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京都・岡崎公園で哲学する週末
週末に、「アースディin京都」に出かけてきました。
前回、「バロック様式の螺旋階段から学ぶ未来」を書いてから、日本のレトロな建築物に興味を覚えたこともあり、道すがら見えた建築物に立ち止まりながら開催地を目指しました。
最寄り駅でもある京阪三条駅からまず最初に見えたのは「有鄰館」です。
▶有鄰館
「有鄰館」は、1926年(大正15年)に武田五一さんによる設計、大林組による施工により竣工。
屋上には八角堂が乗せてあり、正面玄関までは数段の石段、玄関には龍のレリーフで飾られたアーチが囲みます。
![](https://assets.st-note.com/img/1650172156484-x05zfJS2UO.jpg?width=1200)
次に、右手に見えた豪華な建物は京都市京セラ美術館でした。
▶京都市京セラ美術館本館
「京都市京セラ美術館本館」 は、1933年(昭和8年)、前田健二郎さんの原案、京都市土木局営繕課設計により竣工。
地下はガラス張りで見える構造で、美術館へのチケットカウンターはこちらの地下にあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1650172190414-4s1KDwDkMN.jpg?width=1200)
その向かい、ひっそりと、しかし、風格のある建物は京都府立図書館です。
▶京都府立図書館
「京都府立図書館(集書院)」は、1872年(明治5年)に福澤諭吉・槇村正直・大黒屋太郎右衛門の構想により設立。
![](https://assets.st-note.com/img/1650172228131-LKncMtIdaF.jpg?width=1200)
いずれの建築物にもモダンで美しい外観に半地下の存在という共通点がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1650172301574-9ztvnRy7nA.jpg?width=1200)
ちなみに、この岡崎公園では1915年(大正4年)に大典記念京都博覧会が開催されたようですね。
当時の記録写真を見ると、パリの凱旋門のような巨大な門が配置されていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1650172465494-gTHe7fIEbc.jpg)
そんなレトロな建築物の後に、偶然みつけたのは「樹木が石化したのではと思われる石」です!!
![](https://assets.st-note.com/img/1650172494819-DNZ4CNTKaR.jpg?width=1200)
写真ではあまり伝わらないかもしれないが、実物を見ると形はまさに樹木の切り株そのものでした!!
そこですぐさま思い出されたのは「この地球に山や森は存在しない」という動画です。
ここではアメリカに存在する切り株のような形をしたデビルスタワーが紹介され、それは溶岩でできているといわれているが、巨木が石化したものではないかとの見解だったのです。
そもそも地球にはまだまだ解明されていないことばかりですよね。
いや解明されたとしていることも実は違ったということも多々ありますよね。
そんなことを思いめぐらせながら、「アースディin京都」の出店を眺め、トークに耳を傾けました。
「アースディin京都」のテーマは、「地球のことを考えて行動する」
「ネイティブ・アメリカン」の教えは、「7代先まで考えよ~私たちは、地球を先祖から受け継いだのではなく子供達から借りているのです〜]
綺麗に使う。
汚したら片づける。
使ったら元に戻す。
なくなったら補充する。
レトロな建物と樹木が石化したのかもしれない石が見れる岡崎公園。
今後もたびたび訪れたい場所となりました。