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感情をコントロールする方法
こんにちは、ハイネです。
今日は感情についてを話そうと思います。
タイトルにある通り、感情というのはなかなか厄介で、感情がグチャグチャになると行動できなくなります。
どの方向へ向かえば良いかわからなくなるからですね。
特に人の感情を受けやすい繊細さんであればなおのこと。
とはいえ、人間は感情がある動物で、感情があるから頑張ることもできるし、喜ぶこともできる。楽しむこともできるし、人生に彩りをもたらしてくれるものでもあります。
なので、良い部分もたくさんあるのです。
ただ、その扱い方がわからない。
なので、みんな困るわけですね。
今回はそんな感情について深く掘り下げていこうと思います。
感情の特徴
まず感情についてそこから掘り下げていきたいと思います。
感情とは嵐です。
嵐はまず空が曇りだし、だんだん風がなびきだし、やってきたらたくさんの風や雨がブワーッとやってきて、数日経つと澄んだ空になっている、アレです。
感情というのは、湧き上がっても永遠には続かないという特性を持っています。
ずーっと怒っている人、見たことがないですよね?少し経てば冷静に戻ります。嵐なのです。
これがわかっている人は、怒っている時は距離をおき、嵐が過ぎ去ったらまた近づくなんてことを日常的にしています。
次に、感情は麻薬でもあります。
麻薬、つまり中毒性があるということですね。
怒ってばかりいる人は、怒りっぽくなるんですね。まるで瞬間湯沸かし器のように怒る人がいますが、その方はもう怒ることが麻薬状態になっているのです。
また、すぐ泣いたり絶望したりする人もそうですね。
その方は泣くことや絶望することが中毒状態になっているので、自分では気づかないのです。
そして、自分ではそれが自分が天性由来の特性だと思っていたりします。
違います。中毒状態になっているだけです。生まれた時からそんな特性を持っている赤ちゃんはいませんからね。
そして次に、感情は伝染します。
人の感情はウィルスのように伝染するのです。
例えば、誰かが怒っていたとします。すると、それを見ている人はなんだかイライラしてきて怒り出したりします。
感情は伝染するのです。
この特性を特に利用しているのは誰か知っていますか?
そう、メディアです。
この特性を使って、怒りの矛先をどこかへ向けて、国民の感情を伝染させているのです。
なので、メディアを見ている人は気をつけなければいけないのが、テレビやニュースで報道されている情報は、事実をありのまま撮影されているのではないということ。
感情を動かすために報道されている要素が含まれていることを覚えておいてください。
そうしないと、メディアの内容とコメンテーターから、たちまち感情が嵐のようにわき、嵐が通り過ぎる前に、家族へ、友人へ、職場の人間へと伝染し、さらにはSNSでも伝染していきます。
実際、SNSではこれが起きているので、カオス状態になっていますよね。
誰かが誰かを叩き、またそこで誰かを叩いたりして。
こうして感情が伝染していく特性を覚えておいてください。
余談ですが、メディアが負の感情を伝染させるためにネガティブに歪ませて報道している例を一点あげますね。
よく何か事件が起きると、その人の犯行の背景を調べるために、自宅近辺の人にインタビューをするシーンがありますよね。
「●容疑者を知る近所の方にインタビューをしたいと思います」
といって始まるアレです。
「●容疑者はどんな人間だったんでしょうか?」
すると首から下しか見えない、近所の人という本当かわからない人が回答します。
「んー、あまり家からでずにすれ違っても挨拶もないもの静かな人って印象でしたよ」
こんな回答が返ってきたり。
これだけ切り取ってみると、なんか陰湿で犯行をいかにもしそうなやつだなと思ったりしませんか?
でもよく考えてください。
知らない人に毎回挨拶する人って今の時代、いますか?というか、インタビューされているあなたもしてないでしょ?
そういうことなのです。
インタビューされた人が毎回誰にでも挨拶をする人という前提上件があるのなら、この論理が通るのですが、その方が自分から挨拶をしないのに相手には挨拶を要求するのっておかしいですよね?
そう、これが負の感情をかきたてる報道です。
地方の田舎であれば、お互いこんにちはをするのはあったとしても、東京でそれをやっている人はむしろ相当レアです。
だって同じマンションでそんなことをしている人を見たことがありませんよ。
でも私たちはあの報道を信じてしまう。
感情は伝染すると理解しているメディアはこうして画面の向こう側にいる私たちをコントロールしようとしてきます。
余談に余談ですが、なぜメディアがこんなことをするかもお話ししましょう。
それは、アクセスが集まるからです。
注目が集まるんですよ。
注目が集まるということは、メディアとしての存在意義(見ている人がいるからうちは視聴者から求められているんだよというもの)と、広告費が入る(つまり儲かる)のです。
なので、負の感情が伝染する報道をバンバン流しますし、そういうネタを探しています。
芸能人の不倫など本当にどうでも良いニュースを流す背景はそういった理由があるからなんですね。
…とまぁ脱線に脱線をしたので、話を戻します。
感情は伝染する特性を持っているということです。
感情をコントロールする方法
では、ここから感情をコントールする話になるわけですが…
ここまでの話を聞いて感情の特性を理解したとしても、やっぱり嫌なことをされれば嵐はやってきますし、完全に止めることは難しいと思うのではないでしょうか?
そうです。なかなか難しい。
でも、完全に止めることはできなくてもコントールする方法はあります。
それは、一度深呼吸をして、自分が感じている感情を理解してみるということです。(メタ認知ともいいます)
例えば、嫌なことをされてムカムカしたとしますよね。
そうしたら一度深呼吸をまずします。スーハースーハーと深呼吸をしていると、だんだんとやってくる嵐の存在を認識することができます。
「ああ、今私はこういうことをされてムカムカしたんだな」
こうして自分の感情を認識できると、自然と落ち着いてきます。嵐が止むまでジッと待つことができます。
多くの人は感情が嵐のようにわくと、その感情に身を委ねてしまうので、自分も嵐になって行動してしまいます。
なので、嵐に乗らず、嵐がくるぞ!と認識したら過ぎ去るのを待つのです。すると、ムカムカすることがなくなります。
実際やってみてください。お坊さんのような何十年も訓練をした悟りとはいかないにしても、感情がグラグラと揺さぶられて感情的な人間にはならなくなります。
私もそれでほとんど怒ることはなくなりましたし、情緒不安定のように上下することもなくなりました。(私をしる周りの人たちは私が激昂したシーンは一度も見たことがないはずです)
なので、やってみてください。
また、一つポイントもお伝えします。
どうしてもこの感情は嵐に飲み込まれそう、となった場合は、感情を無理に留めようとせず、認識だけして、一度ストックしておいてください。
そして、別の機会でそのストックした感情を出しましょう。これを感情デトックスと言います。
例えば、映画を見るとか、カラオケにいって思い切り歌うとか、ライブにいくとか、運動をするとかですね。
これらは溜まった感情をデトックスする効果があります。
結構、ナチュラルにやっている人はいますよね。はい、あれが感情デトックスです。
一度深呼吸をして感情理解と感情デトックスの両方の方法を使って感情をコントロールしてみてください。
感情に振り回されなくなりますよ。
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