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osechi_lab
「いただきます」の現実
食事の前の「いただきます。」
この言葉に込められた感謝の意味は、動物や魚、野菜を含む植物の命への感謝、食卓に上るまでの関係者への感謝だと、有名な話。
では、命を頂く瞬間の現実を考えたことがあるだろうか。
屠殺の現実
これから同じ意味の文章を書きます。
・魚を水から出して殺し、切り身として加工した。
想像できますよね?よく見る光景です。
では、こちらの文章は?
・鳥を水にいれて殺し、鶏肉として加工した。
なんか、残酷ではないですか?
感じ方はそれぞれだと思うけど、鳥が可哀そうと思った人が多いのでは?
でも、よく考えてください。これは同じ文章構成です。
「動物」を「呼吸ができない環境で」殺し、「食品」として加工した。
そうなんです。
魚は水から出される時点で、生息していない環境にさらされてしまうんです。
アニマルウェルフェアは魚も対象?
ざっくりいうと、アニマルウェルフェアとは、動物が生きて死ぬ瞬間まで快適に飼育しましょうって考え。詳細はまた後日。
このように日本の農水省も飼育方法などのガイドラインを設定しています。見て頂ければ気づきますが、魚はアニマルウェルフェアの対象になってません。
その点についてとやかく言うつもりはないですが、海外では魚も対象となっており、飼育、屠殺方法について多くの研究、ガイドラインがあります。
だから、魚にも色々な配慮があり、屠殺方法も研究されてます。これから発信していきますので、是非とも知ってください。
フードロス、アニマルウェルフェア、海の環境と資源、色々な現実を知ることで、これら課題のとらえ方も変わってくると思います。
今後、具体的に発信をしていくので、よろしくお願いします。質問、コメントも嬉しいです。
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