こどもが安心できる第三の居場所・療育でありたい。~療育の先生へインタビュー
都内の児童発達・放課後デイサービスで働くYさんにインタビューしました。
療育で働くきっかけ
中学生の頃、障がいのある子どものボランティア活動に参加しました。最初は戸惑いもありましたが、彼らの純粋な笑顔に触れるたびに、心が温かく満たされるのを感じました。それが、私が療育の道に進むきっかけでした。
高校を卒業後、私は障害福祉課がある専門学校に進学しました。そこでは、障がいを持つ人々への支援方法や、彼らが直面するさまざまな課題について学びました。実習で成人の障がい者施設を訪れたとき、「もしも彼らが子どもの頃に適切な支援を受けていたら、もっと違った人生を送っていたのではないか」と強く感じ、療育に携わりたいと決意しました
療育のやりがい
療育の現場で働く中で、最もやりがいを感じるのは、子どもたちが「家庭以外にも安心できる場所」を見つけられたときです。子どもたちが療育施設で笑顔を見せ、楽しんでいる姿を見たとき、それが彼らの「第三の場所」になったのだと実感します。また、保護者の方々との信頼関係を築き、一緒に子どもたちの成長を見守ることができるのも大きな喜びです。
療育の門戸は誰にでも
療育に通うには、診断が必要かどうかという質問をよく受けます。実際には、診断がついている子どもも、そうでない子どもも受け入れています。重要なのは受給者証があることです。住んでいる地域や利用するサービスによって異なりますが、診断の有無にかかわらず、多くの子どもたちが療育に通っています。
療育のメリット
療育の最大のメリットは、就学前に子どもたちが集団生活に適応できるようサポートできることです。特にグレーゾーンの子どもたちには、彼らが困らない環境を整えることができます。親御さんの不安を軽減し、子どもたちのために情報を収集することで、よりスムーズな就学をサポートしています。
療育に通うデメリット
療育に関しては、親御さんの送迎が必要になることを除いて、デメリットはほとんどありません。子どもたちにとって有益な環境を提供することが最優先です。
発達が気になる親御さんへのアドバイス
多くの親御さんが子どもの発達を心配されますが、最も大切なのは「子どもを認めてほめてあげること」です。親が思っていることと子どもが感じていることは異なることが多いです。癇癪を起こす前の行動を振り返り、子どもが本当に伝えたかったことを理解することで、子どもとのコミュニケーションが深まります。
小学校受験を考えています。夫が子供を療育に通わせることを反対しています。
療育に通っていることで小学校受験が不利になるかどうかという心配もありますが、実際には多くの子どもが受験に成功しています。療育にはさまざまな種類があり、そろばんや四字熟語、フラッシュカードを用いた右脳教育を取り入れている施設もあります。これにより、知能が高いお子さんも多くいます。
特性と個性について
特性を持つ子どもたちが、将来大人になったときに困らないようにサポートすることが私たちの使命です。コミュニケーション能力を育み、自分の考えを持ち、人に優しい大人になることが成長の目標です。どんな特性があっても、子どもたちは発達し、成長します。改善できることを改善し、親御さんの不安を取り除き、子どもたち自身が生きやすくなることを目指しています。
療育の現場で、日々子どもたちと向き合いながら感じるのは、一人ひとりの個性が輝く瞬間です。彼らの未来を信じて、私たちは今日も全力でサポートを続けていきます。
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