まさかこうなるなんて、思いもしなかった | "ながら食べ"をやめてからの変化
どうしてもやめられなかったのが「ながら食べ」。
”消化に良くない”ということは前から見聞きしていたし、ながら食べをやめた方がいいのはわかっていたものの、
タスクに追われていたり、「食べているときぐらいはゆっくりしたい」と見たい動画の誘惑に負けたりすると、
仕事をしながら、動画を見ながら、食べてしまっていた私。(※一人暮らしかつ在宅が多いゆえ、ながら食べしやすい状態なのです…)
そんな私がちょっとしたきっかけで「ながら食べ」をやめて、驚くぐらいの嬉しい変化を感じ始めることになりますー。
やっぱり、課題なんだな
そう感じたのは、普段のショート動画作りをしていた時のこと。
毎回食生活に関するテーマを決めて、レシピとともに自分の経験に基づく価値観を発信している私ですが、
ふと、最近の満足感のなさを課題に感じます。
特に食事内容を変えたわけでも、生活環境や習慣が大きく変わったわけでもないのに、いつもと同じ量を食べてもなんとなく満足感を得られていない自分を目の当たりにし、
それを公開すると、「なかなかやめられない」という共感の声もありつつ、
「食べるときはスマホの画面を下に向けて、遠くに置いて食べてます!」
というコメントも頂きました。
"直さなきゃ"と思っているだけでは、何も変わらない
そう感じた私は、コメントをくださった方を見習って、行動に移すことに。
食べるときはPCもスマホも閉じて自分から離れたところに置いて、通知が気にならない状態にしたら、食事をスタート。
食べている間は、食べ物が本当に小さな粒(というよりペースト状)になるまでよく噛むことに集中したり
ひとつひとつの素材の味を味わったり
余裕が出てきたら、次の動画のテーマやレシピを考えてみたり
そんな感じで食事の時間を過ごしてみました。
意外にもストレスがないかも…?
そう思えたのがまず驚き。
「ながら食べ」をやめてしまったら、
「何か通知が来たらすぐ対応しなきゃ」というプレッシャーや、「やるべきことを早く進めないと」という焦りに負けて、食事を楽しめないのでは…?
とはじめは思っていました。
ですが、実際やってみると、噛むことがクセになったり、瞑想みたいに頭の中が整理されたりで
「他のことをしたくない」と無意識のうちに思っている自分に気づきました。
毎日毎食、続けてみたら
「ながら食べをやめてよかった」と思えることを、いくつも実感できるようになります。
1. 満足感が高まった
自分の中でだいたい決まっている食事を用意して食べ、それでなんだかすごく満たされている感覚が。
「ながら食べ」していた時は、食べ終わっても何か足りないとそわそわして、作り置きおかずやおやつをプラスでどんどん食べがちだったものの、
今では、そこまでプラスしなくても満足できているー
最終的には食費を抑えることにもつながりました。
2. 消化吸収の質が上がった
以前の記事でも書いたように、便秘に悩んだことがないほど、消化はいいものの、吸収ができていないのか、ちゃんと食べてもふらつきが気になっていた私。
それから、動画を見ながら骨盤矯正・腸周りの筋肉を鍛えるエクササイズを取り入れるなどで改善してきたところでしたが、
「ながら食べ」をやめたことで、明らかに消化吸収力が上がった気がしています。
慌ただしくて、いつもより食べる量が少なくなってしまった日でも、外出してのバイトがそこまで苦痛に感じないー
一日のうちにありすぎなぐらいあった、かなり柔らかめの便も、ほどよい固さのものに変わってきたー
そんな感覚が、ここ毎日持てていて、心の支えにもなってくれています。
3. 肌荒れが良くなってきた
仕事での睡眠不足やストレスから胃腸の調子が乱れたからか、蒸し暑いのに口の横や手がカサカサになって長いこと悩み…。
そんな状態だったのが、ハンドクリームや何か薬を塗ることなく、自然とよくなってきました。
「外からではなく、中からのケアが大事」というのを、あらためて痛感しています。
4. 生産性が上がった
「ながら食べ」しないと終わらないと思っていたタスクも、意外にも効率よく進められるように。
食べているうちに頭の整理ができたり、気分転換ができたりするからか、
タスクに戻った時の集中力が高まって、以前よりもスムーズにやるべきことが進むようになった感覚があります。
今までなかなか生み出せなかった自分時間に、いつもより丁寧にエクササイズしたり、やりたいことを考えたり・したりー
そういう機会も作れるようになってきて、
精神的安定を保てるようになってきたことは、とても大きな変化です。
「他のことをしない」ただそれだけで
こんなにも身体的・精神的メリットが感じられるー
そんな「ながら食べをしない」ことの可能性を実感できた、最近の大きな気づき。
「ながら食べをしない」ことは簡単なようで、
「食べること」への不安があったり、仕事に追われていたりー
そんな自分の置かれている環境や、自分の奥底に根付いている価値観から、
なかなかできないことも。
でも、そんな中で行動に移して、数々の嬉しいことを得た経験・感覚は
これからの私を、しっかりと支えてくれると、思っています。
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