貝掛温泉@新潟県 湯沢町
11月最後の土曜日のことです。
上越新幹線の長いトンネルを抜けると、越後湯沢は本当に雪国でした。
私にとって、今シーズン初の雪です。
天気予報では雪マークがついていたけど、ちょっと感動。
ここからレンタカーで移動します。
ランチは、”新潟の名物で”ということで、南魚沼の蕎麦屋へ向かいます。
中野屋です。蕎麦は、もちろん「へぎそば」。
へぎそばは、そばに海藻の「ふのり」が入って、つるっとして力強い食感が特徴の蕎麦なのです。
ずいぶん前の話ですが、吉祥寺にあった「へぎそば」の店が気に入っていました。けれど、いつの間にかなくなっていて、久しぶりに食べたかったのです。
蕎麦だけでなく、サクサクのまいたけ天ぷらも美味しかった😊
そして山菜のきんぴらなど、ちょっとしたものも。
蕎麦屋近くの道の駅に行きます。
道の駅「南魚沼」です。
さすが、南魚沼の道の駅だけあって、お米とお米関連商品が充実しています。楽しかったのは、おにぎりの種類が豊富なこと!
「塩にぎりの銘柄食べ比べ3個セット」とか、地元高校生とのコラボ商品の「デカおにぎり」とか・・・
高校生が好きな具しか入っていない(3種類)でっかいおにぎりなのです。
梅干しとかそういう渋い具ではなくて、3種類のモリモリ系ね!
しっかりと楽しんだら、次の道の駅へ移動します。
少しずつ標高が高くなり、雪の降り方が変わり、積もっている量も増えてきました。
それもそのはず、まわりはスキー場なのです。
でも、スキー場はオープン前で、リフトは動いていないし、誰もいません。この雪は早かったのかも。
道の駅「みつまた」に到着しました。
ここの道の駅には建物内に足湯がありました。他のお客さんがいたので、写真を撮り損ねましたが、大きな窓から雪景色を眺めながら足湯に入れるなんていいですねぇ
道の駅の敷地で、柴犬くんの散歩をされていた地元の方にお話しを聞くことができました。
この雪は、前日夜から降り始めたそうです。その前はまったく雪がなくて、突然冬になった感じのようだったそうです。
そんな話をしていたら、柴犬くんは、とても人懐っこくて、クンクンしてきます。ほんのちょっぴり遊んでくれました😊
そろそろチェックイン時間となり、早めに宿へ行くことにしました。
温泉にたっぷり浸かりたいですもの。
初めての貝掛温泉です。ここは、隣の宿との距離がある1軒宿です。
「日本秘湯を守る会」の宿です。奥の提灯の文字がわかるでしょうか。
ロビーには、古いもの、木や、紙の素材のものが多くて、柱や梁も太く大きくて立派です。手前の藁は、積まれた米俵の上に乗せています。日本の田舎を感じさせます。
貝掛温泉の効能は、珍しく「目に効く」のだそうです。柔らかな、ぬるめの湯でした。
そして、ラジウム温泉です。
源泉の温度が低いようなのです。37℃なので、長湯できるのが特徴とのことです。普段、長湯タイプではないので、それほど長湯できなかったのが残念。
でも、温泉でしっかり目を洗いました。目を洗う、というより顔を洗っているような感じでしたけど。
とはいえ、ドライアイが和らいだ気がしました。
もう少し温度を上げたお風呂もあります。そして、露天風呂も素晴らしい✨
周りに他の宿もなく、川沿いの場所にあるので開放的です。
早起きして朝風呂のあと、少しだけ外に出てみました。
ピリッとする冷気に包まれて、徐々に明けていく空が美しい。
そして、お楽しみの朝ご飯です。
地元産のコシヒカリのご飯が美味しいすぎる✨
もちろん、前の晩ごはんでもしっかりコシヒカリのご飯を食べているのですけど、何度食べても感動します。
名残惜しいけれど、チェックアウトの時間になりました。
今日は気持ちの良い晴れ、ですね。
本気の冬だともっと雪が深くて、気軽ではないかもしれないけど、今回は絶妙なタイミングと雪の量なので、自力で来られました。
(でも、無理せずとも宿の近所のバス停までの送迎をしてくれるそうです!)
屋根から落ちる雪の音が、びっくりするほど大きくて振動するほどだと知ることもできました。
貝掛温泉、すごく気に入りました。
山の雪の宿で、どこにも出かけずゆっくりして、目の湯治してみたいなぁ…