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人は何の為に生きるのか?~友人からの要望記事~

友人より【人は何の為に生きるのか】というテーマでnote記事を書いてほしいと要望があったため、記事を書くことにしました。哲学的で非常に難しいテーマで、考えをまとめるのに非常に苦しみましたが、お付き合いいただけると嬉しいです。


人が生きるのに特別な理由なんて必要ない

NHKの大河ドラマの前に放送されている
ダーウィンが来た!という番組を
実家暮らしの時に視聴していたのですが

生物というのは
自分のDNA(子孫)を残すという
非常にシンプルなプログラムに従って
生きていることを感じました

人間のように何十年も生きる訳でもなく
たった1年、たった1回の生殖行為のために
生きる生物の姿を見ていると

「生きる」というのは
そんなに小難しく考えるようなことでは
ないような気がしてきます

連綿と続く大宇宙の歴史の中では
ほんの一瞬とも言える短い人生ですから
そうしたスケールから自分の人生を捉えると
自分の「悩み」は非常にちっぽけで
クヨクヨしているのが馬鹿らしく思えてきます

かといって
何の為に生きるなんて考えなくていい では
答えになっていないので
いくつかの案を示したいと思います

①自分のDNA(子孫)を残す

これは生物として自然な
生きる目的になりますね

パートナーを見つけ子供を産み育て

自分の子供もまた
パートナーを見つけて
子供を産み育てられるような
人間に育てていくことが

「生物学的な」使命と言えるかもしれません

でもそれでは 僕のように
子供を産み育てることができない人間には
生きる意味がないという思考を
生んでしまいますので別の答えが必要です

②自分に似たDNAを残す

僕自身は子供を持つことは叶いませんでしたが
僕の弟妹達には子供が多く
幸いなことに両親に孫を見せるという
プレッシャーからは解放されています

僕は博愛精神が強く
多くの人が幸せになれるように
力を尽くしたい想いはあるものの

他の人よりも甥姪の幸せを実現することの方が
優先順位として高くなっています

子育てには関与できませんが
金銭的な援助はしていくつもりですし

自分の遺産は甥姪で等分するようにと
弟妹達には伝えてあります

③自分も含めた誰かを幸せにする

アドラー心理学においては
人の幸せとは貢献感 すなわち
誰かの役に立てている感覚
と定義しています

誰かの幸せに寄与する生き方をすることは
自身の幸せに繋がります

誰かに心からの『ありがとう』を
言ってもらえた瞬間以上に
幸せを感じられる時があるかどうかを
自身に問うてみてください

『自分はそんな高尚な生き方はできない』
と思うかもしれませんが

実は『誰かを幸せにする』ためには
『自分が幸せになる』ことが必要なのです

ですから
自分の幸せを追求することは
全く恥ずべきことなどではありません

自罰傾向が強い
ギフテッド・HSP気質の人には
『あなたは幸せになっていい』
と伝えたいですね

photo by Bernd 📷 Dittrich

『幸せになる』ためには何をしたらいいか?

それは
明日を今日よりも成長して迎えられるよう
一日一日を大切に精いっぱい生きることを
何年も何年も積み重ねること
と僕は考えています

ドロップアウトを経験した上で僕が思うのは
『人生に一発逆転はない』ということです

一発逆転したように見える人は
それは必然だったと思えるだけの
努力を積み重ねてきています

努力を続けていると
人生ひらかれる瞬間が訪れます

苦しい状況でも前を向いて努力していると
助けてくれる人が現れやすくなります

幸せになるためには『苦しいことから逃げない』こと

苦しいことから逃げない
苦しいことを乗り越えていくこと
が幸せになるためには必要です

ブラック企業からは逃げてもいいですが

恵まれた家庭に生まれたとして
親の敷いてくれたレールに乗るだけで
努力を怠りイージーモードを謳歌していると

必ずどこかで大きなつまづきポイントが現れます

人生は小さな習慣の積み重ねです
対人関係であれ仕事能力であれ
長い年月の改善習慣の積み重ねが
その人の生きる力になっていくのです

受験勉強や仕事などの
苦しいことから逃れ
楽な道を選び続けていくと
どこかで八方塞がりになります

苦しいことから逃げることは
短期的には幸せになりますが

問題の先送りでしかないため
長期的には幸せから逃げる行為になります

苦しいことから逃げずに
乗り越えていくことが
幸せを掴むため必要であることを
意識しておいてほしいですね

アサーションを身につけると幸せになれる

自分を幸せにすることも大事なのですが
周囲も尊重することも大事です

自分も周囲も尊重するスタンスのことを
アサーションと呼び

アサーションとは

どっちが正しい 間違っている
どっちが上か下か
という思考から解放されていくこと

だと僕は考えていて それにより

周囲から受け入れられやすくなり
人間関係がうまく回っていきます

アサーションは
パートナーシップであれ
子育てであれ 仕事であれ

すべてがうまく行く
万能かつ必須のスキルだと思います

アサーションを身につけるには
思考習慣の改善を
長い年月積み重ねることが必要です

人生に一発逆転はないので
地道にコツコツ努力してほしいなと思います

人は何の為に生きるのか?
幸せになるためにはどうしたらいいか?

という哲学的な問いに対しての
僕なりの答えは以上です

コメントなどを寄せていただけると
嬉しいです

今回はここまで
ではまた!

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St.M
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