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天才じゃない僕らの戦い方

実は先日ある人から「谷さんは9年も会社を経営してきて、才能がないね」みたいなことを言われた。
まぁ、人にそれをぶつけるのもなかなかだなぁとは思っているが、なかなかの図星である。

当初は自分が「才能があって勢いもあって困っちゃうわ」くらいで思っていたが、ここにきて改めて自分は天才ではないのだなということに気がついてくる。

もちろん上を見れば上がいて、下を見れば下がいるからそもそも比べる必要があるかは別の議論にして、少なくとも天才ではない自分を認めることは重要なことだと思う。

僕が服作りの相談をお受けしている中で感じるのが「天才のやり方」を真似しようとする方が結構多いということだ、天才には天才の戦い方があるのだろうが少なくともそれを真似すると事故を起こしてしまうから注意が必要だと思う。

そして天才でないとわかっているからこそできる戦い方もあるのだと確信している。

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高専中退、芸能界で俳優、演出家、舞台脚本家として活動後オーストラリアでのワーキングホリデーを経て帰国後家業である縫製業の衰退に衝撃を受ける…

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