娘から卒業の日まで 第10話
第10話 大丈夫、あなたなら大丈夫!そう心から強く信じられるから、大丈夫!
マミ~ (ごろごろ♡ ごろごろ♡ )
この娘の猫なで声ほど怖いものはない(汗)
おねだりをする時か、なにか困っている時だ。
寛いでいる私のそばにやってきた大学院2年のリケジョ(長女)
「どうしたの?」
『もうさー、就活ツラ!』
(あ~ まだ決まらないのね・・就活)
私は、娘のことには娘に任せているけど、弱っている時にはお話を聞くようにしている。
「就活は、そう簡単には決まらないでしょう?別にさ、今決まらなくても、秋に決まる人だっているし・・
いい機会よ。自分を見つめなおす。
本当にこの仕事がしたいのか?
この分野にいきたいのか?
自分はどんな人間なのか?
どんな自分になりたいのか?
就活は、自分を深堀する絶好なチャンスじゃない!」
『え~ 秋まで頑張れないよ(涙)
ねえ、マミ~、もうずっ~~~と、
ずっ~~~と、養って♡♡♡』
猫のように、すりすりと甘えてくるリケジョ。
「え~ 無理ですから~ 私の方が養ってほしいよ!!!」
『いやいや、可愛い娘が傍にいるのって嬉しいでしょ!』
「いやいや、うち就職先じゃないんで・・・」
『そんな、そんな。いや、御社が第一志望なんです!!!』
「あ~すみませんね~。弊社は募集してませんので(笑)」
押し問答のふたり(笑)
「ねえ、知ってる?60代になると、仕事もなくなってしまって、働きたくても働けなかったり、働けても時給低かったりするのよ。貴方はまだ20代でしょ?これからじゃない!!!」
『・・・・』
「だから、ママを養って♡♡♡」
我が家での就活は難しいと感じたリケジョ。トボトボと自分の部屋に行く娘の背中を見ながら、
「大丈夫!貴方なら絶対大丈夫!」
強くそう信じているから。
希望の会社と縁あるよ!
娘のプレッシャーにならないように、
心で強く思うのでした。
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