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ようこそ2025年!
おはようございます。
新しい年を迎えることができました。あけましておめでとうございます。
また、2024年においては私の記事を読んでくださったり、スキ・フォローまでしてくださった方々にこの場を借りて改めて感謝を申し上げます。ありがとうございます。
早速ですが、2025年の抱負を宣言します!
その前に、ちょっと時間がある方は、2024年のうたういぬの抱負を振り返ってみてください。
そして、毎月末の振り返りを積み重ねて、年末には1年間を振り返りました。
本題 これが、2025年の抱負
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え、2025年とほとんど変わっていないのでは…と思っていますか?
良く言えば継続するべきことを残している、悪く言えばリベンジです。
一番のポイントは、私の在り方の目標が
「小・中学校どちらでも活躍できる教師」
であることです。
小学校で13年間勤務して、中学校に異動。当初は、
(中学校で3年間勤務して小学校に戻ろう…)
でも今は、こんな生ぬるい考えから脱却しています。
どちらの校種でも勤務した経験を、児童生徒へ、同僚へ、保護者へ還元したいです。
このような目標を達成するためには、授業においても学級・学年経営においても今よりも何段階も高いレベルで実践ができ、その実践を言語化しながら周囲と共有できる力が求められるはずです。あえて高いハードルを自分に課すことで、自分の成長につなげたいという思いがあります。
それでは、ワンペーパーでまとめられたものを解説しながら表現してみます。
(左側が学習・授業に関すること 右側が学級・学年経営に関すること)
授業・研修・学びづくり
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まずは、私自身の授業づくりに関するものです。
数学の授業を通して、「生徒が主体の学びの場」を作ることを狙いとします。
・生徒が目標をつかむこと
・目標達成のために多様な手段を選択できるようにすること
・日々の振り返りを通して、学習の調整をする力を高めること
・数学を通して「学ぶとは何か」について生徒が向き合うことができること
・私の授業実践を校内で広めることで、校内全体で学び続ける生徒へのアプローチを広めること
経験が慢心につながらないように、生徒のより良い学びのために私自身が学び続けることができるようにしたいです。
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中学校で生徒の学びを見ていると、小学校の学びの積み重ねがとても重要であることを改めて実感しています。昨年度の3学期に、校区の学習構想図を作り、校区の3つの小学校と共有しました。目指す姿は「学びをつくることができる児童・生徒」です。これは、創造性というよりも、生徒が主体的に学ぶこと、学び続けることを意味しています。他者に影響されないと自分の学びを生み出すことができないのではなく、自らが目的意識を持って学ぶことができる児童生徒を育てることをねらいとしています。
校区の小学校の先生(研修主任)と定期的にミーティングをしたり、資料を共有したりすることを構想していましたが、令和6年度は中3主任・進路指導主事を担当することになり、研修に力を入れることができなかったことが後悔ポイントです。令和6年度〜8年度までの3年計画を立てたので、3年間は継続して挑戦したいと思っています。難しさを感じつつ、ロマンのある仕事だと思って情熱を注ぎます。
学級・学年経営・地区の研究会
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小学校と中学校の学級経営の違い、難しさを感じたことをきっかけに、中学校ではどのように学級経営を進めたら良いかと悩んでいました。今は「生徒のリーダーシップを高めること」が柱になっています。
今年度は地区の研究発表会で自分の実践を発表したり、地元の同好会で継続的に実践発表をしたりしています。目標、仮説、研究方法、アンケートによる実態把握、次の手立てとそれぞれ言語化をすることで深めることができました。
これまでずっと学級担任をしていたので、4月から学年主任になることで研究を進めることができるか不安も大きかったです。学級担任と学年主任では生徒との距離感が違うと感じたので、悩みも絶えず、研究も手探りでした。それでも、学級担任と協力して実践ができること、生徒の成長を実感できることはやりがいにつながっています。
2025年は、「安心・安全・居場所」の軸と「リーダーシップ・フォロワーシップ」の軸という2つの軸をきちんと駆動させることが重要だと考えています。
「安心・安全・居場所」
・行かなければならない学校・学級から行きたいと思える学校・学級になる
※不登校が多い令和時代における生徒の人間関係構築についてアプローチをする
→構成的グループエンカウンター、QーUの活用など
・生徒の自己決定を尊重できる学級をつくる
→学級の班活動を充実させる
→クラス会議、ペップトークなど、教師や生徒が肯定的な言葉を積み重ねる実践
「リーダーシップ・フォロワーシップ」
・シェアドリーダーシップの考えを広める
→誰もがリーダー、フォロワーになることを実感できる学級組織を構築
・年間計画を生かし、効果的に学活を進める
→朝活動、朝の会、帰りの会の充実(時間の有効活用)
→行事を通して、生徒のリーダーシップを高める(複数の行事、複数のリーダー)
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地区の学級経営研究会という同好会の事務局を務めています。
小さな同好会です。細く、長く研究会を続け、地区の先生方が学べる場を作ってきました。大きな功績は残せないかもしれませんが、継続することに最大級の価値を置くようにしたいです。
また、地区外の研究会、勉強会にも積極的に参加してみたいです。昨年は
・古舘先生:神田の会(現地)…初めて外に出て学びました。
・ミライシード:エリアコミュニティ(東海地区・オンライン・複数回)…ミライシード、いつもお世話になっています。
・静岡楽習会#1(現地)…人との繋がり、縁を感じました。
外の勉強会では、継続して実践を積み重ねること、発信し続けることの尊さを感じることが多いです。私も、noteでの発信は続けましたが、どこかまだ自信が持てません。それは、自分の実践の柱の脆さと言語化の弱さを知っているからです。それらは急に改善することではないですが、発信を続けることで自分に向き合う2025年にできればと考えています。
と、気づけはなかなかの量になっていました。(本当は、ライトな感じで新年の抱負を表現したかったはずなのに…)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
そして、2025年もよろしくお願いします。
みなさんの1年間も素敵なものになりますように!