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植物性の代替卵「JUST Egg」を徹底解説!
米サンフランシスコ発のJUST社が販売する植物性の代替卵「JUST Egg」を手に入れたので、徹底レビューします!
JUST Eggとは
2011年米サンフランシスコ創業のベンチャー企業、JUST社。最初は卵を使わない植物性のマヨネーズ「JUST Mayo」から開発し、その後植物性の液卵「JUST Egg」を開発しました。
JUST Eggは溶き卵状の黄色い液体がボトルに入っていて、溶き卵とほぼ同じように使えるので、スクランブルエッグや卵焼きなどの卵料理、マフィンなどの焼き菓子にも使えます。
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約5年前から開発されているJUST Eggはコストカットにも成功し、現在はボトル1本(355ml / 卵約7〜8個分)約500円となっています。それでも普通の卵と比べるとまだまだ高いですね・・!
鶏卵は、熱すると固まる凝固機能、お菓子作りなどで必要な泡の安定化機能など10種以上の機能があり、更に栄養面も含めて再現するのが難しいと言われていました。
JUST Eggは凝固や泡の安定化機能を持った商品というだけでなく、鶏卵と同程度のタンパク質を含み、逆に健康上問題視されることの多いコレステロールは含んでいません!(厳密にはコレステロールも少量は必要な栄養素ですが。)消費期限は未開封の冷蔵保存で60日。保存が効くのも良いですね。
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また、JUST社は培養鶏肉の開発にも成功しシンガポールで世界初の販売承認を取得したとのこと。これまでに6億5,000万円の資金調達に成功し、2022年IPO予定と言われるユニコーン企業です。
JUST Eggはどこで買える?
JUST Eggは残念ながら現状日本ではオンライン含めて買うことができません。現在JUST社はアメリカの2万箇所以上の小売店、1,000軒以上の飲食店で販売・提供しています。
アメリカ以外では、カナダ、シンガポール、中国、ドイツ、イタリア、オランダ等に進出しているようです。
三井物産社が出資しているようなので、日本で買えるようになる日も近いかもしれませんね!
JUST Eggで作れるもの
JUST Eggで作れるものは、
オムレツ、スクランブルエッグ、フレンチトースト、クレープ、キッシュなど溶き卵を使う卵料理
バナナブレッド、パンケーキ、ワッフルなどの焼き菓子
です。(JUST社HPより)
上記の類であれば基本的に作れるので、日本でメジャーな料理だと卵焼きやオムライス、卵スープやお好み焼きなども作れますね。
JUST Eggを使ってみた
今回はフレンチトーストと卵焼きを作ってみました。
フレンチトースト
注いでみると、本物の卵よりちょっと粉っぽいサラサラ感じもありますが、普通に卵の色に似た液体です。
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ここに今回はライスアーモンドミルクと砂糖を混ぜ、フランスパンを浸しておきました。10分足らずでヒタヒタになったので、染み込みはとても良い◎(食パンだと染みすぎて崩れてしまうかもしれません。。)
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フライパンに移して焼きます。
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出来上がり!(見た目が汚くてごめんなさいw)
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見た目も味も普通のフレンチトーストと何も変わりありません・・!原材料にターメリックが入っているので、若干ターメリックのスパイシーな匂い?味?がするかなという感じはありますが、あまり気になりません。
卵焼き
続いて、よりごまかしの効かない卵焼きを作ってみます。
我が家の卵焼きレシピは卵にお醤油と味の素を入れたものなので、同様のレシピで作ってみました。
フライパンに投入。調味料は混ざりづらいです。少し分離気味。
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グツグツ沸騰してくると、ちょっとホットケーキっぽい音と泡が出ますが、放っておきます。匂いは卵焼きそのもの・・!
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クルッと巻いて・・・
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出来上がりです。
焼き目もついて、普通の卵焼きと見た目は遜色ありません。
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いざ実食。
これはすごい・・!言われなければ全く気づかないと思います。いつもとちょっと味付けは違うかな?でもこれはこれで美味しい、という印象。
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こちらも若干ターメリックの匂い?味?がしますが、そこまで気にならず。
結論
超ハイレベルな植物性の卵でした。
これまで色々な植物性の代替卵(大豆やカボチャから作ったものなど)を食べてきたけど、ここまでリアルな代替卵は初めてでした!
なかなか手に入らないけど、また食べたい!そして、他の企業からも同様の液卵タイプの代替卵は発売されているので、そちらも食べてみてまたレビューします。