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アッシジのパンとお菓子を振り返ってみた。
スケッチブックにイタリア・アッシジの風景の時短スケッチをしてみているので、食べ物もあらためて描いてみました。
というか、アッシジのスケッチしようと思ってスケッチブックを買ったわけではなくて、ヨーロッパのいろんな情景を描きたかっただけなのだけど。
まあともかく。
以前もイタリアのお菓子はnoteにアップしていたりしますが、
食べ物のスケッチって、やっぱり楽しい。
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ジンジャーって、お菓子に入れるとなんでこんな美味いんでしょう!
左ページから
パーネ・ディ・サンフランチェスコ(聖フランチェスコのパン)。
レーズンの入った菓子パンみたいなものでした。
他に何か入っていたか記憶にないですが、
お菓子屋さんのショーケースの上に大きなものがどんと乗っていて
好きなぶんだけ切ってもらいました。
お店によって、売られ方は違うかも。
真ん中の段は、お菓子やさんのショーウウインドーのスケッチ。
ナッツやレーズンが入って2度焼きする固めのお菓子ビスコッティは私もよく焼きますが(現地のものよりだいぶ柔らかいと思う)、
地方によって呼び方が違っているみたいで
アッシジではトッツェッティーと呼んでました。
真中のカゴの中には「ウンブリアのトッツェッティー」と「アッシジのトッツェッティー」が、
右のカゴには「バチ・ディ・アッシージ(アッシジのキス)」というクッキー、
左には「狼の足」というお菓子が入っています。
聖フランチェスコはグッビォという町で人喰い狼を諭した、という話が残っているので、その逸話にちなんだお菓子だと思います。
一番下のは「モスタッチョーリ」。
フランチェスコがいまわの際に食べたいと言ったお菓子。
ローマの貴婦人ジャコマ・ディ・セッテソーリが、ローマでフランチェスコにふるまっていたお菓子で、フランチェスコが死の床で「持ってきてもらうように伝えて」と仲間たちに頼んでいたその時に、ジャコマ夫人がアッシジに到着したという話が残っています。
ジャコマ夫人については以前にも書きました。
右ページは大家さんのご家族にご馳走してっもらった「アッシジのトルタ」です。
3年前に描いてますが、再度スケッチしてみました。
この「アッシジのトルタ」というものは、一体どういうものだったんだろうと今さらに思いまして、ためしに検索してみました。
いろいろ調べていたら、これは「トルタ・アル・テスト(テースト)」という、平たいパンのようなもので、
これを焼くための丸い平らな鉄板のことを「テスト」と呼ぶのだそうです。
他の地域にも似たようなものはあるけど、
この鉄板で焼くのは、アッシジのあるウンブリア州あたりの独特なものらしい。20数年経って、いまさらわかりました。
当時はインターネットがなく、調べる術がなかったけど
いまは現地の日本人の方が書いているページもあって、
なんでもわかる時代になったなあ、としみじみします。
ピタパンよりもっと厚みがあった気がするけど
記憶がおぼろげです。
当時、もっと地域食などに興味を持って、
お菓子やさんのいろいろな焼き菓子など試してみたらよかったのに。
あまり食べなかったんですよね、節約していたのかなあ?
もしくは、観光客向けっぽくて、美味しそうには思わなかったのかしらん。
スーパーで売っているビスケットのシリーズのほうがお気に入りでした。
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日本では買えない・・・
ムリーノ・ビアンコについて検索していたら
ちょうどnoteに書いてらっしゃる方がいました。
なんてタイミングでしょう・・・笑
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