「自分の言葉で語りたい」人のための練習法
心理士12年目、自分の言葉で人生をもっとワクワクさせたい人を応援する言語化✖心理士のusagiです。
今日は、
「自分の言葉でもっと話せるようになりたい。でも、それって何からす始めればいいの?!」
という方に向けてをお話しします。
自分の言葉で話せる、語れる、発信できるようになるために、
まず、おすすめなのが、日常生活の中で浮かんでくる感情や思考をキャッチすること!
…はい?
いきなり、日常生活で浮かんでくる感情、思考をキャッチすると言われてましても…
もっと教えてくれない?って?
…気持ちわかります。笑
今日は、ちゃんと一緒に練習できる題材を用意しているので、よければ一つお付き合いください。
この練習を終えた時、きっとあなたは自分の浮かんできた言葉をどう言葉にすればいいか?のヒントを知ることができます。
1.自分の言葉で語る練習課題
以下の文章を読んで、みてください。
↓↓↓
最近、長男が深海魚に突如はまりまして。一緒に図鑑を読んでいるんですが、その中に興味深いエビを見つけたんです。
その名も、”ドウケツエビ”。
ご存じの方いますか?
この透明のエビさん。
このドウケツエビ、ほぼ一生、同じ空間で過ごすんです。しかも、その空間は激狭(に見える)。
どういうことかというと、ドウケツエビは子供時代、カイロウドウケツという穴がたくさん開いたカイメンの中に入り、そこでドウケツエビと番になります。
そのままカイメンの中で番と共に、一緒に成長。
…そして、気づいたころには、入ってきた穴よりも自分の身体が大きくなっているため、一生、外に出られないんです。でもね、逆に、カイメンがあるから敵から身を守れるし、海面が集めたエサを食べられるので困らないと言われています。
……………
読み終えて、一番初めに言いたくなることは何ですか?
「え、そんなの、いやだな~」
「ラッキーじゃん!」
「何この話、つまんね」
「へー!そうなんだ!おもしろっ!」
など、パッと1~2つは浮かんだと思います。
2.自分の言葉で語るために必要な問い「なぜ?」
パッと浮かんできた言葉を自覚ことが、日常生活の中で浮かんでくる感情や思考をキャッチすることの第一歩。
さらに、その浮かんできた言葉に「なぜそう思ったんだろう?」と投げかけてみてください。
これが、思考の深堀りです。思考を深堀することで、自分の言葉に深さが出てきます。
例えば、
「いやだな~」と思ったとしたら、「なぜ、いやだな~」と思ったのか。
「ラッキーじゃん」と思ったのとしたら、「なぜ、ラッキーなのか?」。
この「なぜ?」に対する答えに良い悪い、完全な正解はありません。
でも、その答えには、自分の今までの経験や価値観が入っているんです。
そう、つまり、自分の価値観を含んだ言葉=”自分の言葉”なんです。
このような経験を積み重ねてアウトプットしていくことが自分の言葉で語る力を育ててくれます。
3.日常でちょっと心が動くことを見つけてみる
自分の言葉で語る力が育っていく過程はわかった。
でも、そのネタがない!と思う方もいると思います。
そんな方へヒントとしては…
”ちょっと心の動いた出来事”を思い出すことがおすすめです。
0が何も思わない、10が感動して涙が出そう!というスケールがあるとしたら、2~3くらい。
ネタ=非日常で、みんなが興味の持つこと、驚くこと
という風にとらえると、ネタってないんです。
まずは、私の息子との深海魚の図鑑の話のように、日常の中でも「え?」っと少し心が動いた瞬間を見つけてみる。
お友達とランチに行って、友達が話したことに「え!?そうなの!?」って驚いたこととか、モノ申したくなったけどやめたこととか、
日常の中で「これ、されるとムカつくんだよな~」「これ、どうでもいいんだけど、なんかうれしい」とか、
YouTube見てて、なんかこれ見ちゃうんだよな〜って動画があるとか。
ほんの少し心が動いたことを言葉にしてみて、「なぜ?」と問いかけてみる。
その作業を繰り返すことが、日常生活の中で浮かんでくる感情や思考をキャッチし、自分の言葉で語る力を育てる過程になります。
さらに、その日常から浮かんだ感情・思考を言葉にできるようになってくると、自分の発信したい分野やビジネスがある人は、そこに関連付けて考えるという癖をつけると、ビジネスでも自分の言葉で発信するということができるようになっていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
言語化で大切なのはアウトプットです。
記事を読んで感じたこと考えたことをぜひ自分のノートやnote、コメント欄を使ってアウトプットしてみてください。
きっと、思ってもみない自分の新たな考えに出会えるはず✨