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はじめての、その先へ #5 一年前の中玉トマト、まだ生きてます
石垣島では今年も11月18、19日に、秋のバラビドー園芸まつりが開催された。他の園芸店のフェアやギネス挑戦B BQ大会、お魚まつりなど数多くのイベントが開催された週末だったが、バラビドー園芸まつりの春と秋の開催は毎年の楽しみの一つだ。バラビドーという道を中心とした地区にある園芸屋さんが複数出店して、野菜、花、果樹の苗が幅広く販売される。冬も比較的暖かい石垣島では、台風の心配がない11月は園芸を始めるのに良い季節とされているのだ。
それなのに。今年は我が家の家庭菜園には新しい苗を植えてもいなければ、園芸まつりにも行かなかった。それというのも、大きな台風が少なかった夏を乗り越えた作物がまだ健在なのだ。
昨年秋には、中玉トマトとミニトマトの苗を買って植えつけた。1本だけの中玉トマトは、挿し芽によって5本に増え、脇芽摘みを若干怠ったことで果実の大きさがミニトマトに近くなりながらも、今年の春までたくさんの実をつけてくれた。例年同様、夏になると暑さで株が弱ってきたのだが、枯れたら抜こう、と放置していたところ、ついに一年間が過ぎてしまった。今年は台風や秋の長雨もそれほどなかったからか、昨年秋に植えたトマトも、春先に植え付けたピーマンも、夏を乗り越えて今に至り、最近は再び実をつけ始めた。
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一体いつまで実をつけ続けるのか、こうなったら最後まで抜かずに手入れして観察しようと考えている。というわけで、まだまだ今年の家庭菜園からは夏野菜が採れそうだ。