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大人から『呪い』をかけられた時、呪縛からどうやって乗り越えたらいいですか?

こんにちは~ フォロワーさんから再度質問を寄せられました。若い方ですが、大人から罪の意識をもたらす言葉をかけられ、罪悪感に苦しむことになったそうです。結果的にお父様の言葉で立ち直り、今は再起をはかっている途中のようですが、お父様の言葉がなかったとした場合に自力でどのように乗り越えたら良かったのか?という内容です。


物事を深く受け止めるギフテッドやHSPは大人の言葉で『呪い』にかかりやすい

ギフテッドやHSPの人たちは
深く考え込む性質があるため
人の言葉を重く受け止め
その言葉に縛られた生き方を
してしまうことがあります

ギフテッドは精神年齢が高いケースが多いと
言われていますが
そうした子供は大人をめた目で見ていて
『呪い』にかからない場合もあります

そうは言っても
親を無条件で信じている幼少期の場合や
『呪い』をかけてきた人が
立派な肩書を持っている場合は
強烈な呪縛(しかも無意識)に囚われる結果に
なってしまいがち
です

僕自身の場合も
母が教育団体のリーダーのような立場だったため
さまざまな呪いにかかりました

たとえば
『弟妹がケンカしたら長男の責任』という言葉で
弟妹達のケンカの仲裁に縛られることになり
人と人とがいがみ合うのを解消しようとする
『調停者』(エニアグラム:心理テスト)の
性質が最大値の10になりました

こうした大人にかけられた呪いにより
さまざまな行動を自ら制限していくことになり
自分がどうしたいかを見失っていきました

ではこの状況を乗り越えるにはどうしたらいいか?
それは

信頼できる大人に思い込み呪いを解いてもらうしかない

です

自力では厳しいです

僕は働き始めた初期の頃に
上司にかけられた言葉によって
思い込みを解いてもらうことができました

あの瞬間の衝撃は
まさしく雷に打たれたかのような感じで
今でも忘れることができません

呪いにかかっていることを見抜き
それを解く言葉をかけられる大人との出会いが
人生の転機となっていくはずです

ですが現代社会では核家族化が進行し
子育てが家庭内で閉じてしまいがちであるため
大人(しかも信頼できる)と出会うチャンスが
減ってしまっています

思い込み呪いを打ち破るには
より多くの人との交流が必要なのですが
呪いにかかった状態ではそれが難しくなるため
簡単にはいきません

ギフテッドやHSPで深く悩んでいる人たちへ

自分を苦しめているのは
自分の認知の歪み・思い込み
が原因であるパターンがあります

でもそれは
あなたが間違っている訳でも
悪い訳でもない
 のです

そして
呪いをかけた人が悪意を持っていた訳でもない
パターンがほとんどです

先ほどの
『弟妹達がケンカしたら長男の責任』
という言葉も
騒がしい弟妹達にイラついて言っただけなのに
そんな些細な言葉が性格を決定づけるとは
母も思っていなかったでしょう

最近になってこの話をしたら
『そんなひどい言葉を言っただなんて、、』
と自分の過去の発言に驚いていました

こうした掛け違いが
幼少期に発生したことがきっかけで
大きな重しとなって
人生に悪影響を及ぼすことが

HSPやギフテッド
もしかしたら発達障害の人たちにも
発生することがあるのです

『何か分からないけど苦しい』
という人たちには

自分の行動を制限している思い込み
そのきっかけとなった出来事を
思い出してみること

そしてそれは
自分の思い込み・認知の歪みで
自分で自分を苦しめていることに気付き

自分がどうしたいのか?
どうありたいのか?
という声に耳を傾け
それをかなえていくことで
呪縛から解放されていくと思います

最後に

今回の相談者さまは
自分が苦しいのは呪いをかけた人のせいである
と気づかれたことが
苦しみから解放されていくきっかけになっています

『大人なのにいい加減で無責任!』
と思うかもしれませんが
いざ自分が大人になってみると
『年齢を重ねた割にいい加減な生き方しいる』
と自分の未熟さに悩むようになるものです

今はまだ苦しい状況のようですが
『憎しみ』や『過去』に囚われず
これからの自分をより善く変えていけるよう
『未来』を志向して生きていってほしいですね

今回はここまで
ではまた!

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St.M
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