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アラベスク第1番(夜を癒されて)

お香を炊きながらアラベスク第1番をピアノで聴く
最上級の癒しに溶けていく

身体に羽根を付け自由に飛べる蝶の様に
溶けていく蝋の真ん中で揺らぐ炎の様に

想像してみると身体は燃え尽き
胸の奥でゆらゆらと魂だけが輝いている

お昼間の風は強かった
海の上をヒューヒュー足早に風が渡っていく
あの風に乗ろう
慌てて蝶に成り羽根を広げてみる
風に乗ると何処までも高く何処までも遠く

ピアノの音が高音に成るに連れ癒されていく
部屋の空間がどんどん広がって軽やかな風が吹く
何処までも自由で何処までも飛べる様な気持ちになる
クラシックな夜に癒されてイマジナリーな世界へ



風が描く白波


追記

風が強くて白波が立つ
この海を渡って仕事へ向かう
久し振りの海の景色
沖縄の古宇利島を思い出す

夜は久し振りにクラシックを聴く
アラベスク第1番は癒される
身体が溶けていく
こんな夜は癒される



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