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#1 教育で語られがちなことその奥にあるもの

中学校教員、うたういぬです。
読書が好きです。自分の読書の仕方を少し変えてみたいと思ったことがきっかけで、noteで読書記録を残そうと思います。無理なく、自分のペースで。
あくまで私の出力用、言語化の力を高めることをねらいとしていますので、軽い気持ちで読んでいただければ幸いです。

教育で語れがちなこと その奥にあるもの
著:渡辺道治 古舘良純

★きっかけ
古舘先生のvoicyを聴き続けている。偉大な2人の先生の往復書簡が書籍になる。どのような切り口で語っているのかが気になった。
★心に残る部分
いつだって今が一番若い
30代後半を迎え、職場での立ち位置も変化し、授業観や学級・学年経営観が固まりつつあると感じている。一方で、まだ成長できる、新しい実践にも挑戦したいという気持ちもある。実践に没頭して、目の前の子どもたちと事実をつくることができる教師になりたいという思いを後押ししてくれる部分だった。
★感想
やはり、2人の言葉には輝くものがあり、voicyを聴いているような心地良さと、職員室の隣の席で語りかけてくれるような温かさと厳しさが込められている1冊だった。学級のこと、「学級目標」「叱る・叱らない」「学級の安定さ」では、教師としての構え方を考えた。授業のこと、「教科書の活用」「授業のめあて」「教育実践」では、目の前の子どもと本気で学びを作ろうとしているのかを問われた。教師であること、「働き方改革」「長季休暇の心構え」「教師としてのライフコース」では、良い意味で365日・24時間教師でいること、教師としてのwell-beingについて考え直した。
教師として、自分が何者であるのかを捉え、自分らしさを持ちつつも子どもに言葉を届ける教師になるという意思が強まった。

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