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アディクションヘルパー

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前作「アディクション」のスピンオフです。クリニック「卒業」後、失業中の私が介護職の職業訓練を受講し、その時の私の介護に関する捉え方などを描いております。
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記事一覧

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート完結)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート完結)

人生全て「運」。それが面白い

〈「私に触れてほしかった」〉

さて、試験も終わりいよいよ修了の日を控え、その前に予てから準備をしていた「レクリエーション」を開催する日となっておりました。

このレクリエーションにおいては、上山校長と三島先生と藤原先生が認知症の利用者役として参加するという、なかなか迷彩の利いたシチュエーションにもなっていて、この方々に対峙し、どう楽しんで貰えるかというのも課題とな

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート14)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート14)

人生全て「運」。「自責」などこの世の中には存在しない。何においても自分のせいでも誰のせいでもない。

〈「実技試験」〉

今になって思えば、追試を何度も受けておいた方がよかったと思っています。

現在の私は、車椅子などの器具の扱いとか動かし方がどうしても体得できないことに苦しんでおります。

さて、ここ「魁進ケアスクール」では修了のための実技試験と学科試験がいよいよ始まり、実技試験は2日に分かれて

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート13)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート13)

人生全て「運」。だから「運命ゲーム」を楽しめばいい。

〈「試験対策:実技編」〉

脱健着患

「爽健美茶がどうした?」

「あにやん、「健」しか合ってませんよ。なんか惜しい気もしますが。」

「もう、これややこしいのよ。健と患とどっちか先かわけわからないわ。」

「だから、脱患着健だろ?」

「あにやん、逆です。」

「着健脱患か?」

「そっちの逆ではありません。」

「ちょっとあんたたち!黙

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート12)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート12)

人生全て「運」。だから誰も大して変わりません。

〈「レクレーション」〉

「たかが、されど」というレベルではなく、利用者様のQOLの向上、保持に資するものとしてレクレーションは必須であると言ってよいと思います。

今般の職業訓練においても、グループワークの1つの課題として、レクレーションの計画、実施を行うプログラムがありました。

このプログラムの私のグループメンバーには、ケンちゃんこと笘篠(と

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート11)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート11)

人生全て「運」。幸運も本当に幸運なのかわからない。

〈「自己肯定感」〉

職業訓練も後半戦あたりに差し掛かってきております。

休み時間に石毛さんが、アルフォートを配りながら飛んできて、

「西岡さん、仕事決まったの?」

「あ、はい。地元の事業所から内定いただきました。」

「よかったじゃない!西岡さんならきっと利用者さんとかに頼られるわよ。」

「いや、そんなw」

「お、それはおめでとうご

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート10)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート10)

人生全て「運」。ただただ生きてるだけでもいい。何もしなければ、何もしないなりの「運」がある。このままやり過ごすのも、何かやらればと思うのも全て「運」である。

<「不器用」>

従来より申し上げている通り、私は「手先が不器用」です。

鶴は折れないし、野菜の皮むきも調理師のくせに下手だし、ゲームのシューティング系もダメ、ギターを覚えようとしてもFのコードがまるでダメで挫折、ビリヤードのブリッジが出

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート9)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート9)

人生全て「運」。人間万事塞翁が馬

<「問題集」>

職業訓練の期間は約2か月で、その半分が経過したころ、受講生の皆さんとも色々なコミュニケーションが取れてきて、教室内でも会話が弾むような時期となっております。

石毛の師匠はみなさんにお菓子を配っては雑談して各席を回り、松沼の兄やんは私にくらいしか理解できない小ネタをブチこんで当初より多くの周囲の方々を固まらせ、田辺さんはスマホの待ち受け画面のお

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート8)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート8)

人生全て「運」。運が悪けりゃ死ぬだけさ

〈「校長面談」〉

ここ「魁進ケアスクール」に入校し、職業訓練開始してから約3週間が経過しました。

この日の午前中は、上山校長との面談があり、各人15分くらいの時間で校長室に順番に呼ばれて行い、待ち時間は教室で、これまでの受講内容の振り返りを藤原先生の進行のもと行っていました。

「振り返りっていうけど、面談が終わるまで、何か頭に入らないわね。」

「ま

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート7)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート7)

人生全て「運」。「出会い」と「気づき」から沢山のクジを引くと、沢山の「運」が転がってくる。

〈「グループワーク」〉

この職業訓練のプログラムでは、「グループワーク」ということで、介護職に関わる様々な事例を取り上げ、それをいくつかのグループに分けて、議論し、取りまとめて発表するというのがあります。

今回は、スクールの「目力姫」こと三島先生の受け持ちによる、グループワークということで、

「みな

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート6)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート6)

人生全て「運」。ほっておいても掴める運は、「自覚」と「環境」。言い換えると「気づき」と「出会い」

〈「事業所説明会」〉

我々は「職業訓練」を受講しているという位置づけです。(そりゃそうだ)

スクール側としても、受講生の就職先がどんどん決定されることが望ましいということになっております。

そこで、介護関係の事業所の採用担当者に来てもらい、業務説明と採用案内を実施するプログラムがこの訓練期間中

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート5)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート5)

人生全て「運」。優秀とは変態である

この物語は、私の誇張された実体験を基に妄想的に作られたフィクションですので、登場する人物、団体等は全て架空のものでございます。

<「シーツ交換」>

この物語において語る私の心境などについては、その時点で私が感じていたことをお伝えするものであり、日々様々な経験を重ねるにつれ、変化していくこともあるということをお断りしつつ、話を進めてまいります。

ここ「魁進

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート4)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート4)

人生全て「運」。実力も運のうち。

この物語は、私の誇張された実体験を基に妄想的に作られたフィクションですので、登場する人物、団体等は全て架空のものでございます。

〈第7話「清掃」〉

ここ「魁進ケアスクール」では、講義終了後毎日、受講生で校内の清掃をすることになっております。

教室、廊下、トイレを班に分けて、ローテーションして、研修期間中、全員が全ての箇所を清掃できるように上手く振り分けられ

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート3)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート3)

人生全て「運」。失敗をおそれるな、あやまれば済む。

この物語は、私の誇張された実体験を基に妄想的に作られたフィクションですので、登場する人物、団体等は全て架空のものでございます。

〈「訴求力」〉

三島先生の、見事な「あいさつ」についての講義が終わり、午後は「藤藤コンビ」の藤瀬先生から「介護職を取り巻く状況」についての講義がありました。

先程の三島先生はホワイトボードを用いて講義をしてました

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連続小説「アディクションヘルパー」(ノート2)

連続小説「アディクションヘルパー」(ノート2)

人生全て「運」。努力することも「努力できる運」。だから「運」しかない。

この物語は、私の誇張された実体験を基に妄想的に作られたフィクションですので、登場する人物、団体等は全て架空のものでございます。

<「入校式」>

私なりの「不安」を抱えた入校式となりました。入校するまでの手続きもソコソコめんどくさかったのですが、何とかこなしこの日を迎えております。

入校するまで「事前見学」とか「面接試験

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