あなたは誰ですか...
皆さんいかがお過ごしでしょうか。心理＆エネルギー系セラピストのオリオンです。
さて…
「あなたは誰ですか？」と聞かれたら、あなたは何と答えますか？
僕は、私は…「○○○○」です。と名前や職業なども言うかも知れませんね。
でも、少し考えてみてください。名前や職業って、変わることがありますよね？
女性なら結婚を機に姓が変わるかも知れないし、職業なら尚更変わることも多いものです。
男なら名前は変わらないんじゃないの？って思うかも知れないけど、男だって養子に入れば名前が変わることもあります。そもそも、名前など身体についてる属性に過ぎないわけだし…
じゃ～私は主婦です。父親です。母親です。としましょう。
でも、離婚したり子供がいなくなれば、これも違ってきます。
それなら、「え～い」私は日本人です。にしちゃいましょうか？
これならそうそう変わらないでしょ？
って、自分自身のことなのに、その他大勢の「私は日本人」しか残らないのだろうか？(笑)
ん～～～…
いったい「あなたは誰ですか？」
ま～こんな感じで、自分に関する自己概念が誤解であることがわかります。
つまり、自分だと思っていた自分は「自分じゃない」ことがわかるものです。
じゃ～今度こそ「あなたは誰ですか？」
さて、この質問に答えられる方はいらっしゃいます？
話しは少し変わるのですが…
僕たちの潜在意識下には、本当に数えきれない程の別の人格がいます。自分という名の他人、他人という名の自分…って感じでしょうか？！心理学ではペルソナ（仮面）などと言われていますね。
ではもし、この人格のそれぞれが、独自の目標と独自の思考体系を持っていると言ったら驚きませんか？
さらに言えば、それぞれの人格が、それぞれ別々の方向に向かって何かを求めていると言ったらどうでしょうか？
例えば、あなたは「幸せになりた～い」と思っているのに、別々の人格は「不幸になりた～い」とか「貧乏が好き～」「病気になりた～い」「幸せになっちゃダメ～」とか考えているんですよ。
これって恐ろしくないですか？
どうしてこんなことになっているのでしょうか？
生まれてからこれまでの「何らかの刷り込み」もあるでしょうが、過去世から引き継いでいるもの、親や先祖代々から引き継いでいるものも関係していると言われているようです。
しかも、このことに自分自身はなかなか気づけません。
僕たちは顕在意識（表面意識）で考え動いているようで、実際は潜在意識下の人格に大きく左右され生きているのですから。
じゃ～自分とは何なんでしょ？
自分は何処に在るのでしょ？
自分などそもそも存在していないのでしょうか？
自分は潜在意識下の人格に邪魔されて、幸せになれないのでしょうか？
ここで少し考えてみてください。
おそらく、これまであまり上手くいかなかった人生を過ごしてきた方なら軌道修正が必要です。
上手くいかなかった過去の自分の生き方にしがみついていても、何も変わらないのです。
しがみついていると安心するかも知れませんが、しがみついている限り「豊かな人生」は訪れません。
とにかく、自身の古い情報を解放し、自身の新しい情報をインストールしなければなりません。
まず、自分の内側には、それぞれ別々の人格が存在していて、それぞれが別々の方向へ向かっていることに気づいてください。
皆さんだって、職場での顔、学校での顔、家族に見せる顔、友人に見せる顔、異性に見せる顔、一人でいる時の顔…と普段から違ったりしませんか？
誰にでも同じ顔を見せている！と感じていたとしても微妙に違ったりするものです。
気づけるだけでもこんなに複数の顔がありますね。
ですから、潜在意識下の別々の人格といったら、そりゃ～誰が誰なんだかみたいな状態なのかも(笑)
いや～笑い事ではありませんよ。
まず、あんな自分、こんな自分、知らない自分が多数存在していることを知りましょう。
そして、それぞれが別々の方向へ向かっていることを知りましょう。
さて…
思い通りの人生を歩むには、別々の方向へ向かっている自分をどう統率していけるかが「鍵」ですよね？！
ちょっと信じ難いかも知れませんが、僕たちの人生は全てが選択です。
このことは理解できますよね？
だけど、『自分の思考や観念、感情さえも自分が選択していて、自分が何を体験、経験するかを選択しているのです』
何を言いたいのかと言えば、選択によって変える責任は、全て自分自身にあるのだと気づくことなのです。
そう言われても、『自分の思考や観念、感情さえも自分が選択していて、自分が何を体験、経験するかを選択しているのです』
ってどうよ？
難しくない？
でもでも…
ゆっくりじっくり言葉の意味を何度も何度も考えてみてください。
徐々に…
「あ～なるほど～」
って思えるようになりますから。 本当です。
そうなれば「しめたもの」です。
人間とは本当に不思議な生き物ですね。
今回も読んでくださりありがとうございました。
オリオン