金澤剛史

金澤剛史

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色の好みは世代で変わる?

好みの色、ありますか?広報紙を担当していた時代 紙面を作成していた部下から声をかけられました 「このデザイン、見ていただけますか?」 レイアウトが良く読みやすいし、適度なあしらいがセンスの良さを物語っています ただ一点気になったのは色使い 高齢者向けの記事ですが、やけにガーリーなパステルカラーが目につきます。 「なぜこの色にしたの?」 「あ、私の好みの色なんです✨」 「・・・」 こういうシーン、割と多いと思います っていうか、配色を学ぶまでは僕自身がそうでした 色を決める

    • 流行色くすみカラーを使いこなそう

      くすみカラーって?くすみカラーとは、彩度が低くグレイッシュな色合いを指します。 2018年ごろから流行し、今なお人気のカラーです。 実際、街中の店舗でもくすみカラーをよく見かけます。 ファッションだけでなく、店舗の色彩や雑貨小物、そしてサンリオのキャラクターもくすみカラーで展開されており、その人気はとどまるところを知りません。 このくすみカラー、トーンマップでいうと、ライトグレイッシュトーン、ソフトトーン、グレイッシュトーン、ダルトーンの4つに当たります。 特によく見かける

      • ワードやパワポでデフォルトの色を選んでいるあなたへ

        皆さん、こんにちは、こんばんは ワードやパワポ、イラレで色を選ぶとき、皆さんはどう選んでいますか? 「標準の色」から選択しているよってあなた。。。ちょっとストップ! 今まで、配色テクニックをショート動画で解説してきましたが、 「もっと詳しく知りたい!」という声をあちこちでいただきましたので、 多少の経験と知識、そして通っているデザイン学校の教えをギュギュっと絞って・・・最低限これだけ身につければOK!というポイントを3つまで絞りました え?たった3つ?と思われるかもですが

        • 企画に深みが出る!~作っていますか?コンセプト~

          『イベントを開催しても人が集まらないんです』先日、市町村アカデミーで「デザイン思考で企画するスポーツイベント」というテーマでお話しさせていただいた際、最も多かったのが冒頭の質問。 聴講者は平均年齢が20代後半。配属されて1~2年目の方がほとんどでした。 「イベントの企画ってどう立てられていますか?」って聞くと 「ずっと続いているので・・・」 「上司からやってって言われて何となく・・・」 「議会で要望されたから・・・」などなど・・・ おそらくどこの自治体にもあてはまる共通の

          WEBデザインを学んでみた話

          今、プライベートで関わっている団体のHPを立ち上げたい!と思って、WEBデザインについて学んでいます。 とはいえコーディングとかではなくWEBデザインのほう。 HP立ち上げってコーディングの知識が必須と思っていましたが、簡単なページであれば、必ずしもそうではないのですね・・・ そんな折、ふとしたことがきっかけで、とあるオンラインデザインの学校に通う事となりました。 単なるWEBデザインの知識を習得する場でなく、ちゃんとデザイン(色やフォント、レイアウトなど)について実践ベー

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          これから「手軽に」色の知識を身につけたいと思う人に

          令和5年7月10日に、カラーコーディネーターアドバンスクラス試験を受験し、合格しました。 これで、色彩検定1~3級とUC(ユニバーサルカラー)級、カラーコーディネーターアドバンスクラスを合格したので、色の知識はほぼ身についたと思っています。まぁ、これはワナなんですが・・・これについては後でお話しします。 ※この先のお話は、あくまで個人的な見解ですのでご承知おきください 「色の知識を身につけたい!しかも手軽に・・・」と本格的に思ったのは、4年過ごしたシティプロモーション課から

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          デザイン力を上げたくて40過ぎでデザイン学校に通ってみた話

          デザイン地獄にハマったシティプロモーション課時代 きっかけは2014年11月開催の市合併5周年記念イベント。 僕は、新設されたシティプロモーション課で、イベント企画を担当していました。 その時に思いついたのが「スイーツフェスタ」。 市内のお菓子屋さんを一同に会したイベントは面白いのでは?と、考えて実行に移しました。 一人担当だったので、市内全てのお菓子屋さんを自らの足で行脚し、もちろん購入して試食した上で交渉という、財布には優しくないけど幸せなひと時を過ごしていました。 「

          デザイン力を上げたくて40過ぎでデザイン学校に通ってみた話