のざきろく

そこらへんに生きている人です。 思ったことをぽつぽつ書きます。

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マガジン

  • 精神の不調と付き合う

    ある日とつぜん、解離のような現象と向き合うことになった筆者が、どういう風にそれと折り合いをつけ暮らしているかを現在進行形で綴っていきます。

最近の記事

精神疾患とアクセシビリティについて①

こんにちは。 精神疾患と情報へのアクセシビリティについて気になったので、調べたことをまとめてみました。 一旦は、自分用のメモなので、読みにくい部分もあるかもしれないですが、ご了承ください。 今回は、主にwebアクセシビリティについてです。 そもそもアクセシビリティとは何か。 アクセシビリティとは「情報へのアクセスのしやすさ」のことであり、コンテンツやサービスを利用できるかどうかの度合いを示す言葉です。(デジタル庁ウェブアクセシビリティ導入ガイドラインより引用) webアク

    • HPVワクチンの広報について思うこと。

      数年前からHPVワクチンの接種が推奨されています。とくに今年はキャッチアップ接種の最後の機会ということで、どのメディアを見ても広告には「ワクチンを打ちましょう」動画や画像が出てきます。 でもこの広報の仕方では、ワクチンを受けてほしい世代の一部の人にうまく受けてもらえないのではないか、と思います。 「子宮頸がんの原因は主にヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で、HPVは性交渉での感染がほとんどで、性交渉の経験がある女性なら誰でも感染する可能性のあるウイル

      • 児童養護施設で育ったあの芸人さんの件で思ったこと〜代替的養護からの自立・当事者性・メディア

        こんばんは。 めずらしく書きたくなったので、表題の件について書きます。 今回の一件で児童養護施設への関心は深まったかもしれないけど、だいぶ情報が偏ってるだろうし、Xを見ただけでも誤解が生まれているし、色々みていると全くもって好意的に受け取れない。 代替的養護からの自立について世間で誤解が広がっていそうな印象を受けたのと、本人の当事者性をうまく利用しているようなメディアにだいぶ不満があるので、その二つをこの文を書くことで昇華させたい。 はじめに 私は、代替的養護(実の家庭

        • 親ありきな社会は、親がいる子どもも、いない子どももどっちもしんどい。

        精神疾患とアクセシビリティについて①

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        • 精神の不調と付き合う
          1本

        記事

          ハウスマネー効果によって浪費するというのが社会的養護の自立あるあるですが、自立してからも学費の管理だけは里親さんにお願いしていたのでそこは免れた。 補足:もちろん、里親さんなら皆お金を管理してくれるわけではない。それがお願いできるような関係性を築けていただけ。

          ハウスマネー効果によって浪費するというのが社会的養護の自立あるあるですが、自立してからも学費の管理だけは里親さんにお願いしていたのでそこは免れた。 補足:もちろん、里親さんなら皆お金を管理してくれるわけではない。それがお願いできるような関係性を築けていただけ。

          曰く「幸せだと思ったけどなんか違う」らしい

          それなりの年収があって、結婚して子どももいる知り合いが、「これが幸せだと思ってこれまでやってきたのに、いざ手に入れてみると思い描いていたのとなんかちがう」と話していて、なかなか考えさせられた。 世間的な幸せを解として、それを追求して生きるのもありではあるが、そうやって生きることが常に自分にとっての正解ではないこともあるだろう。 そうわかったときに、なおそれまでの幸せに固執するか、開き直って自分なりの解を見つけられるか、あるいはそのための能力が身につけているか、がそれ以降の人

          曰く「幸せだと思ったけどなんか違う」らしい

          小学1年生で保護されるということ

          先日、ひょんなことで小1の男の子、女の子にそれぞれ別のところで会ったんですが、「小1ってこんなにあどけなくて幼いっけ?あれ?」とびっくりしました。 保護されたのが小1で、当時からわりと自信家だったのでもっとしっかりしていただろうという勝手な思い込みがあったけど全然そんなことなかった。 今でこそ言語化能力がそこそこある(と思ってる)けど、小さいときからそうだったかと言うとそうでもなくて、、 自分の意思を持っていて、嫌なものは嫌!とはっきり言う子どもではあったものの、自分

          小学1年生で保護されるということ

          別に身を削ってるつもりはないが、 経験から発信できることはあるとは思っている。 というか結構「知らなかったがゆえに余計な苦労をした」こと、 逆に「知っていたから助かったこと」が多くて、 リアルな情報の重要性を感じている。

          別に身を削ってるつもりはないが、 経験から発信できることはあるとは思っている。 というか結構「知らなかったがゆえに余計な苦労をした」こと、 逆に「知っていたから助かったこと」が多くて、 リアルな情報の重要性を感じている。

          男女平等が実現されても自分に直接利益が回ってくることはおそらくない。 けど、男女平等が実現されることによって、この社会で「体の性が女性という事実だけで被っている不利益」が減るならこちらとしてはとてもありがたい。 だから男女平等な社会の実現を願っている。24/03/08

          男女平等が実現されても自分に直接利益が回ってくることはおそらくない。 けど、男女平等が実現されることによって、この社会で「体の性が女性という事実だけで被っている不利益」が減るならこちらとしてはとてもありがたい。 だから男女平等な社会の実現を願っている。24/03/08

          専門性って、素人が適当に判断してミスらないように、というのももちろんあるけど、素人に必要以上に頭を使って考えさせないためにあるのではと感じた とくにメンタル面をやっちゃうと考えるという作業だけで脳に要らない負荷がかかるから、余計に。2024/03/08

          専門性って、素人が適当に判断してミスらないように、というのももちろんあるけど、素人に必要以上に頭を使って考えさせないためにあるのではと感じた とくにメンタル面をやっちゃうと考えるという作業だけで脳に要らない負荷がかかるから、余計に。2024/03/08

          社会的養護の当事者性から抜け出すために色々努力したけど、結局当事者でしかいられないなら、 私はもうこれまでみたいな過度な努力はしないと決めました。 自分が壊れるので。 これまでの人生では、本当の意味で自分を大切にできてなかったのだと実感した。

          社会的養護の当事者性から抜け出すために色々努力したけど、結局当事者でしかいられないなら、 私はもうこれまでみたいな過度な努力はしないと決めました。 自分が壊れるので。 これまでの人生では、本当の意味で自分を大切にできてなかったのだと実感した。

          トラウマの治療が難しい場合の話。

          出身の県は95年の某地震で被災したこともあって、トラウマケアには力を入れていて、PTSDの治療という面では多分、全国的にみてもそこそこ優秀な場所なんじゃないかと思います。 こころのケアセンター的なのがあって、研究者も名のしれた人が多いです。 それで、自分も1回そこに繋いでもらったことはあります。 でも、記憶亡くしてる系の人間なので 「治療はできるけど、せっかく忘れてることを思い出すってのは傷口に塩を塗り込むのと同じだよ、それでもやる?」と言われた。 もちろん私の答えはNO

          トラウマの治療が難しい場合の話。

          里親家庭とセクマイの子ども

          これまで10人くらいのセクマイの人に会ってきたけど、たいてい機能不全家庭育ちか、実家に強いストレス抱えてるかのどちらかにあてはまる。 もちろんそうでない人もいるけど。 だから、家庭環境にストレスがあると「セクマイ化」する確率が上がるのかなと最近は考えつつある。 ここでまた里親家庭に結びつけるんですが。 つまりもし「家庭環境にストレスがあるとセクマイ化しやすい」ということが事実なら、里親家庭に委託される子どもには一定の割合でセクマイ、あるいはその前兆を抱えている子がいる

          里親家庭とセクマイの子ども

          記者の人もさ、結婚したら1回インタビューされてみたらいいじゃんね。 それでめちゃくちゃ細かいプライベートなことまで根掘り葉掘り訊かれて、それが全部書かれた記事出されてみたらどうかね そしてら自分たちが普段やってることのえぐさを肌で感じられるだろうからすごくいいんじゃないかな😊

          記者の人もさ、結婚したら1回インタビューされてみたらいいじゃんね。 それでめちゃくちゃ細かいプライベートなことまで根掘り葉掘り訊かれて、それが全部書かれた記事出されてみたらどうかね そしてら自分たちが普段やってることのえぐさを肌で感じられるだろうからすごくいいんじゃないかな😊

          社会的養護出身者の自立ってさ2

          社会的養護出身者への公的な支援が不足しているのは現状変えられない事実としてあるから、一旦は無視するとして. ヘルプさえだせばこれだけのことをしてくださる民間団体さん"は"いるんだよね、全然見えてないけど。 んで、民間団体からの情報発信は必要不可欠として、社会的養護出身の若者も「ヘルプの出し方」「情報の探し方」は知っておかないといけない。少なくとも自分が自立したときは、それを誰も教えてくれなかったんだけどね(多分、自力で解決できると思われてた) どんなに「できのいい子」であ

          社会的養護出身者の自立ってさ2

          クリスチャンとセクマイ

          あのさ、 クリスチャンの人たちのセクマイ(セクシャルマイノリティ)に対する思考停止具合はほんとなんなの? そもそもセクマイってLGB、とかTだけじゃないことを知ってる?って話なんですよ 私は、小さいときから性別違和&セクシュアリティ迷走を抱えて生きてきたけど、正直クリスチャンコミュニティにいなければもっと楽に生きれたんじゃないかってすごく思う。正直ね。 なんだろう、クリスチャンみんながそうとは言わないけど、たいていのクリスチャンの人って、「多様性の時代ですから」って言って

          クリスチャンとセクマイ