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communi8
牧野富太郎植物記は面白い
図書室担当なので、開館するとき、生徒と一緒に本を読んでいる。
朝ドラで注目された牧野富太郎の本があり手に取った。
散歩のとき、見かける草のスケッチやエピソードが満載。博学であるのが伝わってきた。
私の好きな詩人に、まど・みちおさんがいるが、まどさんも下に引用した言葉と同じようなことを言っていたのを覚えている。
大切に読みたい本だ。
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わたしの一生は、お金にめぐまれず、貧乏続きで、食べるものにも困ったほどつらい目にもあいましたが、私は少しもみじめな気持ちや、寂しい気持ちになったことはありませんでした。わたしは大自然という母のふところにいだかれ、植物というなかよしの友だちがいたからです。