『夢幻の自伝』で全て詳述していく。

 以上のことから、自分「Nguyễn(グエン) Trọng(チョオン) Đức(ドゥック)」が既に独創した「ホー・チ・ミン思想」を、この拙作『ホー・チ・ミン思想』の著述の為の重要で参考となる情報・知識・思想として、応用していく。

 さて、拙作『ホー・チ・ミン思想』の思想は、以下の通り、『論語』の思想に根本的かつ独創的に基づきながら創作した。その概要は以下の通りである。

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 自分は、ホー・チ・ミン主席の指導者・活動家・実践家としての側面に業績や遺業を考察や評価した結果、「愛国主義」に「徳治主義」の実践と並びに「徳治国家」の実現という理想を熱望しつつ、実現不可能であるという現実を確りと深く理解し、そしてそれでもなお、理想に限り無く近付き続ける為の奮励努力に創意工夫や格致日新の重要性を信じて止まない。故に拙作の「ホー・チ・ミン思想」の根本は、他ならぬ「愛国主義」と「徳治主義に徳治国家」である。また拙作では、人格主義や敬虔主義に徳倫理学、主権在民に自由民主主義や熟議民主主義、社会改良主義に社会民主主義や社会自由主義、緑の政治に社会共通資本(インフラストラクチャー)や社会関係資本(ソーシャル‐キャピタル)、個人主義に市民運動や市民科学、人文主義や人道主義に博愛主義、可謬(かびゅう)主義や懐疑主義に批判的思考、無政府主義や虚無主義等も、極めて重要なものとして全面的かつ深く浸透させた。そして何よりも、個人から国家に至るまでの善き連携、国家と人民の成長や進歩の実現に利益や幸福の増進等が、他ならぬ拙作の思想の本望である。

 以上のことから、以下が拙作の参考文献である。

-ホー・チ・ミン主席に関する参考文献-
『The Communist Road To Power In Vietnam』(William J. Duiker⦅著⦆、Westview Press; 第2版、1996)
『Vietnam 1945』(David G. Marr⦅著⦆、University of California Press; Reprint版、1997)
『Ho Chi Minh A Life』(William J. Duiker⦅著⦆、Hyperion; Illustrated版、2000)
『Ho Chi Minh The Missing Years』(Sophie Quinn-Judge⦅著⦆、Univ of California Pr; Updated版、2003)
『Hồ Chí Minh Biên Niên Tiểu Sử』〈全10巻〉([多数]⦅編⦆、Nhà Sách Pháp Luật、2006)
『Ho』(David Halberstam⦅著⦆、Rowman & Littlefield Publishers, Inc.、2007)
『Chủ tịch Hồ Chí Minh Sách ảnh - Song Ngữ』(NXB Bản Thông Tấn、2008)
『The Oss and Ho Chi Minh Unexpected Allies in the War Against Japan』(Dixee R. Bartholomew-feis⦅著⦆、Univ Pr of Kansas; Illustrated版、2009)
『Hồ Chí Minh toàn tập』〈全15巻〉([多数]⦅編⦆、NXB Chính trị quốc gia - Sự thật、2011)
『Ho Chi Minh A Biography』(Pierre Brocheux⦅著⦆、Cambridge University Pres、2011)
『Sách Những mẩu chuyện về tấm gương đạo đức Hồ Chí Minh』〈全2巻〉([多数]⦅著⦆、NXB Chính trị quốc gia - Sự thật、2015)
『Ho Chi Minh Routledge Historical Biographies』(Peter Neville⦅著⦆、Routledge; 第1版、2018)
『Ho Chi Minh’s Blueprint for Revolution In the Words of Vietnamese Strategists and Operatives』(Virginia Morris、Clive A. Hills⦅著⦆、McFarland Publishing; Illustrated版、2018)
『Kể chuyện Bác Hồ』〈全9巻〉(Trần Văn Thắng⦅選抜・編集⦆、NXB Giáo dục Việt Nam、2018)
『Di Sản Hồ Chí Minh』〈全巻中の23巻〉([多数]⦅著⦆、NXB Trẻ、2019-2021)
『Nghiên Cứu Hồ Chí Minh Một Số Công Trình Tuyển Chọn』〈全3巻〉(Bùi Đình Phong⦅著⦆、NXB Tổng hợp TP.HCM、2020)

-愛国に関する参考文献-
『パトリオティズムとナショナリズム 自由を守る祖国愛』(マウリツィオ・ヴィローリ⦅著⦆、佐藤 瑠威、佐藤 真喜子⦅訳⦆、日本経済評論社、2007)
『文献選集《愛国心》と教育』(市川 昭午、貝塚 茂樹⦅監修⦆、日本図書センター、2007)
『資料で読む 戦後日本と愛国心』(市川 昭午⦅監修・編集⦆、貝塚 茂樹、藤田 祐介、朴澤 泰男⦅編集⦆、日本図書センター、2008-2009)
『愛国心 国家・国民・教育をめぐって』(市川 昭午⦅著⦆、学術出版会、2011)
『戦後日本と道徳教育 教科化・教育勅語・愛国心』(貝塚 茂樹⦅著⦆、ミネルヴァ書房、2020)

-事典の参考文献-
『現代倫理学事典』(大庭 健⦅編集代表⦆、弘文堂、2006)
『応用倫理学事典』(加藤 尚武⦅編集代表⦆、丸善出版、2006)
『生命倫理百科事典』〈全5巻〉(生命倫理百科事典翻訳刊行委員会⦅編集⦆、日本生命倫理学会⦅編集協力⦆、丸善出版、2007)
『ストレス百科事典』〈全4巻〉(ストレス百科事典翻訳刊行委員会⦅編⦆、日本ストレス学会⦅編集協力⦆、下光 輝一⦅編集委員長⦆、2009)
『生命倫理事典』(酒井 明夫、藤尾 均、森下 直貴、中里 巧、盛永 審一郎⦅編集⦆、太陽出版; 新版増補、2010)
『科学・技術・倫理百科事典』〈全5巻〉(科学・技術・倫理百科事典翻訳編集委員会⦅監訳⦆、丸善出版、2012)
『ストレス百科事典 精神医学的・臨床心理的・社会心理的・社会経済的影響』(ストレス百科事典翻訳刊行委員会⦅編⦆、日本ストレス学会⦅編集協力⦆、下光 輝一⦅編集委員長⦆、2013)
『スクリブナー思想史大事典』〈全10巻〉(スクリブナー思想史大事典翻訳編集委員会⦅監訳⦆、野家 啓一⦅翻訳編集委員長丸善出版⦆、丸善出版、2016)

-その他の参考文献-
『トリーズ(TRIZ)の発明原理40 あらゆる問題解決に使える[科学的]思考支援ツール』(高木 芳徳⦅著⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2014)
『働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える』(村山 昇⦅著⦆、若田 紗希⦅イラスト⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018)
『スキルペディア 360度の視点で能力を哲学する絵事典』(村山 昇⦅著⦆、サカイシ ヤスシ⦅イラスト⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018)
『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』(株式会社アンド⦅著⦆、翔泳社、2018)
『思考法図鑑 ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60』(株式会社アンド⦅著⦆、翔泳社、2019)
『図解 人材マネジメント入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ』(坪谷 邦生⦅著⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2020)
『グラフィックファシリテーションの教科書』(山田 夏子⦅著⦆、かんき出版、2021)
『トリーズの9画面法 問題解決・アイデア発想&伝達のための[科学的]思考支援ツール』(高木 芳徳⦅著⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2021)
『コンセプチュアル思考 物事の本質を見極め、解釈し、獲得する』(村山 昇⦅著⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2022)
『図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ』(坪谷 邦生⦅著⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2022)

-拙作-
『愛国心 伯胡への書簡集』(Independently published、2021)
『一人は皆のために、皆は一人のために。 倫理的全体主義から熟議民主主義へ』(デザインエッグ社; 第1版、2022)
『律民 草の根民主主義と参政』(デザインエッグ社; 第1版、2022)
『愛国的個人主義のマキシムズ 根本原理・行動原則・格言』(同上、2022)
『ヴェネツィア共和国の神君 我等の親愛なるドージェの遺徳』(同上、2022)
『社会善 思想並びに良心の自由の個人的かつ主体的な実践』(同上; 第2版、2022)
『人文佳品 剛直な猛省の愛国詩集』(同上、2023)
『思慕 国家の利益と人民の幸福を謀るもう一つの祖国戦線』(同上、2023)
『申夭録 毋意・毋必・毋固・毋我・文・行・忠・信』(同上、2023)
『平民学事 正直・剛克・柔克と勧学修養』(同上、2023)
『改過自新 遺恨から遺徳への道』(同上、2023)
『根性 戦争から平和への道』(同上、2023)
『卡斉政要 ポーランドの大改革と革命戦争』(同上、202)
『夢幻の自伝』〈全5シリーズ〉(同上、202)
『現実 家政学的・心理学的・精神医学的・哲学的な自伝』〈前期: 全3巻〉(同上、202)
『トロピコ市民共和国 人間工学とその哲学的応用』〈全5巻〉(同上、202)
『義以為上 投資の哲学的な省察とそれに基づく実践躬行』(同上、202)
『論語 成人教育と生涯教育』〈全3巻〉(同上、202)

拙作の表紙の出典:https://www.haikei-free.com/red/0035.php

 先哲や諸賢、研究者や出版社の方々の碩学(せきがく)や偉業、出版サービス「MyISBN」、そして誰よりも、自分の父に、心底から誠に深謝の念を示す。

 親愛なる同志ズンよ、俺達の友誼と誓約がこの作品に込められた魂だぞ!

5『元甲兵法 人民戦争と人民平和の兼備』

 この拙作『元甲兵法』は、前作の拙作『ホー・チ・ミン思想』と深く関連しており、また、続編とも言える。

 表題の「元甲」は、自分が深く敬愛する「ヴォー・グエン・ザップ」(Võ Nguyên Giáp)大将の御名前を漢字に表記したものである。この拙作は、ヴォー・グエン・ザップ大将の遺業・遺産・遺徳を懐疑的・批判的・発展的・独創的に学び受け継いでは、「人民戦争」(人民の力に依拠かつ増強しては教練と組織化して参戦させる軍事思想・軍事理論・軍事戦略)を批判的かつ独創的に発展させて、前作の拙作『ホー・チ・ミン思想』の思想を以て新しい兵法を創造した、軍事戦法・軍事戦術・軍事戦略・軍事理論・軍事思想・軍事哲学の書物である。

 世界的に有名な兵法書と言えば、東洋では『孫子』や『兵法三十六計』等、西洋では『戦争概論』や『戦争論』等があり、近現代では、『総力戦』や『補給線』等、更に現代の中国では『超限戦』等がある。これらの先哲達の名著は、自分が今後、軍事哲学を研究と独創していくに当たって、必読していく。しかし、これらは今回の拙作の参考文献としなかった。なぜなら拙作の兵法は、先哲達の兵法とは極めて異なるからである。
 拙作は、目次と本文でも著述した通り、別名では『薫陶兵法』とも言える兵法書である。「薫陶」の意味は、以下の通りである。

[名](スル)《香をたいて薫りを染み込ませ、土をこねて形を整えながら陶器を作り上げる意から》徳の力で人を感化し、教育すること。

薫陶(くんとう)の意味・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

 古代から現代に至るまで、人類は数多くの戦争を繰り広げ続け、それは今現在でも続いており、そしてこれからも繰り広げられ続けることであろう。この道は、天命であり、そして人類の生物としての宿命であろう。

 しかし前世紀の20世紀にて、第一次世界大戦から、人類は本格的に戦争を嫌悪や否定等し始め、それと同時に、平和の大切さや尊さ等を本格的に理解や認識し始め、次の第二次世界大戦から、人類はより一層戦争を嫌悪や否定等しては、平和を本格的に希求や愛好するようになり始め、冷戦時代の脱植民地化に独立戦争や代理戦争等では、人権教育に良心的兵役拒否や人道支援、反戦運動に平和運動等が盛んになり始め、今世紀の21世紀では、民族紛争や対テロ戦争等が多発する一方で、人類(特に民間人)は全体的には、戦争を嫌悪や否定して、平和を愛好や希求する傾向が着実に強くなり続けている。この実情は、国際関係に外交関係から民生に民意に至るまで、確認することが出来る。この変化は、戦史上・世界史上・人類史上、正に人類の生物としての知的・倫理的・文化的・歴史的・画期的・革新的な進化と言っても、決して過言ではないだろう。そして言うまでも無く、これはあくまでも人類の全体の傾向を言っているだけであり、人類の好戦性や暴力性に戦争の需要等の実在を否定や隠蔽する意図は、全く以て無く、むしろ、この負・悪の側面をも誠に確りと直視しては直面しなければならない。

 さて思うに、前述の人類の変化に対して、兵法もまた、抜本的かつ徹底的に、そして画期的かつ革新的に改善していくことが、前述の人類の変化に貢献することになると自分は心の底から誠に深く信じており、そして自分は立志と決行した。この拙作の著述に完成と出版が、その具現化の一つである。
 思うに、従来の世界中の兵法の根本的な思想に目的は、やはりあくまでも、「敵軍に敗北を、自軍に勝利を、そして自国の安定化や強大化に拡張とその絶対的な優勢の確保に維持。」である。自民族中心主義・侵略主義・帝国主義・植民地主義・新植民地主義・覇権主義等がその具現化であろう。

 もちろん、不戦や反戦、平和や博愛等の軍事思想や軍事戦略等もあることは、言うまでも無い。とは言えども、それらはあくまでも前述の主義による偽善や欺瞞(まん)の産物であったり、そしてたとえ本物であったとしても、実際には極めて短期的で限定的なものである場合がほとんどである。

 しかし思うに、だからこそ前述の人類の変化を補助しては促進させ、その更なる改善や向上等を実現する為に、従来の世界中の兵法の根本的な思想に目的を、根底から覆して、抜本的かつ徹底的に、そして画期的かつ革新的に改善していかなければならないだろう。拙作では、このことを志しながら著述しては完成させた兵法書となっている。

 こよなく愛する我が祖国ベトナムで、かつて起きた三度に亘るインドシナ戦争は、極めて厳酷で悲惨であり、人間の愚行・暴行・蛮行等が数多く起きてしまった。特に、ベトナム戦争(第二次インドシナ戦争)において、北ベトナムでは、民族主義・愛国主義・英雄主義・社会主義等を大いに掲げては、祖国独立・民族解放・南部解放・南北統一等を死に物狂いで断行し続け、その間と結果、革命の思想・主義・理想に執着する余り、「疎外」(自己の本質を喪失した非人間的な状態)に陥ってしまった。その代表的な実例が、「農地改革」(Cải cách ruộng đất)・「人文佳品運動」(Phong trào Nhân Văn Giai Phẩm)・「反党修正事件」(Vụ án Xét lại Chống Đảng)等であろう。一方、南ベトナムにアメリカ等もまた、「ドミノ理論」に反共や防共等の過激化によって、同様に「疎外」に陥り、抑圧的や独裁的な国政に、クーデター後の不安定な国政、そしてベトナム共和国軍・アメリカ軍・韓国軍の数多くの虐殺事件や戦争犯罪等が起きてしまった。北ベトナムの「抗米救国」に「サイゴン解放」と南ベトナムの「反共防共」に「市民への呼び掛け」等は、虚構であり、偽善であり、欺(ぎ)瞞(まん)と暴力に満ち溢れたものであった。「1968年のテト攻勢」(Tổng công kích và nổi dậy Tết Mậu Thân 1968)での南ベトナム民族解放戦線軍と北ベトナム軍の甚大な被害に戦術的敗北と戦略的勝利、また、南部の人民の総蜂起と総決起が発生しなかったという北ベトナムと南ベトナム民族解放戦線の戦略的敗北、そして、フエ虐殺事件(“Thảm sát Huế Tết Mậu Thân”; 事件の真相とその実在の有無までもが未だに不明)等は、南部の人民の民生に民心、そして軍民の人命の軽視や無視等した惨禍であろう。

 自分が厳酷で悲惨な三度のインドシナ戦争から数多くの教訓を引き出した結果、全ての教訓を網羅した最も根本的で最重要な教訓は以下の通りである。

 軍民の生命力に健康や厚生の護持に増進を最優先事項として最重要視する教学や教練に徳政を、挙国して実施し続けることで、軍民が誠に平和を深愛しつつも戦争の覚悟するという、知的な国民感情に社会意識と、倫理的な国民精神に社会運動を育み続け、そして「平和の愛好に護持・戦争の抑止に阻止・友好の構築に促進」を国防並びに軍事思想の大本にすること。

 我が祖国ベトナムの歴史は、実に反乱・内戦・侵略戦争・独立戦争等に満ち溢れた、厳酷で悲惨な歴史であった。「Các cuộc chiến tranh Việt Nam tham gia - Wikipedia」(ベトナムが参加した数々の戦争)を一覧しただけでも、その歴史をすぐ知ることが出来る。故に、「人民戦争」は、我がベトナムの極めて長い歴史上での数多の戦争から学び受け継がれて来た遺産が、第一次インドシナ戦争と第二次インドシナ戦争(ベトナム戦争)によって大いに応用に拡大や発展等して出来上がったものであるとも考えられることであろう。

 拙作では、この「人民戦争」を、「愛国主義」と同様に、批判的かつ独創的に発展させて、侵略戦争の正当化の為の欺瞞の大義名分としての内容を根本的かつ徹底的に否定や破壊に払拭や排斥して、そして侵略戦争に対する防戦に抗戦の産物としての内容を二義としつつ、軍民が平和の愛好に護持・戦争の抑止に阻止・友好の構築に促進を実現していく為の大本としての内容を創造して、それを一義としていく。そして民間人から政府や軍部に至るまでの平和の愛好に希求、国家と人民の成長や進歩の実現に利益や幸福の増進等が、他ならぬ拙作の思想の本望である。

 以上のことから、拙作の参考文献は、以下の通りである。

『人民戦争論』(ボー・グエン・ザップ⦅著⦆、奥 源造、野波 勝三郎⦅訳⦆、新人物往来社、1971)
『ベトナム人民軍隊 知られざる素顔と軌跡』(小高 泰⦅著⦆、暁印書館、2006)
『人民の戦争・人民の軍隊 ヴェトナム人民軍の戦略・戦術』(ヴォー・グエン・ザップ⦅著⦆、眞保 潤一郎、三宅 蕗子⦅訳⦆、中央公論新社; 改版、2014)
『愛国とは何か ヴェトナム戦争回顧録を読む』(ヴォー・グエン・ザップ⦅著⦆、古川 久雄⦅訳⦆、京都大学学術出版会、2014)
『Lịch Sử Tư Tưởng Quân Sự Việt Nam』〈全5巻〉(Bộ quốc phòng - Viện Lịch sử quân sự Việt Nam⦅編著⦆、NXB Chính trị quốc gia - Sự thật、2014)
『Tổng Tập Hồi Ký Của Đại Tướng Võ Nguyên Giáp』(Võ Nguyên Giáp⦅著⦆、Cty Sách VN⦅編⦆、NXB Quân Đội Nhân Dân、2018)
『Lịch Sử Quân Sự Việt Nam』〈全14巻〉(Bộ quốc phòng - Viện Lịch sử quân sự Việt Nam⦅編著⦆、NXB Chính trị quốc gia - Sự thật、2020)
『Võ Nguyên Giáp Danh Tướng Thời Đại Hồ Chí Minh』(Trần Trọng Trung⦅著⦆、NXB Chính Trị Quốc Gia - Sự Thật、2021)
『Đại Tướng Tổng Tư Lệnh Võ Nguyên Giáp Một Tài Năng Quân Sự Xuất Chúng, Nhà Lãnh Đạo Có Uy Tín Lớn Của Cách Mạng Việt Nam』([多数]⦅著⦆、NXB Chính trị quốc gia - Sự thật、2021)

-事典の参考文献-
『平和事典』(広島平和文化センター⦅編⦆、勁草書房; 新訂版、1991)
『世界戦争犯罪事典』(秦 郁彦、佐瀬 昌盛、常石 敬一⦅監修⦆、文藝春秋、2002)
『平和人物大事典』(鶴見 俊輔⦅監修⦆、「平和人物大事典」刊行会⦅編著⦆、日本図書センター、2006)
『現代倫理学事典』(大庭 健⦅編集代表⦆、弘文堂、2006)
『応用倫理学事典』(加藤 尚武⦅編集代表⦆、丸善出版、2006)
『生命倫理百科事典』〈全5巻〉(生命倫理百科事典翻訳刊行委員会⦅編集⦆、日本生命倫理学会⦅編集協力⦆、丸善出版、2007)
『ストレス百科事典』〈全4巻〉(ストレス百科事典翻訳刊行委員会⦅編⦆、日本ストレス学会⦅編集協力⦆、下光 輝一⦅編集委員長⦆、2009)
『生命倫理事典』(酒井 明夫、藤尾 均、森下 直貴、中里 巧、盛永 審一郎⦅編集⦆、太陽出版; 新版増補、2010)
『科学・技術・倫理百科事典』〈全5巻〉(科学・技術・倫理百科事典翻訳編集委員会⦅監訳⦆、丸善出版、2012)
『ストレス百科事典 精神医学的・臨床心理的・社会心理的・社会経済的影響』(ストレス百科事典翻訳刊行委員会⦅編⦆、日本ストレス学会⦅編集協力⦆、下光 輝一⦅編集委員長⦆、2013)
『世界戦争事典』(ジョージ・C コーン⦅著⦆、鈴木 主税⦅訳⦆、河出書房新社; 改訂増補第2版、2014)
『平和と安全保障を考える事典』(広島市立大学広島平和研究所⦅著⦆、法律文化社、2016)
『スクリブナー思想史大事典』〈全10巻〉(スクリブナー思想史大事典翻訳編集委員会⦅監訳⦆、野家 啓一⦅翻訳編集委員長丸善出版⦆、丸善出版、2016)

-拙作-
『愛国心 伯胡への書簡集』(Independently published、2021)
『一人は皆のために、皆は一人のために。 倫理的全体主義から熟議民主主義へ』(デザインエッグ社; 第1版、2022)
『律民 草の根民主主義と参政』(デザインエッグ社; 第1版、2022)
『愛国的個人主義のマキシムズ 根本原理・行動原則・格言』(同上、2022)
『ヴェネツィア共和国の神君 我等の親愛なるドージェの遺徳』(同上、2022)
『社会善 思想並びに良心の自由の個人的かつ主体的な実践』(同上; 第2版、2022)
『人文佳品 剛直な猛省の愛国詩集』(同上、2023)
『思慕 国家の利益と人民の幸福を謀るもう一つの祖国戦線』(同上、2023)
『申夭録 毋意・毋必・毋固・毋我・文・行・忠・信』(同上、2023)
『平民学事 正直・剛克・柔克と勧学修養』(同上、2023)
『改過自新 遺恨から遺徳への道』(同上、2023)
『根性 戦争から平和への道』(同上、2023)
『卡斉政要 ポーランドの大改革と革命戦争』(同上、202)
『夢幻の自伝』〈全5シリーズ〉(同上、202)
『現実 家政学的・心理学的・精神医学的・哲学的な自伝』〈前期: 全3巻〉(同上、202)
『トロピコ市民共和国 人間工学とその哲学的応用』〈全5巻〉(同上、202)
『義以為上 投資の哲学的な省察とそれに基づく実践躬行』(同上、202)
『論語 成人教育と生涯教育』〈全3巻〉(同上、202)
『ホー・チ・ミン思想 愛国主義と徳治国家』(同上、202)

拙作の表紙の出典:https://sozai-good.com/illust/free-frame/free-fopperyframe/81923

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6『文武兼備 生存闘争の均衡化かつ調和化・自然淘汰への遵守かつ猛反発』

 この拙作は前回の二つの拙作『ホー・チ・ミン思想 愛国主義と徳治国家』と『元甲兵法 人民戦争と人民平和の兼備』を融和させつつ、その総まとめや補完となる書物。

 内容は、表題と副題の通りであり、まず、ホー・チ・ミン主席と『ホー・チ・ミン思想』という「文徳」と、ヴォー・グエン・ザップ大将と『元甲兵法』という「武徳」、この二つの徳を兼備すること、次に、人類だけではなく、万の生命が天命に因って背負う不変の宿命である「生存闘争」の均衡化かつ調和化を実現すること、そして、「自然淘汰」という極めて合理的かつ理不尽な大自然の働きに天道に対して、遵守しつつも猛反発すること、この三つが、今回の拙作の思想の大本である。簡潔に要約すると、「盛徳大業を以て平和の護持と戦争の覚悟を善く両立させること」である。

 従来、「文」即ち「政治」は、いかにして国家の安定させていくかに力を注ぎ続けるも、「国家」の意味が、「人民の利益と幸福」ではなく、「自己の保身と政権の維持」ばかりであったり、そして「武」即ち「軍事」は、いかにして国防と外交を成功させていくかに力を注ぎ続けるも、「国防」の実情が、「民間防衛の軽視や無視等」や「暴力的な軍国主義か不正直な平和主義かのどちからの両極端な主義に基づく教育」であったり、「外交」の目的が、「平和・友好・協調・共栄等」ではなく「侵略・強制・搾取・制覇等」ばかりであったりすることが、甚だ多く、そして、悲惨で凄烈であった。帝国主義や植民地主義、大量虐殺や民族浄化等が、その実例であり、また、人類の負・悪の側面であり、更に突き詰めれば、これは正に生存闘争と自然淘汰であり、そして究極的に言えば、これは正に他ならぬ天命である。

 天地は不仁…生存闘争と自然淘汰が、不変の宿命であり、そして合理的な最適化であるのであれば、我々人類は宿命をどのようにして背負い続け、そして、最適化の中をどのようにして歩んで行くべきであろうか?自分は、「徳」を修め行い続けては、宿命を背負いつつも乗り越えて、最適化を善くかつ主体的に歩んで行くであると、心の底から誠に深く思っている。 

 以上の自分は哲学・思想に基づいて、以下の通り、参考文献を精選した。

『予防と健康の事典』(栗原 毅⦅編集⦆、共立出版、2003)
『生態学事典』(巌佐 庸、松本 忠夫、菊沢 喜八郎、日本生態学会⦅編集⦆、小学館、2007)
『環境事典』(日本科学者会議⦅編集⦆、日本環境学会⦅協力⦆、旬報社、2008)
『環境と健康の事典』(牧野 国義、佐野 武仁、篠原 厚子、中井 里史、原沢 英夫⦅著⦆、朝倉書店、2008)
『進化学事典』(日本進化学会⦅編集⦆、朝倉書店、2012)
『進化でわかる人間行動の事典』(小田 亮、橋彌 和秀、大坪 庸介、平石 界⦅編集⦆、朝倉書店、2014)
『カラー運動生理学大事典』(V.カッチ、マッカードル、F.カッチ⦅著⦆、田中 喜代次、西平 賀昭、征矢 英昭、大森 肇⦅監訳⦆、西村書店、2017)
『リスク学事典』(日本リスク研究学会⦅編集⦆、丸善、2019)
『健康心理学事典』(日本健康心理学会⦅編集⦆、丸善出版、2019)
『愛国心 伯胡への書簡集』(Independently published、2021)
『一人は皆のために、皆は一人のために。 倫理的全体主義から熟議民主主義へ』(デザインエッグ社; 第1版、2022)
『律民 草の根民主主義と参政』(デザインエッグ社; 第1版、2022)
『愛国的個人主義のマキシムズ 根本原理・行動原則・格言』(同上、2022)
『ヴェネツィア共和国の神君 我等の親愛なるドージェの遺徳』(同上、2022)
『社会善 思想並びに良心の自由の個人的かつ主体的な実践』(同上; 第2版、2022)
『人文佳品 剛直な猛省の愛国詩集』(同上、2023)
『思慕 国家の利益と人民の幸福を謀るもう一つの祖国戦線』(同上、2023)
『申夭録 毋意・毋必・毋固・毋我・文・行・忠・信』(同上、2023)
『平民学事 正直・剛克・柔克と勧学修養』(同上、2023)
『改過自新 遺恨から遺徳への道』(同上、2023)
『根性 戦争から平和への道』(同上、2023)
『卡斉政要 ポーランドの大改革と革命戦争』(同上、202)
『夢幻の自伝』〈全5シリーズ〉(同上、202)
『現実 家政学的・心理学的・精神医学的・哲学的な自伝』〈前期: 全3巻〉(同上、202)
『トロピコ市民共和国 人間工学とその哲学的応用』〈全5巻〉(同上、202)
『義以為上 投資の哲学的な省察とそれに基づく実践躬行』(同上、202)
『論語 成人教育と生涯教育』〈全3巻〉(同上、202)
『ホー・チ・ミン思想 愛国主義と徳治国家』(同上、202)
『元甲兵法 人民戦争と人民平和の兼備』(同上、202)

 先哲や諸賢、研究者や出版社の方々の碩学(せきがく)や偉業、出版サービス「MyISBN」、そして誰よりも、自分の父に、心底から誠に深謝の念を示す。

7 結語

 今から運動を行い、明日の早朝から、詩作を再開します。

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