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救いの手を差し伸べても大丈夫な人とダメな人の違い

こんにちは~ 共感能力が高い人(ギフテッド)は、無意識に人の心の動きが見えてしまう場合があります。僕自身が精神的にどん底の状態に陥ったところから乗り越えてきたこともあり、相手の精神的なツラさが何に起因しているのか、相手の課題が見えてしまい、ついついいらないお節介を焼いてしまいそうになります。今までの経験から、救いの手を差し伸べていい方向に進む人と逆効果になる人について本記事で書いてみようと思います。


①『格付け』を気にする人

救いの手を差し伸べると
明確に逆効果にしかならないのは
『アドバイス』を『上から目線』と捉える人です
どっちが上でどっちが下という思考に
囚われている人です

僕自身も通った道だから分かるのですが
自己肯定感が低いと
周囲よりも自分の方が上であることを
証明しようとしてしまいがちです

『自分が一番でないと許せない』状態では
人からのアドバイスは受け入れられませんし

アドバイスをすると
自分が正しいことを証明するために
アドバイスの逆方向に進んでしまうため
逆効果になってしまいます

出会う人全員を競争相手ライバルと見なし

能力を誇示マウンティングして
周囲に認めてもらおうとしている結果
逆に孤立してしまっているのです

これはギフテッドが陥りがちな状態で
一番に救済が必要な時期なのに
眺めていることしかできません

②他責思考の人

自分がうまく行かないのは
親や社会・政府・会社のせい、、、
などと考えるタイプの人にも
アドバイスは逆効果です

もちろん
経済的に恵まれていない
毒親育ちなどの
苦しい背景を抱えている人もいるでしょう

僕自身も
毒持ちの母から数々の呪縛を
受けてきて苦しみましたが

これからの自分は
自分で作っていくと思いなおし

ドロップアウトした時点から
コツコツコツコツ呪いを解いて
自分を育てなおしてきました

自分が前に進むために
過去を振り返るのはいいのですが

自分が前に進まない理由を
過去に求めていては
状況は改善しないと思っています

そして他責思考がダメなら
自責思考がいいのかというと
必ずしもそうでもなくて

今の自分の状況を
他責でも自責でもなく受け入れて

その上でどうするか?
を考えるのがいいと思います

③自分を変えられないと思っている人

「ありのままの自分を受け入れてほしい」
という考え方は いい考え方ではないように
僕は思っています

「受け入れられるような自分になる」
という風に自分を変えていく方が
建設的ですね

日本では成人の1日当たりの平均勉強時間が
6分というデータも出ているように
「大人」になると勉強しなくなる人が多いです

僕自身も本格的に勉強を始めたのは
30歳を過ぎてからなのですが
『勉強している』と言うと
『能力がない(から勉強している)』
という印象を持つ人が多かったですね

『自分は変わらないし変えられない』
と考えている人が多く
そうした人にアドバイスをして
『自己変革』を求めても
反発を受けるだけになってしまいます

救いの手を差し伸べても大丈夫な人とは?

ここまでは
救いの手を差し伸べるアドバイスする
ダメな人を述べてきましたが

これまで挙げた3つの逆が
救いの手を差し伸べても大丈夫な人
ということになります

つまりは
①どっちが上・どっちが下という思考や
②他責思考に囚われておらず
③自分を変えていけると思っている人

となります

③については
アドバイス次第でスイッチが入ることもあります

ですが

救いの手を差し伸べるにしても相手を依存させてはいけない

ことに留意が必要です

自分を変えていくというのは
思考や行動の小さな習慣の積み重ね

が必要で 通常何年も要します

そして
その乗り越える道筋を示すにしても
実際にその道を進むのは
あくまで本人である
ということは意識しておく必要があります

まだるっこしいと思いますが
信じて待つ ことが大事です

間違っても
押したり引っ張ったりしてはいけません

そして
道筋を示されたことや
自分を理解してくれたことで
安心してしまって
歩みを止めてしまう人には要注意です

ようやく理解者メンターが現れたと
依存されてしまうことになりかねません
(商売目的ならそれがいいんでしょうけどね、、)

最後に

『救いの手を差し伸べる』なんて
傲慢だと自分でも思うのですが

相手の苦しみを
自分のことのように感じてしまうので

その苦しみから逃れる自分を助けるために
救いの手を差し伸べざるを得ない
状況に陥る人もいるということを
分かってほしいな~と思います

色々な人に余計なお節介を焼いてきて
学んだことを書いてみました

今回はここまで!
ではまた!

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St.M
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