効率とリズム：定休日に感じる自分だけの時間
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今日は朝から布団を乾燥させ、シーツを洗濯し、自室と廊下の掃除を手際よく済ませた。掃除機の音にかき消されるように、ルンバが静かに床を滑る。サブスクリプションで手に入れたこの便利な機械は、スマホ一つで命を受け、まるで無機質な召使いのように動く。そのうち、乾燥機付き洗濯機にも買い替えたいと考えながら、ふと妻に任せていた過去の家事が頭をよぎる。今は私がこなしているが、近いうちに家事代行を雇うつもりだ。自分がやる必要のないことには、積極的に距離を置きたいと願う。
家の仕事を終え、会社へと向かった。ランサーの作業はほぼ機械的な部分の終わりが見え、あとはフルコンの設定に取りかかる準備ができている。週明けにはそのステップに進むだろう。定休日、誰もいない工場で一人作業に没頭できる時間は、私にとって貴重だ。静かな空間に心もまた整っていく。
昨日は歩数が少なかったことを思い出し、夕方からウォーキングに出かけることにした。初めて訪れた熱田神宮。広い敷地が目の前に広がり、見どころもある。だが、歩くこと自体に楽しさは感じない。それでも退屈ではない、不思議な空間だった。
その後、人は絶えないのに、寂れた雰囲気を漂わせる商店街を通り過ぎ、家路についた。人の気配と静けさが入り混じるその通りは、私に何かしらの思索を促すが、特に答えは見つからなかった。
今日一日、予定を詰め込んで動き続けた。時間が空くとすぐに新しい予定を差し込み、スキマ時間にはお客さんからのLINEに対応する。これが理想の休日なのだろうか、そんな問いが頭をかすめる。だが、悪くはない一日だった。